えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

new car

2018-01-06 | 118d (F20)
なんと数えてみれば、14年ぶりであった。
納車に立ち会えば、ワインや奥様用にと美容クリームまでいただける。
そして、傷一つないボディは光り輝いており、シートはおろかハンドルまでもビニールに包まれていた。
これが「新車」なのだと、、感慨にふけった。
ショウルームレディからも慇懃な会釈のシャワーかと思えば、さらりとショウルームで見送られ、代わりに店長の見送りがあった。(笑)
この部分、上客でないと淡白なのは夜のお店と同じでしょう。

くだらない話はいいとして、乗り込めばオド15kmほど。
当然に「慣らし」を行うのは言うまでもない。
ディーゼルであるから2千回転くらいまででいけるのかと思えば、エコプロモードにしても1.2速は2300回転あたりまでで繋ぐ。
ではこれくらいを目安として、タイアの熱入れもあるので80キロ程度までの時速とする。
ランニングチェンジを受けたB47D20Aは、アイドリング時のカラカラ音が小さく、走り出せばより薄まるもの。
6発のようにディーゼルと分からないほどの音とは別物であるが、1.5~1.6Lあたりの気配を感じさせないものに較べると主張をしているようで頼もしい部分もあります。

エコプロでもダルくない程度に走れるというdは、まったくその通りでストレスを感じない。
多少のラグを感じなくもないが、慣らしであるのでかえって安心する。
低速からの再加速もお手の物で、肌理の細かさの片りんを感じながらの加速を続ける。
高回転域に色はないと知っていながらも、やはり通常域での使い勝手は群を抜くもの。
8速あるギアが最適なポジションを常に探している感じが、エンジンのキャパで稼ぐピレリとは大きな違いだろうか。
ピレリの立ち上がりが鋭すぎ、アクセルを戻すしぐさが板に付いていたのだ気が付いた。

さて、9か月ぶりに乗るF20のシートには驚かされる。
今までで最高のフィッティングと形容しただけあり、ずっと乗ってきた車のようにポジションが出て馴染むのであった。
これだけで嬉しくなるほどであり、電動の付いていないことなど忘れてしまおう。
ダコタレザー仕様であり、その皮は気持ち厚めである代わりに傷などにあまり気を遣わなくて良さそうである。
また、シートとペダル類の位置関係の適正さは驚くほどで、そこにあるべきところにあるのは素晴らしい。
いたずらにペダル類に装飾をしたりするのは、そのフィッティングに物足りなさを感じているからなのかもしれません。
E90のフットレスト装飾を考えもしなかったように、不満がないと弄らないのかもしれない。
この118dはすべてプラスチックのブラックカバーであるが、気にもならない。
脚を放り出したところに、それがある。それだけの事であるが、これがなにより待ち望んでいたものなのです。

バリアブルスポーツステアリングの付いていない118であるが、これはこれでいい。
付いていないからといって、ダルなわけではありません。
面白いのは、幹線道路で中速域のままコーナーに入ると、やはりワクワクするのはプロペラ印なのでしょう。
もちろんピレリの方が断然速く安定しているのはいうまでもない。
しかしスピードが遅くとも「ファン」があるのは、このメーカーの凄いところだと思うのです。
ハンドルを10度切るだけでVWとBMWが別物である事を改めて感じた。

F20型とはいえ、初期型に近い120Iと最終型に近い118dは似て非なる車両であった。
操作系は軽くなり、I driveをはじめとするインターフェイスの向上が目に見える。
タッチパネル式になっただけでなく、そのコマンドからの反応は凄まじい。まさに買ったばかりのiPhoneのよう。
液晶の絵や文字も微妙に見やすくキレイニ、ダイアルさえも、そのクリック感に高級感を持たせた。
ウィンカーの操作方法が変わってしまったことだけは残念。
私は、レバーが上下にずれた状態をつくらない今までの方式が好きでしたが、反対意見も多かったらしい。
先進的でよかったと思うのですが、、、
ワイパーレバーも太く大きくなり、回せるようになったのは便利かもしれません。

デフォルトで常時点灯しているデイライトは明るく、気恥ずかしいが安全性の向上に役立つのでしょう。
ウィンカーを出すと、そちら側が消灯するのは新しい車を感じます。
LCIが入った際に、散々けなした前後のデザインも、すっかり馴染んでいる自分がいます。
ちょっと寂しかったテールランプに、二本のチューブLEDが通ったのは、やはり綺麗です。

ドアやハッチを閉める音、室内の照明類、遮音性能、疲れのない剛性感、巡航時の振動や排気音
何をとっても新車を買ったのだと思い知らされた。
給油に寄った際、約3割減の燃料代に頬が緩む代わりに、給油ノズルが燃料臭い気がする。
輸入車のディーゼルが売れ出したとはいえ、国内需要の大方はトラックですから、ハイオクノズルよりも油臭いのはうなずける。
次回から、給油用の手袋を用意するとしましょう。

走行距離 178k 慣らしは続く
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