映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

世界にひとつのプレイブック

2013年04月29日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパットは、仕事も家も失い、両親とともに実家暮らし。
いつか妻とよりを戻そうと奮闘していたある日、事故で夫を亡くして心に傷を抱えた女性ティファニーに出会う。
愛らしい容姿とは裏腹に、過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニーに振り回されるパットだったが…。




ウツなパットと過激なティファニーは最初は悪態をつくちぐはぐな関係でしたが、ダンスを始めることを機に少しず~つ距離を縮めていくところが良かったですね。
よくよく考えると、あのパットを立ち直らせる(正気に戻らせる?)ことができたのは、ティファニーだからこそ成し得たことだったんでしょうか。
彼女は奇抜でかなり強引なところがあるけれど、反面、さりげない優しさと思いやりを持っているところが魅力的でした。
パットが手紙で“おや…?”と気付いたことが、のちに活かされたシーンは心に残りますね。
そうそう、ダンスコンテストでは優勝を狙うのかと思いきや、そういう目標ではなかったところが意外でした。実際さほどうまくないし、素人だし…
だけど、結果にあれだけの喜びと大騒ぎする姿には、まるで優勝したかのようで笑ってしまいました



そういえば今作では久しぶりに、いいデ・ニーロを見られたことが嬉しかったです!
近年の出演作では重要な役柄であってもあまりパッとしたものがなく、なんか物足りなさを感じていたのです。
けれど、今回はパットの親父さんを味のある演技で魅せてくれました。
やっぱりこれだけの存在感があると違いますね。
ところで、いいデ・ニーロって…なに?



今回はこの作品でジェニファー・ローレンスがオスカーを獲得しました。
確かに彼女は役をチャーミングに演じていたし素晴らしかったです
でも、彼女がダントツに良かったか…というと、う~ん?という気も。
あくまでも個人的な意見ですが、私たちとしてはやっぱり今年は「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャスティンにあげたかったな…と思いました。
あの気迫と熱演は特別って感じがしたので、もっと評価されても良かったのでは…と思ったりして
でもジェニファー・ローレンスはこれからの活躍がさらに楽しみな女優さんです。
次はどんな役でどんな表情を見せてくれるのか、楽しみにしています


原題:Silver Linings Playbook
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:122分

監督 デビッド・O・ラッセル
製作 ドナ・ジグリオッティ ブルース・コーエン ジョナサン・ゴードン
製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーベイ・ワインスタイン ジョージ・パーラ ブラッドリー・クーパー
原作 マシュー・クイック
脚本 デビッド・O・ラッセル
撮影 マサノブ・タカヤナギ
美術 ジュディ・ベッカー
衣装 マーク・ブリッジス
編集 ジェイ・キャシディ クリスピン・ストラザース
音楽 ダニー・エルフマン

<キャスト>

ブラッドリー・クーパー
ジェニファー・ローレンス
ロバート・デ・ニーロ
クリス・タッカー
ジャッキー・ウィーバー
アヌパム・カー
シェー・ウィガム
ジュリア・スタイルズ
ジョン・オーティス
ポール・ハーマン

コメント
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