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陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

お買い物

2009-12-03 | 陶芸・技法
今日は一日冷たい雨が降っていました。

散歩が出来なかったので、なんか物足りなさそうな顔をしていた犬も、ようやく寝付きました。

画像は、絵付け体験教室用に新たに買い揃えてみたものたちです。

今回、スタビロ鉛筆というものを購入してみました。
陶器に下絵を描ける鉛筆なんですね。

試してみると、濃くは出ませんがちゃんと使えて、これは便利な道具があるものだなあと感心。

普段は、いきなり絵の具でフリーハンドが多い私。
これは使ったことはなかったですが、初めてやる人には、こういう道具があったほうが楽しんでもらえるだろうと思います。

私がいくつか上絵付けの下書きに使ったことがあるものをあげてみます。

●水で溶ける、スーパーチャコペーパー。
●転写用のバイオレットインクと竹紙。
●カーボン紙
●水性ペン。

どれも使えるのですが、初心者向きではないような気がしていました。
色々迷って、取り寄せてみてよかったです。

それにしても、筆とか色々購入してしまったので、これで生徒さんが来なかったら寂しいなあ。
正直ドキドキしています。


話はかわりまして、もう、イチゴが出回る季節です。
山形屋さんでは、早速いちご大福がスタートしたそうです。

私も食べたことがあるのですが、それまで食べたどこのものより美味しいと思いました。

本文コピーさせていただきます。(いいですよね?山形屋さん)

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当店では、厳選した。国内産原料のみを使用しております。

苺は数ある品種の中から色々試した結果、『 味、香り、色、形、酸味、』など
どれもがバランス良く整っている大粒(2Lサイズ)の、とち乙女のみを厳選して
使用しております。
餡は2種類、あっさりとした漉し餡と練乳を煉りこんだミルク餡、どちらも厳選された北海道産の原料のみを使い、じっくり丁寧に練り上げた餡を使用しております。
それらを包む御餅は、母の故郷の新潟県より魚沼産小金餅米を、直接取り寄せ
てしょうしております。
本当の御餅ですので、次の日には固くなってしまいますので、山形屋の苺大福は、当日の賞味期限となっております
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このこだわりが、山形屋さんなんですよねえ。

見てるだけで食べたくなってしまいます♪

上絵付け体験教室開催

2009-12-02 | 陶芸・技法
今日は、日中日差しが心地よかったですが、やはり冬。
夜になるとすっかり冷え込んできました。

昨日、ちらりと書いた、桜の上絵付け体験教室開催の詳細をアップしました。
詳しくはページをご覧ください。

場所はギャラリー喫茶なよたけです。

喫茶店オーナーのご好意で場所をお借りしておりますので、体験される場合は飲み物などのオーダーをお願い致します。
絵付け体験の前後、最中いつでもかまいません。

(絵付け中は、高価な珈琲カップを落とさないよう気をつけてくださいね。)

今回の体験教室は、初回ということもあり、とってもお得な価格設定とさせていただきました。

当店の手作りパーツを2つ選んで¥1,900-
例えば、ネックレスと帯留めを選べば、当店の完成品を買うよりお得です♪

もっとやりたい方には、追加も対応致します。

お渡しは、22日午前中までに、ギャラリー喫茶なよたけに預けますので、それ以降に受け取りにいらしてください。
また、送付希望の方にも対応致します(送料はご負担ください)。

筆は、自分が日常絵付けに使っている、品質の良いものを選んで用意させていただきます。
絵の具も、食器対応の耐酸絵の具を用意しています。

絵の具を溶くところまで、こちらで準備いたします。

ご自分でレイアウトしたりすることも出来ますし、不安な方には下絵を準備しておりますので、絵心がなくても大丈夫です。

14時半~18時までの時間内、随時受け付けの形を取ります。

予約していただいても、当日気がむいていらしていただいても大丈夫です。

行くかも?と言う方は、人数は把握のために、ご連絡いただけると嬉しいです。


今日の作業。

ろくろでお皿を製作中です。
大分前にオーダーいただいた絵皿ですが、ようやくスタート。
私にしては、珍しく食器に上絵付けをする予定です。

やるべきことが、山積している今日このごろ。
目の前の一歩ずつ、がんばっていこうと思います。

今日の作業

2009-11-28 | 陶芸・技法
今日はうす曇りのお天気でした。
夜になってからは、すっかり寒くなりました。

明日は気温がグッと下がる予報だそうですね。
皆様、風邪を引かないよう気をつけてください。


昨日に引き続き、上絵付け作業。
濃い色の作品に、雲母を使ったラメ絵の具で描いています。

昨日もだったのですが、うまく集中出来ず、描き直しも多くて作業がなかなかすすみません。

肩と首の凝りもあったので、いったん作業を止めて散歩。

そういえば、犬も連れずにただ歩くだけというのは、ここ暫くやっていなかったなあ。
30分くらい近所を歩いて、遠く見える山や、通りがかりの猫などを眺めて気分転換。

その後は少し集中が戻りました。
散歩効果あなどれませんね。

集中力が落ちている原因は自分では一応理解しているつもりです。
常にベストと言うのは無理にしろ、上手に対応できるようになりたいものです。



今日の作業

2009-11-27 | 陶芸・技法
今日はお天気も良く、心地よい一日でした。

作業は上絵付け。
クリスマス前ですが、気も早く桜です。

桜や小花は、下絵なしでいきなり描いています。
そのときの気分などが、良く出るので面白いです。

以前から見てくださっている方はご存知かと思いますが、私の窯には「真桜窯」という名前がついています。

桜が大好きな石井文雄先生が、その名前をつけてくれました。

私は桜はもちろん大好きなので、描くときに桜を選んでしまうことが多いですね。

もちろん、他のものも色々描きますが、お花が多いです。
あとは、キャラクター化した生き物たち。

最近の人気は「なまずくん」シリーズです。

猫は「まちゃぷ猫」として、キャラクター化しています。

窯出し

2009-11-15 | 陶芸・技法
今日は窯出し。

細かいパーツや、絵付け用のものがメインでした。



この、淡い緑は、お気に入りの色です。

均窯釉を酸化で焼いたもの(基本還元用の釉薬です)です。
こちらは、市販釉薬を少し調整したもの。

楕円形のパーツは、焼成中釉薬が流れると、真ん中だけ色が薄くなってしまいます。

今回は釉薬の厚みを全体に残して、雰囲気を出したいと思い、焼成温度管理をこの釉薬専用に意識してみました。

ひと窯この釉薬と、透明釉薬のみで焼き上げました。

無事、予定通りにあがってほっとしました。



こちらは、昨日の紫のシクラメンの効果かな?

母がシフォンケーキを焼いてくれました。

今回は柚子シフォンです。
ちょっと大き目の卵を使ったら、型から思いっきりはみ出て焼きあがりました。

味は、バッチリ。
パサつきなく、しっとりしているので、生クリームなどはつけずにそのままいただきます。

ふわふわで、ほんのり柚子の香り♪

作り方は、一般的なシフォンケーキの作り方を参考に、水分のところに、柚子の皮を細かく刻んだもの30gを加えるだけです。

今は丁度柚子の季節ですね。
他の季節にも柚子を利用したい我が家は、毎年この季節に沢山購入して、皮の部分だけを冷凍しておきます。
便利ですよ。

失敗作

2009-11-11 | 陶芸・技法
今日は一日雨でした。

午前中、病院に用事があり、行ってきましたが、雨にも関わらず大混雑。

「なんでだろう?」
と思ったら、農家の人が、「雨の日送迎」というものをやっているという話を聞くことが出来ました。

農作業が出来ない雨の日に、福祉活動として、年配者の送迎などを行っているところがあるそうです。

詳しいことは、聞きませんでしたが、とても良いお話だなと思いました。



話はかわりまして。

ものづくりをやっている以上、どうしても出てきてしまうのが失敗作。
捨てるに忍びないものの処分が一番困ります。

例えば、こちらの画像の箸置き。

ちょっと鉄分の固まりか何かの影響で、黒い汚れが出てしまいました。
箸置きなので、綺麗じゃないものは処分しよう。と思いながらも、何かしらの形で使ってくれる人も居るかも?と思ったり。

こういったものは、これまで、色々な形で手放してきました。

●慎ましやかな生活をしている人の団体(福祉などいろいろ)に寄付(食器限定)
●おまけにしてプレゼント。
●使いたいという友人にひきとってもらう。
●格安で販売。

販売する場合は主に、実物を手にとって見てもらえるTesoRoに置かせていただいています。

ただ、このお洒落で素敵なお店にそういうものを扱っていただくのも、ちょっと心苦しい気持もあります。
でも、実際見て、納得した上でお買い上げいただける、こういう場所はとても貴重なんですね。

最近は、自分のところでも扱って、その売上げを寄付という形もいいかなと考えています。

プライドの高い陶芸家は、失敗作を人に見せずに割るのですけどね。
もちろん、そのほうが、その人の名前の作品全体の価値が高まるので、とても理にかなっていることなのです。

でも、子供の頃から「もったいない精神」を植えつけられて育った私。
半端なものを「捨てる」行為にどうしても抵抗感をもってしまいます。

そういう自分の気持を優先して、ものづくり人としての何かをなくしているかもしれません。
でも、これからも、マイペースでいきたいと思っています。

串にささって団子っ?

2009-11-10 | 陶芸・技法
今日はとても暖かい一日でした。
明日から雨だそうで、洗濯物をなるべく片付けておきました。
(最近、結構家事してます。)

乾かしかけの粘土は、半端な具合なのですが、仕方なく取り込み。
新聞を敷いて室内に避難させておきました。


画像、串にささっていますが、お団子ではありません。
今日の作業、釉薬かけです。

竹串にさした陶玉で、釉薬をかけたところです。
下に写っているのが、100円ショップで購入した園芸用の小さいざるです。

このように、穴以外全部釉薬をかけるものは、竹串に差して釉薬をつけ、その後ざるに竹串を挿して乾燥させます。

ちなみに、このざるは、粘土リサイクルするときに、水で溶いた泥水を濾すのに使っているもので、色々重宝しています。

100円ショップは、陶芸用に使える道具が沢山あって嬉しいです。
何個くらい使っているだろうと思ってざっと見てみると、簡単に20個超えてしまいました。

陶芸はじめたころはこういう店はなかったので、ホームセンター等で色々調達していました。
陶芸用品売り場は、基本的に高価でしたからね。
最近は、ネット環境のおかげもあって、価格格差は大分減ったなと思います。


それにしても、この竹串作業をしているとき、あの、「団子三兄弟」の音楽が頭の中に流れはじめてしまうときがあるのですが・・・なんだかなあ(笑)

今日の作業

2009-11-09 | 陶芸・技法
今日はこの季節の割りに暖かい一日でした。

昨日の素焼き後、窯から出した小物たちを整えていました。

バリなど、素焼き前に取れる部分はとっておきますが、やはり最終チェックは必要。
穴のあるものは、穴のサイズ等もひとつずつチェックして、詰まりがないかも確認します。

表面を綺麗に水ぶき(もしくは洗う)したら、撥水剤を塗ります。

画像の青い部分がそれ。

私は、乾燥が速く、撥水効果の高い油性タイプを使用しています。
(水性タイプなど、色々販売されています)
換気が必要なので、窓を全開にして作業します。
なので、今日の暖かさは有難かったです。

小さい穴の中にだけ、はみ出さないように塗っていくのは、結構時間と集中力がいりますね。

今日は久しぶりに音楽を聴きながら作業していました。
(デビットボウイとヨーヨーマのチェロ)
気持が散漫になりやすいようなとき、ほどよく作業に集中させてくれるアイテムです。

明日は釉薬かけをする予定です。

<<ショップお休みのお知らせ>>

都合により、11月12、13日はお休みとさせていただきます。
そのほかは、これまでどおり基本土日お休みです。

ご注文は可能ですが、対応はお休み明けになります。
どうぞ、よろしくお願いします。

アンモナイト

2009-11-08 | 陶芸・技法
暦の上では、もう冬なんですね。
冬ものの服やコートなどを準備してみました。

今日は珍しく日中の更新。
素焼きしている最中です。
画像は窯に入れる前の小物たち。

アンモナイトの形のものは、帯留めとネックレスにする予定です。

随分以前に購入した、アンモナイトの化石から型を起こしてみたものです。

アンモナイトは、変形したものもあり、生き物?と思えるようなねじれた渦を持ったものもありますね。

もう、滅びてしまった種の、命をつなごうとする意思のようなものを感じます。

夢枕獏さんの小説「月に呼ばれて海より如来る」に、アンモナイトとオウムガイの螺旋の形についての話がありました。
完璧な螺旋をもったオウムガイが生き残り、崩れた螺旋をもつアンモナイトが滅びたという内容の話で、その部分が結構気に入っています。

夢枕獏さんの作品は、若い頃良く読んでいましたが、螺旋に関するお話が多く出てきたのが印象深いです。

卵の形や、ピラミッドの形、ハニカム構造の強さなど、「形のもつ力」は、もの作りの観点からも、とても興味をそそられる部分です。

今日の作業

2009-11-06 | 陶芸・技法
画像は、粘土をこねているところです。

菊練りという練り方で、このような模様が現れます。

私はあまり力がないので、いっぺんに沢山の粘土を扱うよりは、細かく分けて作業しています。

この粘土は、黒系に焼きあがる土で、以前お皿等を作って切り取った端などを寄せ集めたもの。

水に浸して一晩置き、荒めのざるで漉した泥水を素焼きの器に入れ、干しておいたものです。
ここ数日のお天気で、3日ほどで丁度いい感じになりました。

この後、袋に入れて保管します。

製作時に出た、端切れや削りカスは、このように再生してつかうことが出来ます。

毎回、色別に乾燥、保管しておいて、ある程度たまると粘土に再生しています。

複数の粘土を組み合わせて作って、仕分けしずらいものや、半端に残ったものなども、まとめて再生して、たいてい植木鉢を作ります。

なまこ釉(紺色)などをかけると、素地の色合いはあまりきになりませんし。
実家で主に使っていますが、プラスチックの鉢と比べると植物の元気度が全然違うと言います。

そういわれてみれば、手作りの植木鉢ですくすく育つ植物たちには、さりげなく癒してもらっているような気がします。