やっと買いました。『キラキラジブリ』。
発売から1年ちかく経ってるけど。
近所(クルマで小一時間)のヴィレッジ・ヴァンガードに行くたびに、買おうかどうしようか悩んでた。
買ってみたら、結構面白い。
でも、もしかしたらニコ動でもっときれいなアレンジが聴けるかも、なんて思ってみたり。
10曲目「君をのせて ~ナウシカ・レクイエム / world's end girlfriend Feat. 湯川潮音.」だけは別格。
10分もある作品だけど聴きごたえ十分。
ラピュタやナウシカが好きなら目を瞑って聴きたくなるはず。
あまりにインパクトがありすぎて、聴いているうちに泣きたくなった。
絶賛なのだけれど、でも、合わない人は合わないでしょう。
けっこうアレンジしてるし。
さてさて、このアルバム、実は曲順もよく吟味されているのではないかと思う。
以下、感想。たまには全曲紹介。
1曲目「スラッグ渓谷の朝(『天空の城ラピュタ』より) / 櫻井 響 」はヒューマンビートボックスで有名な方らしい。
好き好きだと思うけど、ぼくはあまり好きではない。
目の前で演奏されたら感動するだろうけど、CDでっていうのはちょっと。
で、2曲目「となりのトトロ(『となりのトトロ』より) / Happy Synthesizer」はピコピコ系。遊び心満載な感じ。いーね、8bitバンザイ(笑)
でもボーカルいらなくない?むしろ初音ミクにお願いしたい。え、実はMEIKO?(笑)
3曲目「さんぽ(『となりのトトロ』より) / HALFBY」はさすが!って仕上がり。
聴いてると楽しくなる。
好きだなー、こういうの。イベントなんかで流れてそう。
春が待ち遠しい。
4曲目「ルージュの伝言(『魔女の宅急便』より) / BOOT BEAT」もいい感じ。徐々にボルテージ上がってきてる。うりゃうりゃ。Punch the Monkey?
5曲目「風の谷のナウシカ(『風の谷のナウシカ』より) / DJのはら」で小休止。これは微妙だなー。けだるい。でもアレンジ面白い。水分補給。
6曲目「海の見える街(『魔女の宅急便』より) / onepeace」、イントロのメロディーで切なくなる。徐々に重なってくるギターもいい。アレンジも好きだな。もっともっと聴いていたくなる。映画観たくなってきた。黄昏時。
7曲目「天空の城ラピュタ(『天空の城ラピュタ』より) / LARK CHILLOUT feat. 45」。前の曲が終わって、この曲のイントロが始まるとゾクッとする。夜だなー。リズムも好きだし、音も好き。まぁ、原曲が良過ぎるんだけど。
8曲目「もののけ姫(『もののけ姫』より) / Mr.comicstore」は少し系統が変わってる。イントロ大好き。こういうアレンジ大好き。ハロルド・メイバーンって言ったら言い過ぎか。一気にJazzyに。目の前で演奏されたら泣くかも。
この辺から、もう気持ちはジブリに染められてます。すっかりとりこ。
9曲目「君をのせて(『天空の城ラピュタ』より) / SPECIAL OTHERS」。意外とシンプルなアレンジだけど、だがそれがいい。この曲順で持ってくるところがいい。しかも生音。カッコいい。
10曲目「君をのせて(『天空の城ラピュタ』より)~ナウシカ・レクイエム(『風の谷のナウシカ』より) / world's end girlfriend featuring 湯川潮音」
さっきも書いたけど、この曲は別格。
映像が浮かぶ。一つの世界がこの曲の中にある。
同人音楽っぽいところがあるからかなぁ。泣きます。この曲は。
9曲目、10曲目って同じ曲なんだけど、それがうまい具合に作用してる。だからかなりのインパクト。ナウシカ・レクイエムに繋がるところでゾクッとする。
さりげない背景の音もうまい。
引き込まれてしまって、10分の曲だなんて思わない。
雨の深夜に。
物語のエンドロールのように、10曲目は終わる。
11曲目「カントリーロード(『耳をすませば』より) / デデマウス(DE DE MOUSE)と本名陽子」。カーテンコールかも。Special Trackってなってるのもわかる。本名陽子さんは『耳をすませば』の月島雫役だもんね。ぐーっと盛り上がってきた気分がクールダウンしていく。うまい曲順だなぁ。
ああ、聴き終わってしまった。
もう一回聴こうって思ってしまうんだよね。
いまさらだけど、大絶賛です。
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