陶芸ブログ「ひとりごと」

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練り上げ陶器

2011-08-20 | Weblog
今日も、涼しく過ごせました。

昨日くみ上げたパーツを黒系の地に並べて埋め込んでみました。



この後、ふちをカットして、型に押し当てて成形していきます。

今回は、型とサイズがあっていなくて、縁の絵柄が切れてしまいました。
型制作に慣れていないのがバレバレですね。

失敗は成功の元。

模様を組んでいたのがひとつだけでしたので、失敗がひとつで済んでよかったと、気持ちを切り替えて。


画像の作品がそうなのですが、模様が裏に抜けないタイプの練り上げ作品は、薄くスライスしたパーツを素地に埋め込んで制作しています。

裏まで抜けるタイプとどちらが手間かといえば、こちらのほうが手間な気がします。

作る数にもよりますが、多い場合は抜けるタイプのほうが断然楽だと思います。

抜けないタイプは、柄を重ねるなどの作業が出来ることと、作品それぞれを、いろいろな配置で作れるところがメリット。

ただし、パーツを薄くスライスして、一枚ずつ貼り付けていくので、神経を使う作業が多いです。


練り上げは、やってみて本当に面白い技法だなと思っています。

この技法一本に絞る人の気持ちがよくわかります。

私はついつい、いろいろ手を出してしまうのですが、絞るならこれかなと思えるほど気に入っています。






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