FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

ひまつぶし。

2006-04-28 16:33:52 | ろぐ
ピタゴラ装置特集の動画を見つけました。

一部に大ファンがいるらしい番組、「ピタゴラスイッチ」。
ぼくはきちんと見たことないんです。実は。
しかしながら、こんなにもすごい番組なのですね。

よくできてるよなー。

チョットやってみたいかも。


飽きずに最後まで見てしまいましたとさ。

『硝子のハンマー』/貴志 祐介。

2006-04-27 07:29:31 | 
図書館に通うようになって、今までよりたくさん本を読むようになった。
ハードカバーには目もくれなかったのが、嘘のよう。
大好きな作家の文章に浸れることの、幸せ。
A10神経がグイグイ刺激される。

さて。
本作の帯には「著者初の本格ミステリ」と銘打ってある。
ミステリの定義がいまいちよくわからないが、謎が最後まで解けないような作品を指すのだろうか。
そんなことを思いつつ、ハードカバーをめくった。
タイトルを見、目次を見、興奮しながら最初の章に目を落とす。

刹那、

ぼくは貴志さんの世界へ引きずり込まれていく。
微に入り細に入る描写が紡ぐ物語はフィクションでありながら、その世界観が強固に築き上げられていることを示している。
まるで映画のカメラワークを見ているかのような構成は疑問と興味を沸き立たせる。
畳み掛けてくる展開はまさにあっという間。

読み始めれば止められなくなる。

ミステリに挑戦したことがなかったけれど、読んでみようかな。
そう思わせてくれる作品。

しかしながら。

好きな作家の文体というか雰囲気というか、作品が放つ気配は、何故にこれほどまでに心地よいのか。
読みながら、何度ぼおっとするような溜息をついたことか。
自分がいままさに「読んでいる」ことを忘れ、読むという行為が無意識に行われているように錯覚する。

こんな素晴らしい体験が出来るのは、素晴らしい作家がいるから。
これからもファンとして、次回作をのんびり待とう。

無知の知を知る。

2006-04-25 00:00:00 | ろぐ
教える、という行為は持てる知識と世界観を駆使し、
己が築き上げた知識をわかりやすく説明していく、ということだろうか。

有機的に構築された知識でなければ、それは「知識」ではなくて記号の羅列。

なぜにそうなるのか。
理由を知らずして、問いに答えることはできない。

頭を駆け巡る後悔の念に胸が痛くなり、
思わず煙草が吸いたくなる。

しかしながら。

後ろを悔いていても時間は流れていく。
それよりも今からでもいいから知っていくほうがいいだろう。
今よりも早いときはないのだから。

澄んだ瞳で知識を貪欲に吸収しようとする、
そんな子ども達を見ていると、自分が恥ずかしくなる。

そんな、眠れなくなりそうな自責の夜でも、静かに星が輝いていて。

さぁ、また始めよう。

追伸。
食塩の飽和水溶液に、砂糖が溶けるのって不思議。
誰か、こんな腑抜けてしまった化学専攻に理由を教えてください。
よろしくです。

オトナになったつもりでいたけれど。

2006-04-24 17:08:37 | ろぐ
まだまだ知らないコトってたくさんあるんですね。
いやぁ。久しぶりにびっくりしました。

今日のは、パンダ好きのみなみさんのブログで見かけたネタなんですが(笑)
あ、無断でネタにしてるのがまずいときは一言言ってください( ´・ω・)

なんせ、あまりに衝撃を受けたもので。
で、本題。

みなさま、この標識の意味、わかりますか?



…。

え?

ばかにするな?


そうですよね。

車の免許を持ってる方じゃなくても、なんとなくわかりますよね。
落石注意」ですよね。

ぼくはいままでこの警戒標識の意味を、
「落石があるかもしれないから、上空に注意せよ!」
という意味だと思っていました。
ええ。本気で。
運転中もあたりの斜面に気をつけてみたりして。


ところが。


これって、
「道路に落石があるかもしれないから、気をつけて運転せよ」
って解釈するんですね。

いやぁ、ショックを受けたっス( ´・ω・)

ちなみに、この警戒標識は、
「落石のおそれあり」(記号209-2)というのが正式名称。
設置箇所は、「落石のおそれがあるため道路交通上注意の必要があると認められる地点の手前30mから200mまでの地点における左側の路端。」らしいです。

なんか、騙されたような気分だなー。

標識も奥が深い。

空はなぜ青いの。

2006-04-23 13:14:25 | ろぐ
毎日空を見上げていて、疑問に思うことがある。

なぜ、空は青いのか。

あちゃー。
考えちゃったよ。
やっちまった。

こういうことって考え始めるときりがない、というか。
調べないと納得いかない、というか。

高校までの知識で考えられるかな。

とにかくあれやこれや調べてみた。
今は物理の教科書がちょっと出張しているので、ネット頼りでお送りします(笑)

えっと。
お約束の、「そもそも」から(笑)

そもそも、ヒトの目に見える可視光(visible light)は電磁波(electromagnetic wave)ですよね。
電磁波の波長のうち、だいたい380nm~780nmのもの(個人差あり)が可視光とも言い換えられます。(nm…ナノメートル。十億分の一メートル。)

せっかく調べたので、虹を彩る7色の波長を載せておきます。
赤…605~700nm
橙…595~605nm
黄…580~595nm
(黄緑…560~580nm)
緑…500~560nm
(青緑…490~500nm)
青…480~490nm
藍…435~480nm
紫…400~435nm

だそうです。波長が380nmよりも短いものは紫外線(ultraviolet wave)、780nmよりも長いものは赤外線(infrared wave)と言います。

太陽からの電磁波は紫外線から赤外線まで幅広い波長を含んでいます。
当然、可視波長のものも。
すべての可視波長を含んでいる、太陽光線自体は白っぽく見えます。
太陽を(まぶしいので控えめに)見つめると白っぽいですね。

空が青く見える、と言うことはどういうことなのでしょうか。

青く見えるということは、

青い光が我々の眼に飛び込んでくる、

ということです。


小学校か中学校のときに、プリズムを使って光を分解する実験をしたような気がします。三角形のカタチのガラスに白い光を当てると、光が7色に分かれました。
この理由は、光は波長により屈折率が異なるからです(この現象を「光の分散」といいます)。


さて。
光は波長の大きさによって屈折率が違います!
波長が短いほど(紫に近いほど)大きく曲がり、波長が長いほど(赤に近いほど)曲がりません。
そして上に書いてある通り、青く見えると言うことは青い光がそこらじゅうを飛び回って目に飛び込んでくるということです。

ここで、もうひとつだけ波に関する現象を紹介します。
それは、「散乱」。
散乱と反射や屈折との明確な線引きはできませんが、一般的に、光が広い範囲でたくさんの角度に、均等に進路を変えていくときに散乱と呼ばれているようです。


散乱、波長。なんか、関係ありそうな感じですよね。
で、調べていると、見つけちゃいました。


いたんですよ。

同じようなことを疑問に思ったヒト(笑)



かのヒトこそ、イギリスの物理学者。レイリー卿ジョン・ウィリアム・ストラット
1871年に「青空はなぜ青いか」という論文を発表しています。
この論文の中には、(レイリーさんの名前を取って)後に「レイリー散乱」と呼ばれる現象が紹介されています。
それは、「散乱される度合いは、波長の4乗に反比例して強くなる」ということ。


簡単に言うと、

青い光は赤い光よりも強く散乱される、

ということですね。



レイリー散乱が起きる条件は、媒質中の微小粒子が波長の1/10以下のときです。
原子または分子の大きさはÅ(100億分の一メートル)サイズですから、空気中でレイリー散乱が起きます。つまり、青い光がたくさん反射される、というわけですね。

だから青い光はそこらじゅうに溢れていて、空が青く見える、というわけです。

レイリーさん、疑問に答えてくれてありがとう。

一方で夕方になってしまうと空は赤く染まります。
これは太陽が地平線のほうまで沈んでしまい、光が空気中を日中よりも長く通って来るためです。
空気中を長い距離伝わるうちに、青い光(短波長側)は散乱され強さが弱まってしまいます。ところが、散乱されにくい赤い光(長波長側)はそのまま直進してきます。
だから、夕方になると赤い光が強くなり、空は赤く見えるんですね。


いやはや、今回は難しかったなあ。

スキージャンプ・ペア~Road to TORINO~2006.

2006-04-21 00:00:00 | 映画
観てまいりました。
新春、封切りになった映画。ようやく秋田にも。
というか、今日で終わりだったんですが(笑)
観に行かないと、きっと後悔する!と思い立って一念発起(それほど大げさでもないけれど)。

劇場について、早速チケットを購入。
前の回の上映が終わっていないのでしばし待つ。
で、開場。真ん中あたりに着席。
時間つぶしに用意した本を読んでいると、照明が消えて、いざ上映。


…ん?


自分以外にお客さんがいる気配がない。



前を見ても、無人。


…。

恐る恐る振り返ってみると、



…無人。




か、貸切ですか!?





そっかー、そうなのかー、なんて。
悲しくなりつつ。
生まれて初めてだよ、映画館で貸切。


ま、ノイズがなくて最高の条件ですが(笑)


いざ、始まってみればもう虜ですよ。
ええ。
この理論、ムチャクチャですけどね(笑)
てか「くびれ」って。

もーね、ところどころに仕掛けられている小ネタが最高です。
芸が細かい。
作る側が楽しんでいる作品ですよね、こういうのって。

周りに誰もいないのをイイコトに笑いっぱなしでした。
劇場でこんなに声出して笑ったのも初めてだなー(笑)

一発ネタなのはわかるけれど、スキージャンプ・ペアを知らないヒトに見せたい作品ですね。これは。
アントニオ猪木さんの登場でもうダメ。笑いが止らず。

DVD作品を見ていた頃の疑問、「ランデブー革命」の謎も解けたし。
いやぁ、満足しました。

劇場を出たところにある売店で、思わず衝動買いしたのがこの雑誌。
雑誌『Number』のパロディと思われる、『Jumper』(笑)
もーね、表紙を見ただけでやられます。下のほうに注意書きが小さく書いてあって。
「当書籍の一部には2006年段階で仮想の競技が含まれます。混同の際には、周りの人の迷惑にならないようにしましょう。」

ダメだ、笑える。

劇場の隣の建物にスタバがあるから、早速そこで鑑賞。
飲んでたカプチーノ、噴き出しそうになるくらい、くだらなさ満点で笑える。
ここまで真剣に作りこめるものって、いいね。

雑誌の中で、スキージャンプ・ペアの生みの親、真島さんが次のように述べています。
「バーチャルからリアルの文化が生まれることに憧れる」と。

うまく言えないけれど、それってこのスキージャンプ・ペアに限定される事柄じゃないのは明白であって。
人間なら誰でも憧れることなのかもしれない。
自然に対する挑戦というか、想像力を持つ我々の能力というか。

考えてみたら、
「この地上にあふれる全ては
 僕に似た昔の誰かが
 夢見てはかなえてきたもの」 (from TM NETWORK "FOOL ON THE PLANET")

笑える作品だけど、夢の詰まった作品でもあると思うな。



なにはともあれ、劇場で見れて満足。

さぁ、次はDVDを買わなくちゃ(笑)

タイヤ交換、ふたたび。

2006-04-20 17:00:00 | クルマ
めずらしく、母親が心配そうな声で呼んだ。

「ん~?」
我ながら間抜けな返事だ。

「雪、積もってるけど。仕事平気?」

ま、まじすか!?

慌てて道路を見に行ったらうっすら雪が積もってる。
この間冬タイヤから夏タイヤに換えたのに。

つなぎを着て、もう一度タイヤ交換。
事故るよりはましだ。

悩んだけれど、フロントまで交換はいらないかなー、なんて。
結局リア2本だけ交換。
顔をあげたら雨に変わってた。
でも、夜になったらまた雪に変わるかもしれない。

まさか4月になって雪が積もるなんて。

ホントはフロントも変えたほうがいいんだろうな。
でも、もう仕事行かないと。

無事に帰ってこれますように。

ジャズと小説とバーボン・ウィスキー。

2006-04-20 00:47:28 | ろぐ
図書館で本を借りた。
長らく文庫になるのを待ち焦がれていた本。いざ目の前にハードカバーがあると、抗うことなんてできなかった。
バイトを終え、机に向かって蛍光灯をつける。
本を開き、最初のページを目で追う。
そして、ぼくは本の世界から抜け出せなくなる。
引き込まれかけて、ふと気付いた。いつも行っていた喫茶店はボサノバがかかっていて。それが読書に心地よかったことを。
そうだ。せっかく大好きな小説を読むのだから、何か心地よい音楽をかけよう。
選んだのはアート・ペッパー。サックスが語りかけてくる。

"What's new"
なにか、変わったことはないかい?

アート・ペッパーを久しぶりに聴いたけれど、昔よりも、なんだか切なく聞こえて、そして心地よかった。

気付けば2時間も読んでいた。
あまりに好きな小説なので急いで読みたくなくて。何度も何度も読み返しながら、自分を焦らせながら、ゆっくりと読み進めた。

ウィスキーが飲みたくなって、机の下からターキーをひっぱりだした。
お決まりのマグカップに注いで飲みながら、小説を読む。

何のことはない、週の真ん中の夜。
なんだか、幸せを噛み締めて。

日付は変わってしまった。そろそろ眠らなくちゃ。

明日も素敵な時間を過ごせるように。
あまり、欲張り過ぎないように。

後ろ髪を引かれつつ、本を閉じる。

「アルジャーノンに花束を」/ダニエル・キイス.

2006-04-19 00:34:58 | 
突きつけられた命題は教育にも通じる。
どちらが正しいのか。

否。
どちらも必要なのだ。

教え育むこと。これは学び舎がある人たちだけが対象じゃない。
責任を負い、己が人生を歩み始めた人たちだからこそ、必要になること。

読み進むと、キリキリと胸の奥が痛くなった。
優しくすることは、どうすることなのだろう。
子どもに深く傷つけられたヒトは、どうすることで立ち直るんだろう。
心はどうやって成長するのだろう。
「理」と「情」はどういう相関なのだろう。

周囲に対する劣等感。反作用の優越感。
ぼくはいやというほど、わかる。
悲しくなるし情けなくなる。

彼が唯一分かり合えた、アルジャーノン。

この歳になって思うことなのかもしれないけれど。
高校生の頃に読みたかったなぁ。

びくっとする。

2006-04-18 10:57:29 | ろぐ
いやはや、このブログもなんだかんだ続いています。
サイトの管理なんて初めてだし、アクセス数もさほど気にはしていなくても、ちょっとは参考にしているわけで。
まぁ、アクセス数を伸ばすのが目的じゃないので、本当に参考なのですが。

このブログ、裏側を少しだけばらします。
一日平均のアクセス数ですが、
閲覧数が100~120/page view、アクセスIP数が60~70ip
ぐらいです。

カウンタは設置していないのでいま、累計でどのくらい行ってるかはさっぱりわかりません(笑)

で、いつもどおりアクセス解析を見てみたら。
今日に限って、



閲覧数 734pv  アクセスIP数 91ip



な、なんじゃ、この閲覧数は!
びっくりしました(笑)

きっと過去記事をゆっくり読んでくれた方がいらっしゃるのでしょう。
ありがとうございます。

今後ともよろしくです。
マイペースで頑張っていきますね。