王寺町畠田4丁目から、畠田3丁目への進入路です。
前方に、JR和歌山線の踏切が見えます。その向こうは、国道168号線に合流。
右手の生け垣アカメモチ、緑から赤への葉色の変化はあっという間。
妊婦健診・・新婦人の運動などで、全国的にも改善へ。
奈良県の状況を見る前に、
2008年4月1日現在で分かっている全国の状況は。
無料回数5回が、全自治体で実現した県として、
青森県(その内、14回実施が2町、7回実施が1町)
埼玉県・徳島県・沖縄県・東京都(23区中21区で14回無料)・
仙台市・大阪市(2回から7回へ無料化)などが、判明しています。
では奈良県は、どうなっているのでしょうか。
新日本婦人の会では、みなさんといっしょに、以下のような取り組みを、
してきました。
妊婦健診は月1回、8ヶ月を過ぎると2週間に1回、臨月には週1回と、
13回から14回が普通、健診のたびに5000円から1万円の自己負担で、10万円を超えます。
経済的に大きな負担になり、妊婦健診を減らす人や、受けない人が増えています。
しかし、 妊婦健診を未受診のままで周産期を迎えることは、妊婦自身にも生ま
れてくる子どもにもリスクが高く、異常分娩が約70%あったという調査や受診妊
婦よりも未熟児の出生割合が高いことなどが明らかになっていました。
1月、厚生労働省は通達で、妊婦健康診査の回数について14回の健診の公的負担
が望ましいとした上で、「財政厳しくても最低限5回程度の公費負担を実施する
ことが原則と考えられる」として、妊婦健診の充実のため5回受診できる地方交
付税措置を実施。
ところが、奈良県は平均1.72回(07年度、全国45位)にとどまっていました。
新日本婦人の会奈良県本部は妊娠中の女性や最近、出産した女性を対象にアンケ
ートを実施。
「妊婦健診費用は平均10万円、経済的負担が重い」との訴えや、「第2・3子では
毎月健診に行かない」などの回答があり、公的援助を望む声がたくさん寄せられ、
県に妊婦健診の無料化拡大を要望していました。
王寺町畠田3丁目にある、風呂川です。ウオーターフロント計画が流行した時に、河川改修されたようです。
右端に白色ハナミズキが、一本だけ目立っています。
奈良県下 全市町村妊婦健康診査の公費負担の実施状況
(2008年度4月1日現在)
市町村名 一般世帯対象 非課税世帯等対象
2008年 2007年 2006年 2008年 2007年 2006年
1)奈良市 5回 2回 1回 5回 3回 2回
2)大和高田市 3回 2回 1回 5回 3回 2回
3)大和郡山市 5回 2回 1回 5回 2回 2回
4)天理市 5回 3回 1回 5回 3回 2回
5)橿原市 5回 3回 1回 5回 3回 2回
6)桜井市 3回 1回 1回 4回 2回 2回
7)五条市 3回 2回 1回 5回 2回 1回
8)御所市 2回 1回 1回 5回 1回 1回
9)生駒市 5回 2回 1回 5回 3回 2回
10)香芝市 3回 1回 1回 3回 3回 2回
11)葛城市 5回 1回 1回 5回 2回 2回
12)宇陀市 3回 2回 2回 3回 2回 2回
13)山添村 5回 2回 2回 5回 2回 2回
14)平群町 3回 1回 1回 3回 1回 1回
15)三郷町 3回 1回 1回 5回 3回 3回
16)斑鳩町 5回 1回 1回 5回 2回 2回
17)安堵町 3回 1回 1回 4回 2回 2回
18)川西町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
19)三宅町 2回 1回 1回 2回 1回 1回
20)田原本町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
21)曽爾村 5回 1回 1回 5回 2回 2回
22)御杖村 5回 2回 1回 5回 3回 1回
23)高取町 2回 1回 1回 2回 1回 1回
24)明日香村 5回 5回 3回 5回 5回 3回
25)上牧町 2回 1回 1回 3回 2回 2回
26)王寺町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
27)広陵町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
28)河合町 2回 1回 1回 3回 2回 2回
29)吉野町 5回 1回 1回 5回 2回 1回
30)大淀町 5回 3回 1回 5回 3回 2回
31)下市町 2回 1回 1回 2回 1回 1回
32)黒滝村 5回 3回 1回 5回 3回 1回
33)天川村 5回 5回 1回 5回 5回 1回
34)野迫川村 2回 1回 1回 2回 1回 1回
35)十津川村 3回 1回 1回 5回 1回 1回
36)下北山村 5回 1回 1回 5回 1回 1回
37)上北山村 5回 5回 1回 5回 5回 1回
38)川上村 5回 1回 1回 5回 1回 1回
39)東吉野村 5回 1回 1回 5回 2回 2回
いかがでしょう。
子どもを大事にし、少子化対策を重視している行政区がどこで、
そして、「妊婦健診回数を増やして」という住民運動の取り組みが、
各議会・行政にきっちり反映されている行政はどこか、
健診回数の変化・増数からも、分かるのではないでしょうか。
しかし、まだまだ奈良県下の各行政の状況は、
あの悲惨な事件・問題が連続したという面から見て、
その教訓が生かされず、対応が遅れすぎているようです。
王寺町畠田3丁目への進入路です。
前方に畠下橋、その下を葛下川が流れ、そこを渡ると山の斜面に見える住宅地が。隣町の上牧町です。
前方に、JR和歌山線の踏切が見えます。その向こうは、国道168号線に合流。
右手の生け垣アカメモチ、緑から赤への葉色の変化はあっという間。
妊婦健診・・新婦人の運動などで、全国的にも改善へ。
奈良県の状況を見る前に、
2008年4月1日現在で分かっている全国の状況は。
無料回数5回が、全自治体で実現した県として、
青森県(その内、14回実施が2町、7回実施が1町)
埼玉県・徳島県・沖縄県・東京都(23区中21区で14回無料)・
仙台市・大阪市(2回から7回へ無料化)などが、判明しています。
では奈良県は、どうなっているのでしょうか。
新日本婦人の会では、みなさんといっしょに、以下のような取り組みを、
してきました。
妊婦健診は月1回、8ヶ月を過ぎると2週間に1回、臨月には週1回と、
13回から14回が普通、健診のたびに5000円から1万円の自己負担で、10万円を超えます。
経済的に大きな負担になり、妊婦健診を減らす人や、受けない人が増えています。
しかし、 妊婦健診を未受診のままで周産期を迎えることは、妊婦自身にも生ま
れてくる子どもにもリスクが高く、異常分娩が約70%あったという調査や受診妊
婦よりも未熟児の出生割合が高いことなどが明らかになっていました。
1月、厚生労働省は通達で、妊婦健康診査の回数について14回の健診の公的負担
が望ましいとした上で、「財政厳しくても最低限5回程度の公費負担を実施する
ことが原則と考えられる」として、妊婦健診の充実のため5回受診できる地方交
付税措置を実施。
ところが、奈良県は平均1.72回(07年度、全国45位)にとどまっていました。
新日本婦人の会奈良県本部は妊娠中の女性や最近、出産した女性を対象にアンケ
ートを実施。
「妊婦健診費用は平均10万円、経済的負担が重い」との訴えや、「第2・3子では
毎月健診に行かない」などの回答があり、公的援助を望む声がたくさん寄せられ、
県に妊婦健診の無料化拡大を要望していました。
王寺町畠田3丁目にある、風呂川です。ウオーターフロント計画が流行した時に、河川改修されたようです。
右端に白色ハナミズキが、一本だけ目立っています。
奈良県下 全市町村妊婦健康診査の公費負担の実施状況
(2008年度4月1日現在)
市町村名 一般世帯対象 非課税世帯等対象
2008年 2007年 2006年 2008年 2007年 2006年
1)奈良市 5回 2回 1回 5回 3回 2回
2)大和高田市 3回 2回 1回 5回 3回 2回
3)大和郡山市 5回 2回 1回 5回 2回 2回
4)天理市 5回 3回 1回 5回 3回 2回
5)橿原市 5回 3回 1回 5回 3回 2回
6)桜井市 3回 1回 1回 4回 2回 2回
7)五条市 3回 2回 1回 5回 2回 1回
8)御所市 2回 1回 1回 5回 1回 1回
9)生駒市 5回 2回 1回 5回 3回 2回
10)香芝市 3回 1回 1回 3回 3回 2回
11)葛城市 5回 1回 1回 5回 2回 2回
12)宇陀市 3回 2回 2回 3回 2回 2回
13)山添村 5回 2回 2回 5回 2回 2回
14)平群町 3回 1回 1回 3回 1回 1回
15)三郷町 3回 1回 1回 5回 3回 3回
16)斑鳩町 5回 1回 1回 5回 2回 2回
17)安堵町 3回 1回 1回 4回 2回 2回
18)川西町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
19)三宅町 2回 1回 1回 2回 1回 1回
20)田原本町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
21)曽爾村 5回 1回 1回 5回 2回 2回
22)御杖村 5回 2回 1回 5回 3回 1回
23)高取町 2回 1回 1回 2回 1回 1回
24)明日香村 5回 5回 3回 5回 5回 3回
25)上牧町 2回 1回 1回 3回 2回 2回
26)王寺町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
27)広陵町 3回 1回 1回 5回 2回 2回
28)河合町 2回 1回 1回 3回 2回 2回
29)吉野町 5回 1回 1回 5回 2回 1回
30)大淀町 5回 3回 1回 5回 3回 2回
31)下市町 2回 1回 1回 2回 1回 1回
32)黒滝村 5回 3回 1回 5回 3回 1回
33)天川村 5回 5回 1回 5回 5回 1回
34)野迫川村 2回 1回 1回 2回 1回 1回
35)十津川村 3回 1回 1回 5回 1回 1回
36)下北山村 5回 1回 1回 5回 1回 1回
37)上北山村 5回 5回 1回 5回 5回 1回
38)川上村 5回 1回 1回 5回 1回 1回
39)東吉野村 5回 1回 1回 5回 2回 2回
いかがでしょう。
子どもを大事にし、少子化対策を重視している行政区がどこで、
そして、「妊婦健診回数を増やして」という住民運動の取り組みが、
各議会・行政にきっちり反映されている行政はどこか、
健診回数の変化・増数からも、分かるのではないでしょうか。
しかし、まだまだ奈良県下の各行政の状況は、
あの悲惨な事件・問題が連続したという面から見て、
その教訓が生かされず、対応が遅れすぎているようです。
王寺町畠田3丁目への進入路です。
前方に畠下橋、その下を葛下川が流れ、そこを渡ると山の斜面に見える住宅地が。隣町の上牧町です。