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映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

オウムを飼う決断の期限

2014年08月24日 | テレビ
先日NHKで放送されていた『所さん!事件ですよ』の録画をやっとこさ観ました

新聞の片隅の載っている小さいけれど見過ごせない謎の事件の数々。その意外な真相を浮き彫りにする。

56歳の女が結婚詐欺で逮捕されたとか、盆栽を不正輸出して書類送検されたとかの話題も面白かったですが、一番心に残ったのは、飼い主が大きなオウムを手放してNPO法人に預けるということが増えてきたという話題。

オウムを飼いはじめたのはいいものの、途中で手放すなんて飼い主の身勝手では…と予想して見てたものの、真相は想像とは違ったものでした。

番組で、オウムを手放した家を訪問。古びたアパートの部屋のインターフォンを押したものの誰も出てこない。電気メーターも止まっている。

同じアパートの住人によると「その部屋の人は去年亡くなりました」とのこと。

オウムを2羽飼っていた老人が入院することになって、隣の部屋の人に一旦オウムを預けたものの、亡くなる2日前にNPOに引き取ってもらうよう電話をしたということでした。

その他にも、認知症で世話ができなくなった方や、入院せざるを得ず仕方なく手放した方。
ほとんどの人が一人暮らしの年配の方でした。

どうしてこんなことが起きるのか、実はオウムは長寿なのです

オウムや大型インコの平均寿命は40年

中には50年生きるものもいるし、イギリスの元首相チャーチルの飼っていたオウムは100年生きたというから驚き。人間と変わらない

だから、子供が家を出てからオウムを飼いはじめた年配の人たちは、オウムの寿命まで生きるのが難しいのです。

手放した人は、みんな子供のようにオウムを可愛がっていたし、預けなければオウムの世話をする人がいないとわかっているので、泣く泣くオウムと別れているのです

そういえば、マンガ『野田と申します』の中で「30歳になったら決断しなければならない。オウムを飼うかどうかを」というエピソードがありました。
作者の方はご存じだったんですね。

ご老人がオウムを飼うときに、ペットショップの人は一言オウムの寿命のことを話すべきだと思うのですが、ちゃんと伝えているのでしょうか。
そこが気になりました。


コメント
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