FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

2月22日。

2005-02-23 05:17:38 | ろぐ
お店に出勤して。

自分の荷物の片付けを始めた。
購読していた雑誌。アイストング。
CD。大事にしていた、お客様メモ。

用意したダンボールは、すぐに一杯になった。

車に運び込んで。

普段どおりの準備をしていたら。
いつもより、すこし早めにマスターが出勤してきて。

カウンターの中を、少し配置換えした。
ぼくが働き始める前からの、
お店がオープンした頃の、配置。
つまりは、元の姿に戻ったのだけれど。

ゆっくりと、確実に。
ぼくの痕跡がなくなっていく。
存在していた、場所がなくなっていく。

配置換えをした結果。
ぼくの仕事は大幅に制限される。
動けなくなる。

それは、そういうもの。
もう、二人仕様のカウンターではないから。
マスターがカクテルを作っているのを横目で見ながら。
ぼくは、グラスを洗っていた。

ぼくも、カクテルを作りたかった。
心底、そう思った。
お客様も、今日はマスターにばかりオーダーしていた。
まぁ、あたりまえの姿なのだけれど。

厨房の片づけをしているとき、
急に悲しくなった。
急に寂しくなった。

いまさら思うことじゃないのかもしれない。
でも。
そこに、ぼくは存在していなくても良い。
そう告げられたようで。

ヨクバリな感情。
見え透いた感傷。
きっと。
いや。
絶対。

自分から動き出すと決めたのだから。

明日も、精一杯働こう。
気を込めよう。
ぼくの思いが宿るように。