こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

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NO2の調査結果が発表されています(パート2)

2010年01月05日 00時29分41秒 | お知らせ
自動車交通の多い王寺町本町1丁目交差点(王寺町役場前)と王寺3丁目出合橋は排気ガスの多い地点
 

王寺町はマスコミでも、アスベスト公害・被害を被っている町として、時々報道されています。

自動車交通が奈良県下でも多い地点で、また○○アスベスト工場が町内にあり、
大気汚染が住民の「いのちとくらし」に重大な影響を与えることになっています。

厚労省の「公害苦情件数」調査でも、奈良県は全国平均以下とはなっていますが、
2000年は全国34位、2005年は全国28位、2006年は全国24位と、公害苦情件数が増加しています。

新婦人王寺支部が取り組んでいる「自治体キャラバン・王寺町交渉」に向けてのアンケート調査でも、
会員さんの家族や隣近所の子どもさんで、喘息や気管支障害を訴えている方が多かったです。


自動車交通の多い国道25号線の沿線となっている、王寺町昭和橋と元町交差点付近は自動車排気ガスが
 

奈良県は大気汚染について、一般環境大気測定局11ヶ所と自動車排ガス局3ヶ所の計14局で常時監視。

その14局の常時監視体制の一つの地点として、王寺町も入っています。
しかし、その測定地点・場所は、自動車交通の多い地点からは奥まった場所で(王寺アリーナの東側)、
国道・県道などからは距離を置いた地点にあり、とても現況を正確に測定しているとはいえません。

そんな地点で常時観測しているにもかかわらず、NO2(二酸化窒素)調査では、
生駒市の0.029ppmに次いで多い、0.028ppmを測定し1時間当たりの最高値は、0.064ppmとなっています。

奈良県はこの測定結果について、
NO2(二酸化窒素)・SO2(二酸化硫黄)・CO(一酸化炭素)・SPM(浮遊粒子状物質)などは全て環境基準を達成、
としています(現行の環境基準は、日平均値 0.04~0.06ppmのゾーン内またはそれ以下)。

しかし、光化学オキシダントは測定した全局(8局)で環境基準未達成で、
光化学スモッグ広報発令回数が、予報8回・注意報1回であった事を報告しています。

王寺町役場玄関前に、「光化学スモッグ情報」発令告知案内板が設置されています。



JR王寺駅北側メインストリートと、県道椿井・王寺線の明治橋付近は、自動車排気ガスの多い地点
 

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