こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

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背丈レベルの街の表情(石垣のある街並みの風情)生かし・・私たちの願いー10

2008年01月07日 02時11分18秒 | 私たちの願い
上を向いて歩こうばかりでなく、ときには下を見て前を向いて、
そして背丈レベルの街の表情を、探ってみませんか。
王寺町は「和らぎの鐘が鳴る町」として、聖徳太子ゆかりの地。
歩いていると、あれっと思うような所に道標
日本最古の道、竹内街道太子道・法隆寺道・信貴山越えなどの古代の
道路網が。王寺町は大津道丹比道に関係しているようです。

 
 

この道標をたどると、あたりには立派な石垣が、家・屋敷のすそ模様のように
曲線を描いています。王寺町は海抜40~60m、西方の山側斜面から
なだらかに東側斜面にそって、葛下川と大和川にむかって
住居が建ち並んでいます。
傾斜地に住まいということで、石垣が。

 

その石垣の上には、板塀や生け垣や土の塀が見られ、歩いていて楽しい
ひと時を過ごせます。
石垣や板の塀・土壁が、道を縁取り、生け垣や瓦屋根がその辺一帯の
風景に、アクセントをつけてくれているようです。

  

道を行き来し、生活し、物思いにふける女は、いつの時代も街並みの表情を、
うかがいながらそして話しかけながら、通り過ぎていたのかも。
土地区画整理事業に再開発事業そして宅地開発事業。
王寺町も街並みの表情は、大きく変わってきています。
しかし、新しく建物や住空間を建設する時は、
いくつかの通りをつないで、最初に景観を統一する部分があると、
それが各戸の街並みづくりのベースになるのでは、と思います。

 

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