映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

チラシ噺その12 千と千尋の神隠し

2010年12月05日 | 映画
アカデミー長編アニメ賞を受賞した『千と千尋の神隠し』
もはや日本人で知らない人はいないでしょう(たぶん)

  


前回にひきつづき、裏面の縦横の比率がおかしいことになっています。
下部の余白部分(映画館名のスタンプなどを押す部分)がスキャナーにどうしても認識されないんですね


この映画、宮崎駿監督の長編アニメーション作品としては初めてじゃないかと思うのですが、現代の日本が舞台になっています。

(それまでは架空の外国だとか、実在の外国だとか、昔の日本だとかはあったのだけど…)

私としては珍しいなぁと思ったんだけど、誰もそこに言及してないのは大したことではないからでしょう

ま、現代の日本とはいっても、物語はやはり架空の(?)世界の話なので宮崎駿らしいといえば、らしいのですが。


この映画からでしょうか?主人公の女の子と仲良く(?)なる男の子が美少年になりました。『ハウルの~』もそうだし。

私としては、『未来少年コナン』のコナンとか~、『風の谷のナウシカ』のアスベルとか~、『天空の城ラピュタ』のパズーとか~、のような少年ぽい風貌が好きだなぁ。

というか、それみんなおんなじ顔じゃん?というツッコミはなしね


この物語の魅力的なところは、やはり異形なもののキャラクターでしょうかね。
湯婆婆“ゆばーば”(←一瞬、湯湯婆“ゆたんぽ”に見える )の造形がすでに強烈です。

その子供の坊“ぼう”も、なぜか母親に負けないほど巨大だし。

釜爺もなんか味がありますね~。



挨拶もできない現代っ子の千尋が、そこで働くことにより人間的に成長していくのですが、挨拶ができなくても、小学生なんだからそんなもんじゃん?と思ってる私はあまいのでしょうか。

実際に、千尋はそこで働いているうちに、とても大人びていきます。たすきをあんなに素早く掛けられるなんて、大人でもあんまりいないんじゃなかろうか…と変な所に注目している私


タイトルの『神隠し』というのは、他人から見た状況のことをいうのでしょうか。
実際に千尋とその両親は、何日か行方不明になっていたということになっているのでしょうから。(両親にはその実感がないけど)
その後の展開が少~しだけ気になりますね。(もちろん映画では描く必要まったくないけど)


ところで、この映画を最初に観てびっくりしたのは、湯屋の風景

私(ビーちゃん)が日頃夢の中で見ている銭湯の風景とそっくりなのです。初めて見るのに、なぜか既視感が…

妙なエレベーターがあるところも似ていて、「わあ~私の夢の中の銭湯だ~」とひとりで感動しておりました。

そういうわけで(どーゆーわけ?)ノスタルジックな味わいのあるこの映画。
もう充分に観た!と思ってるけど、TVで放映されるたびにやっぱり観てしまうんでしょうね


コメント
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