陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

転写紙

2020-11-12 | 肺縦隔腫瘍


今日のお天気曇りと晴れ。
通販関連のことが落ち着いたと思ったらもう夕方・・・という状態のまちゃぷです。

製作販売について、制作時間と販売に使う時間のバランス感覚が未だにずれてるのを実感したりします。

minneにヘアゴムアップしました。

トップ画像はピンク釉薬に黒いラインの麻の葉模様。



こちらは、アイボリー系の素地がラインになっていて、黒い部分が上絵になっている麻の葉模様。



なまずくんヘアゴム。



黒菊のヘアゴム。



ピンク釉薬に白と金ラメ足跡模様のヘアゴム。

今回、黒単色のシルクスクリーン転写紙をオーダーしたものが出来上がり、初回の焼成が焼き上がりました。
上記作品の足跡以外のものがそうです。

デジタル転写紙では、濃い色の表現が苦手なため、グレーに焼き上がりますし、艶が出ませんので、後から加筆していました。

上絵転写紙の種類と特徴をちょっと解説。
マイナー過ぎるネタですけど(笑)

〇シルクスクリーン転写紙

文字通り、専門の業者さんにデータを送り、シルクスクリーンの原板を制作。
それを元にして上絵転写紙を刷って頂くもの。

刷って頂く枚数分の料金の他、原板の制作費、刷りの基本費用がかかるため、少数の注文には向かないです。

一色ごとに原板を作って頂くため、多色刷りになるほど高価。

細かなデザインは出来ませんが、上絵の具がそれなりの厚みになるため、単色のくっきりしたシンプルなデザインにはこれが良いです。

数年前に制作依頼した業者さんに今回も依頼しましたが、仕上がりが美しくなっていてとても嬉しいです。

〇デジタル転写紙

一枚から依頼出来ます。
その分、単価は高いですが、細かなラインや、カラーデータが出来ます。

淡い色合いは出来ますが、濃い色が苦手。

転写紙の伸びが少ないので、立体物には貼りにくい。
(自分の作品は丸っぽくカーブがきついものが多すぎると言うのもアリ)

焼成がとてもシビアで、長時間かけて丁寧に焼く必要があります。

私は上絵専用の自動焼成窯を持っていないため、手動対応しているせいか、結構失敗してます^^;

〇市販の転写紙

これは、ポーセラーツなどで使われる転写紙が市販されているものです。
商用利用可能なものは少なめ。

焼成も貼り付けも容易で、扱いやすいです!
トランプのスート柄や、紺色の麻の葉模様の作品などに使っています。


話はころっと変わって。
7年前に手術した、肺縦隔腫瘍のその後の検査(年一回)で東京に行ってきました。
結果は異常なし♪

右目のホルネル症候群と、右手の爪だけ早く伸びて脆い、右手がとても乾くなどの症状は変わらず。

基本的な健康状態は良いです。

もうそろそろ毎年のCT検査も終わりかなと思ったら、また来年とのことでした。




久しぶりに東京まで行くタイミングに、コレ!
テイクしかないでしょ。

というわけで、東京国立博物館に行ってきました。

人数制限付きの予約制でしたが、予約のチケットは売り切れの気配なく、割と直前でも簡単に取れる状態。
事前購入が必要なこと、2400円に料金が上がっていることや、予約した30分の範囲で入場する必要がある等、強く行きたいと思う人しか行かなくなる環境を作っていますね。

自分が見たかったのは、上記画像の狩野永徳筆「唐獅子図」。



そして、長谷川等伯筆「松林図屏風」

横の黄色い看板の上に止まっているカラスは、オブジェではなくホンモノです!

どちらもとても有名な作品ですが、いつか是非現物を見たいと思っていました。

会場全体がかなり空いていました。

本来なら人だかりの隙間からしか見ることが出来ないであろう作品を、広々ゆったりと眺めることが出来たのです!

幸せ~♪

同じチケットで見れる本館や東洋館などは、ほんとにガラガラでした。


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