映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

ウッドストックがやってくる!

2011年06月23日 | 映画

<ストーリー> Yahoo!映画より抜粋

1969年夏、エリオット(ディミトリ・マーティン)はニューヨーク州ホワイトレイクの実家に戻る。
かんしゃく持ちの母(イメルダ・スタウントン)と父(ヘンリー・グッドマン)が経営するモーテルが火の車だったのだ。
借金返済に悩む彼はある日、ウッドストック・フェスティバルの開催許可が取り下げられたという記事を目にし…。









ウッドストック・フェスティバルといえば、浦沢直樹さんのマンガ「20世紀少年」のエピソードを思い出したけど、実際のその様子をこの作品を通して見てみると単なるコンサートなのではなく、大勢の人を動員させたお祭り騒ぎのようなものだったんですね。

小さな田舎町で催された、のちに伝説となる野外ロックフェスティバル。

…とは言っても、この作品はコンサートや演奏シーンなどは一切なく裏方のお話ということだったんだけど、実際のところはそれもちょっと違って、軸は主人公エリオットと両親の話でした。

前半の何もないの~んびりした町と後半の人であふれかえって混沌とした状況、何もかもがごちゃごちゃで、とても同じ場所とは思えないくらいの変化が起きていたけれど、このフェスティバルを誘致したことがきっかけとなって結果的にはエリオットの中でも大きな変化が…。

私たちはその時代については詳しくは知らないけれど、当時の雰囲気を存分に再現しているのであろうと思われるその映像とアン・リーの巧みな演出によって、心にじわ~と来るいいドラマを観た気分になりました。

主役を演じたディミトリ・マーティンは役にピッタリでしたけど、脇を固める方たちもいい味出していて良かったです。

ポール・ダノはいつものごとく期待を裏切らない役で嬉しかったし、いい意味で裏切られたのは両親のイメルダ・スタウントン(「ヴェラ・ドレイク」と同じ人とは思えない)にヘンリー・グッドマン(ごく普通のおじさんっぷりにビックリ…)にリーブ・シュライバー(いつもクマっぽいのに今回は…)、エミール・ハーシュ(やんちゃで何かはじけてる)で、私たちにとっては意外な役どころで興味深かったです。
そんな意味で「うわ!こんな役もするんだ!」というのがいろいろ見られて楽しかったな






監督:アン・リー
原作:エリオット・タイバー、トム・モンテ
脚本:ジェームズ・シェイマス
撮影:エリック・ゴーティエ
音楽:ダニー・エルフマン
編集:ティム・スクワイアズ
原題:Taking Woodstock
製作国:2009年アメリカ映画
上映時間:121分



<キャスト>

ディミトリ・マーティン
エミール・ハーシュ
イメルダ・スタウントン
ヘンリー・グッドマン
リーブ・シュライバー
ポール・ダノ
ケリ・ガーナー
ダン・フォグラー

コメント
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