FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

若干微妙。

2005-02-10 05:02:08 | ろぐ
ふと。
ヒトがヒトに惹かれることに、理由なんて、存在しない。
そんなことを思った。

覗き込むと、
安心するような、
引き込まれるような。

あたたかくて、やさしい春の風を思わせるような。
つめたくて、凛とした冬の空気を思わせるような。

そんな、瞳。

そういうヒトに出会った。
対象の性別を問わず。そういう瞬間は、たまにある。

ぼくは、そのヒトのことを殆ど知らない。
きっと、
そのヒトは、ぼくのことなんて、殆ど知らない。

だけど、出会った瞬間の空気は、揺らぐ。

不思議な気持ち。
もっと、もっとお話したくなる、そんなヒトだった。

ぼくの仕事は、面白い。
さまざまなヒトが集まってきては去ってゆく。
その、交差点に立っている仕事だから。

声もかけず、通り過ぎるヒトもいる。
名前も知らず、立ち止まって、長い長いお話をして、去っていくヒトもいる。
たまに追いかけたくなるヒトもいる。
こちらから逃げたくなるヒトもいる。
だけど、この場所に留まっていることが、仕事。

留まらなければならない自分を呪うときもあるけれど、
そんなときは、
ぐっとこぶしを握り、耐えなければ。

いつか、あの瞳を思い出すかもしれない。
そのときは、
すこしだけ、思い出に浸ろうと思う。

素敵な素敵な瞳。



ぼくの中で「微妙」という言葉の意味を定義するならば、
「0か1か」の区別がつかない状態。

だから、「若干微妙」という言葉を定義するならば、
区別がつきそうだけど、つかない。もどかしい状態。

ぼくはいま、槇原敬之さんの声に耳を澄ませながら、
若干微妙な気持ちをもてあましている。

霧に覆われた日。

2005-02-09 15:39:13 | ろぐ
早起きの習慣がついてきたかも。
昨日はいろいろあって、寝たのが6時過ぎ。
でも、今日は13時には起床。カップヌードルSIOを食べて。
寝床でぼんやり『湾岸Midnight』読んで、のんびりして。
やっと、始動。あ、頭痛いかも。

昨日は、自分なりに堪える、ってしてみたけど、難しかった。
意外にうまくいかないのな。冷静に、って思っても、血が上る。
まだまだです。

仕事が終わって、角のソーダ割を飲んで。
ちょっとほろ酔いで片付けて。
友人からメール。メールしながらレンタルCD屋さんへ。
のんびりJAZZ探してたら、今度は電話。

精神的に余裕がないときに。自分のためにやっと時間を使っているときに。
いや、それは自分しか見ていない。相手を思いやっていない。

電話って難しいね。
空間が、雰囲気が、直接相手に繋がる。
繕おうとするぼくは、負担に思ってしまう。

昨日、ふと思った。
物事って、思い通りになることはそう多くない。
でもぼくは、思い通りにならないことを受け入れられない。
だから、拗ねたり、不機嫌になったり。それって、単なるワガママだよね。
まだまだ、大人になれてない。はあぁ。
ま、それでも今日を過ごしていくしかない。

シャワー浴びて、さっぱりして。
今日も出かけよう。

雨の午後。

2005-02-08 17:20:47 | ろぐ
暗く空を覆う、鉛色の雲。
走り過ぎる車の、「サー」とも「シャー」ともつかないロードノイズ。
雨の日。

いつものカフェで、ぼんやり珈琲を飲みながら。
マスターがかけてくれた、『Bill Evans/CALIFORNIA HERE I COME』に耳を傾けて。

読みかけの本。
カウンター越しの会話。
煙草の煙。

どれもこれも、幸せな空間をさりげなく演出してくれている。

たまらなく幸せな、
こんな素敵な毎日を、
ずっと、
ずっと、

過ごしていけるかなぁ。

残存時間。

2005-02-08 04:33:30 | ろぐ
常連さんで賑わうカウンター。
噛み合う会話。
空気は暖かく、緩やかに流れていく。

こんな日も久しぶりだ。

ヨタ話で盛り上がって、笑って。
今日は、ラフロイグのソーダ割を何杯作ったか。

雨に濡れながら吸う煙草もおいしかった。

幸せな時間の中で、残り時間が少ないことを考えた。
こんなにも幸せな日々も、もうすぐ終わりが来る。
終わりの瞬間まで、幸せを感じていよう。
いつもどおり、なにも変わらないまま、その瞬間を迎えよう。

そんなことを考えていたら、煙草は短くなっていた。

寒さにすこしだけ震えながら、店内へと戻った。
暖かい空気に囲まれた、仕事場へ。



今日の失敗。
マスターも今日はすこし飲んでいて。
おもむろにグラスを取って、作りな、ってしぐさをした。
ぼくは、ぼくも自分の分を作って飲みな、って受け取った。
だから、ラフロイグ・ソーダを作って、口をつけた。
横で、マスターがびっくりしてた。

???

はっ!!

目の前のお客様のグラスをマスターが指差した。
さっきのしぐさって、「おかわり作れ」って事だったのね(苦笑)
ぐはぁ。
そっこー作ってお出しした。マスターは笑ってた。
いやぁ、勘違い。失礼しました。

え?口つけたのはどーしたかって?
そりゃ、美味しく頂きましたとも☆

評価決定。

2005-02-07 14:53:23 | 占い
お昼ご飯食べて、ボーっとしてた。
で、うろうろしてたら、占いを見つけた。
早速、トライ!
「バカ検定模擬試験」

結果。
…36バカ。

タイプ。
…「無自覚」バカ。
物事の因果関係を考える想像力、
さまざまな事象の興味を持つ好奇心、
そして、難しい問題に取り組む粘り強さを持っています。
そんなあなたの敵は、バカに対する「無自覚」。
他人事だと油断していると、足元をすくわれてしまう可能性があります。

だそうで。

まだまだ。
今度は、語感で占う!ニックネーム診断

いつもは、「いっしー」と呼ばれることが多かった。しかし、
いとちゅーが、「キミはたかぴーだ!」と言って以来、気に入っている。
ハンドルネームもそこから。
で、「たかぴ」で占ってみた。

結果。

・あなたの呼び名が持つ語感、イメージです。
個性的、行動的、我が強い、ロマンがないタイプ、明るい、大胆、積極的

・あなたの性格を診断します。
明るい人気者タイプです。
大胆で行動力があり、積極的でアクティブな性格です。パワーがあって実社会でもうまくやっていけます。ただ、自己主張が強く本音をズバズバ言いますので、人を知らないうちに傷つけることも多いのが、このタイプです。また、人を信用しすぎて騙されたりすることも多いので気をつけましょう。

例えば、「たか」さんなら、「タカ坊」とか「タカボン」のように、「坊」か「ボン」を付けて呼んでもらいましょう。慎重さが出てきます。

・あなたの得意分野、向いている職業は、以下の通りです。
行動的で実行力があり、理論と実践のバランスがとれているタイプ。文学的才能があり、マスコミ関係などに向きます。ただ自己主張が強くて嫌われることも多いでしょう。



そおか、ぼくに足りないのは、「ボン」だ。
じゃ、そゆことで。たかぴ、あらため、たかボンで(笑)。
いや、ちょっとまて。
慎重さなど、いらん!

…やっぱり、たかぴがいいな。

『東京タワー』。

2005-02-07 13:22:26 | 映画
原作:江國 香織。
黒木 瞳、岡田准一。

珍しく早起きした、月曜の朝。こんなときだから出来ること。
映画を見に行ってきた。

年末に六本木に行って、東京タワーを見上げたことを思い出した。
映像がとても綺麗で。それだけでも、楽しい。
描写が細やか、または、醒めている。
ココロの底から素晴らしいという評価は出来ないけれど。
いい。が、正直な感想。
見ている最中、まるで、自分の友人が銀幕の中にいるような気持ちで見ていた。


「恋はするものではなくて、落ちるものだ。」という台詞。
「恋は、落ちりゃいいってもんじゃねぇ。」という台詞。
どちらも然り。

恋に落ちてしまったら、どうしようもない。たとえどんな結果が待っていようと、「好き」になった以上、恋は止められない。たとえ、どんなに「些細な」恋だろうと、傷ついて、立ち直っての繰り返し。あたりまえのこと、だろうけれど。
世間一般のヒトが常識としている規律を破ってでも、恋に落ちてしまう。それは他人からは、否定されるだろう。でも、本人同士が幸せならば、それも、いいのかもしれない。幸せの基準は、量れない。
得ることによって失うこと。この、不思議なシーソーはいつまでも付きまとう。相方、仕事、友人、信頼、挙げていけばキリがないほどに。だけど、それすらを乗り越えて恋を成就させられるとしたら、それは、ステキなステキなこと、なのだろう。
誰もがココロに空白を持っていて、それを埋めたがってる。だから、恋に落ちる。そんなことは言いたくない。空白を埋めるためじゃなくて。ただ、あなたといたいから、あなたと過ごせる時間がステキだから。だから、恋に落ちる。違う?



さて、個人的な感想。
岡田准一さんが、サイコーでした。黒木瞳さんもステキでしたが、やはり、岡田さんが光ってましたね。こんなにかっこいいんですねぇ。いやはや、ヤラれました。
映画の一番最後のシーン。山下達郎さんの歌が流れる中、窓から見える、東京タワーの明かりが消えるシーンで、ぼくは泣きました。なぜだか、涙が流れました。
東京タワーを眺めながら、お酒が飲みたいです。

昏々。

2005-02-07 08:16:14 | ろぐ
土曜日の仕事明け、正確には日曜の朝。
知人を手伝う用事があったので、寝ないままに。

お昼過ぎ、用事を済ませ、帰宅。

ご飯を食べて、すこしだけ横になろうと思った。


………。


目覚めたら、朝。
ちょっと戸惑う。

ぼくは、日曜の午後から、月曜の朝まで、目覚めなかった。
まさしく、昏々と寝ていた。

頭がボーっとして。
まぶたがむくんで。
鏡を覗いたら、ブルーになった。

でも、疲れていた。ココロもカラダも。

だから、おかげでカラダは軽い。
ココロも、ちょっと、軽くなったかなぁ。

さてさて、珍しく早起きした、月曜の朝。
映画でも、見に行って来ようかなぁ。

いざというときの回避術。

2005-02-05 15:27:21 | ろぐ
昨夜、お客様と盛り上がっていたハナシ。
もし、痴漢に間違われたらどうするか。
これって、笑って済ませられる話ではない。
以下、無断で引っ張ってきちゃいましたが、参考までに。


0.容疑をかけられ、電車を降りて、相手と話す段階。

1. まず、相手に犯人が自分であると確信する理由を聞く。

『あなたに触れている手が私の体につながっているのを確認したのですか?』
(満員電車で確認できるはずが無かった→無罪の判例アリ)

2.仮に相手が『確認した』と応えたら。

『あなたの供述に矛盾が発見された場合、これは恐喝になります。』
(判例はまだ無いが、示談金目当てには強烈なパンチになる。)

3.駅員さんが「痴漢ですか?事務室で事情を聞きましょうか?」と来たら。

まずは、身分証を提示。(←免許証等公的なもの、または名刺)
貴方「私は痴漢ではありませんし、住所・氏名を明らかにしました。刑事訴訟法217条により、私を現行犯逮捕することは違法です。」

※逮捕…逮捕とは、人の身体を直接に束縛して自由を拘束することをいう。憲法第31条は、「何人も法律の定める手続きによらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、またはその他の刑罰を科せられない」と規定している。したがって、犯罪が行なわれたことを理由に犯人を逮捕したり、刑罰を科したりするには、その手続きを定めた法律が必要であり、それが刑事訴訟法である。また、刑法とは、犯罪とそれに対する刑罰を規定した法律である。

※刑訴法第217条[軽微事件と現行犯逮捕]
三十万円(刑法、暴力行為等処罰に関する法律及び経済関係罰則の整備に関する法律の罪以外の罪については、当分の間、二万円)以下の罰金、拘留又は科料に当たる罪の現行犯については、犯人の住居若しくは氏名が明らかでない場合又は犯人が逃亡するおそれがある場合に限り、第二百十三条から前条までの規定を適用する。(→身元を明らかにしている人間は現行犯逮捕できない。)

駅員「いいから、話を聞くだけですから来て下さい!」
貴方「それは任意ですよね?でしたらお断りします。失礼!」
駅員「ちょ、ちょっと!(引き止める)」
貴方「どうしても連れて行くというのであれば、現行犯逮捕をしているという事になりますが、刑事訴訟法217条を無視して現行犯逮捕するんですか?アナタとこの女性が刑法220条の逮捕監禁罪に問われますよ?」

※刑法220条[逮捕監禁罪]
不法に人を逮捕又は監禁したる者は3ヶ月以上5年以下の懲役に処す。(開放を拒んだり、力づくで事務室に連れて行く事はできない。)

4.それでも、むりやり駅員室に連れて行かれたら。

(この時点で上記2法2条に違反。民事での勝利は確定。)
鉄道警察が飛んできて尋問される。さて、最初が肝心。
「黙秘します。」
「当番弁護士を呼んでください」
これをいきなり言ってはイケナイ。それは、警官が先に言うルールになっている。
警官が「あなたには黙秘権が有る」「必要ならば弁護士を呼んでもいい」と最初に言わなかったら…またも
法令違反。
警官(いきなり)「おたく、名前は?痴漢やったの?」
貴方「黙秘権、弁護士について触れずにいきなり尋問を始めましたね?刑事訴訟法198条違反です。この駅員室に居る方すべてが証人です。」

※刑事訴訟法198条[被疑者の出頭要求・取調べ]
検察官、検察事務官又は司法警察職員は(取り調べに際して)被疑者に対し、あらかじめ、自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げなければならない。(→取り調べに際して、まず黙秘権があることを伝える義務がある。)

・・と言って何を言われてもガンとして黙っておこう。
注意しなくてはいけないのは「絶対口を開いてはいけない」ということ。
「ちがいます」「間違いです」などもダメ。
相手はソコに付けこんで口を割りにかかってくる 。

6.最寄りの当番弁護士を呼ぶ。冤罪ゆえに物証はあり得ないので、まず間違いなく即時解放してもらえる。

当番弁護士を携帯電話に登録しておこう。

やがて弁護士が来たら、ここまでの違法逮捕の経緯を説明する。間違い無く即時開放されるので、その後は訴訟を起こし、不名誉と不利益を挽回しよう。

※刑事訴訟法198条[被疑者の出頭要求・取調べ]
被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。(→即時開放される)

(身元を示した時点で、現行犯逮捕の要件を満たさず、既に違法逮捕の状態である事が弁護士から女性・駅員・警官に伝えられる。)

7.前の1、2で、相手が嘘の供述をしているのが明らかならば、弁護士にその旨伝える。場合によっては、逆に恐喝、名誉毀損として告訴もできる。

注意:女性に悪意のない場合(犯人を勘違いしただけ)も多いはず。
そういう女性は必ず1・2で詰まるはずだから
「君に同情する、冷静な判断を失ったのも仕方がないけど、これは間違いなんだ。」
と、できるだけ穏便に解決できるように発言する。
これは相手を痴漢の被害者だけでなく、冤罪の加害者にしてしまうのを防ぐ上に、駅員・警察の心証も良くなり、後が楽になる。

8.『私は見た!』という共犯者がいたら、別室で調書を取るように依頼。

示談金目当ての恐喝の可能性もある。集団的な犯行の恐れもあるため、打ち合わせができないよう、直ちに別室に分けて調書をとってもらうように依頼しよう。
(自称・目撃者の証言が、女性の証言と一致せず退けられた判例アリ)

最後に・・・
・恐喝女はもちろん訴訟の対象なので、弁護士を通じて住所・氏名を確かめておこう。
・鉄道は会社なので、マズいと思ったら(つーかアウトだが)示談に持ちこんでくる。さて、いくら取れるだろう?
・198条に抵触した警察は法廷でコテンパンにやってしまい、厳重注意&減俸にしてしまおう。


知らなければ、身を守ることなどできない。
きっと、誰も救ってくれない。自分は自分で守らなければ。

まだまだ、知らないこと、たくさんある。
でも、法治国家って言ってる割に、誰も教えてくれない。
しばらく、法律の本でも眺めてみようかな。

手法と根回しと感謝の気持ち。

2005-02-05 14:31:09 | ろぐ
個人的な、一つのイベントを成功させようとするとき、
多数の人間が関わるものであれば、
独力のみで遂行することは不可能に近い。

では、どうするか。
同じ目的を共有できる「だれか」を探す。
しかし、
「だれか」が存在し得なければ。

「依頼した上で」協力者を探す。
金銭面で優遇できるのであれば、仕事と割り切れる。
しかし、
個人のイベントであれば、困難であろう。
だから、
「依頼した上で」無償の協力を要請する。

単純なこと。

「お願いします。」
「ありがとう。」

この言葉が存在すること。

それだけで、
誰もが、嫌な気分にならなくて済む。

さらに、
依頼したのならば、きちんと指示を。
指揮系統のない集団など、何の意味もない。
多数の動員を必要とするならば、
指揮は凛として行われるべき。
オーガナイザーは手足ではない。

何をどうすれば、
誰をどうすれば。

投げてしまっていたのでは、誰も動かない。

基本的なこと。

歯車の狂ってしまった集団の中で、考えること。