FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

故郷の風。

2005-03-31 22:57:11 | ろぐ
東北自動車道から、秋田自動車道へ。
灰色の空が続く。

ワクワクとも、ドキドキとも、違うような。
「期待と不安」なんて簡単なコトバじゃ、
心に渦巻く気持ちは表せない。

高速を降りたら、迷子になった。
ここは、故郷であり、見知らぬ街。
「安心と不安」が交錯する。
それでも、父も母も何も変わらず。
ただ、時間だけが過ぎて行ったかのような。

今夜は、もう休もう。
たぶん、ぼくは思う以上に疲労している。
まだ、こちらの時間と空間には慣れない。
時差、じゃなく、「空差」と言えば的を射るだろうか。

明日は官庁巡りかなぁ。
住所、免許、あ、印鑑証明と、ナンバー変更も。あとは…。
…やることは、尽きないねェ。


さよなら。

2005-03-31 13:29:23 | ろぐ
目覚めたら10:00だった。
友人宅。

『グリグリ』でパンを買って。
ガソリンを満タンにして。

綺麗な空。
いつも通りの風景。



毎日、楽しかったよ。
この街が、好きだ。
この街のヒトたちが、好きだ。


ありがとう。
さようなら。


また、お会いしましょう。

車で放浪。

2005-03-31 00:50:26 | ろぐ
結局、まだ、つくばにいます(笑)
結構長いオマケの時間。

自分にとって、とても大事な人が、昨日、お店を退職されました。
どうしても、その方の最後の日にそのお店に行きたくて。
それで、アパートを引き払っても、クルマのなかで眠っても。
なんとかして、ここまで滞在していました。
ご心配していただいた方、ありがとうございました。
ご迷惑をおかけしました。

車の中で寝るのも、結構大変でした。
後部座席は荷物で埋まり、シートはリクライニングできません。
ってことで、助手席に頭を乗せ、足は運転席に投げ出す。
という大変不思議な格好で眠りました。
ちょうど腰骨の辺りにシフトノブとサイドブレーキが引っかかって。
…。
ええ。
つらかったですとも。
目覚めると首も肩も背中も固まって。
普通にボキボキ音ってするんですね。

部屋を引き払ったのが25日。
そこからクルマ生活は始まったわけですが。
結構楽しい。

家がないので、落ち着こうと思ったらマンガ喫茶か、喫茶店くらいしか入れなくて。
夜クルマで眠るのは寒かろうと、眠気が限界になるまで起きていて。
日が昇ってきたころに、暖かい車の中で眠る日々。

友達の部屋に泊めてもらったり、
ご飯を作ってもらったり。
(いやぁ、初めて作ってもらいました。カレーもハンバーグも豆腐サラダも、全部美味しかったですよ♪)
お風呂はほとんどスーパー銭湯。
考えてみたら、それはそれで、毎日幸せだなぁ。

自分の住処がないっていう経験も、貴重ですね。


で。


なんで、いまだにつくばにいるかというと。
昨日、退職される方の送別会が午前5時くらいからあったのですが。
なんだかんだで。



12時過ぎまで飲んでました(泣)



それから眠ったのですが。
(飲み会の途中も3時間ぐらい寝てたような、笑)

目覚めたら17時。
…。
サッカー見てから、帰るか。

ってことで。

さすがに夜のうちに帰ると、道が凍結してるかもしれないので。
明日の朝を待って帰ります。
いやはや。
ここまでくると、ちょっとつくばに居過ぎの感が。
やっぱり、この街は居心地がいいんですね。
なによりも、離れたくない未練の気持ちに振り回されてます。

ふぅ。
帰るかぁ。
さびしいな。

『ALONE TOGETHER』。

2005-03-28 06:24:50 | 
本多 孝好。

読み進めるうちに、ぼくは翻弄される。
なぜ読書を始めたのか、その答えが見つかりそうな気になる。
ひとつの事象を表す、ことば。その一つ一つが瑞々しくて、痛々しくて。
それが、不快ではなくて。むしろ、快い。

読むことは、あまりないぼくが、どんどんとりこになる。
彼の文章をずっと読んでいたくなる。

どんなものにでも波があり、リズムがあると思う。
そのリズムが、事前に何の約束もなくて、ぴたりと合ってしまう。
ぼくは、そして、とりこになる。

表面的に見えているもの。
その本質は、まったくその逆であったり、正直にそのままであったり。
それは、感じ取る人の見方、接し方によって、まったく変わってしまうと思う。
彼の文章は、僕がどこかで憧れてしまっているカタチを映してくれているのかもしれない。

話の内容から、何かを得られる。そういうことじゃない。
ただ、心地よい。
うまく表現できない。なぜ、ここまで彼の文章に惹かれてしまうのか。
この引力は、緻密に計算された結果の産物なのだろうか。
だとすれば、彼の文章に惹かれてしまうぼくは、見事にサンプルとして当てはまるのだろうか。
読み終えても、脳からは興奮が消えない。

ふぅ。

『ハウルの動く城』。※ネタバレ注意(いまさらですが、笑)

2005-03-27 03:39:03 | 映画
あれ?また邦画だ。

…べつに、限定してるわけじゃないですよ。たまたま。


で。


素直に、面白かった。

ラピュタや、ナウシカのように、何度も見返したくなるかどうか。それは、疑問。
淡い恋物語として考えるなら、ぼくは、ラピュタが不朽の名作であると思う。
ただし、今日この映画を見られたことは、とても素敵なことだった。
そしてこの物語が、純粋な「ラヴ・ストーリー」だと言い切ってもいい。

その背後に何があるのかは、まだ、考えていないけれど。
目の前で繰り広げられていく、ソフィーとハウルの恋物語は素直に楽しめた。
でも、自分のおかれている状況や今後のことを思わず考えてしまい、
不覚にも、

泣いてしまった。
なぜなら、それは、羨望の気持ち。嫉妬の気持ち。惜別の情。

ラストシーンで、
あまりにも幸せそうにしている二人を見て、
BGMを聞いて。
少し涙が出た。

エンドロールの中盤。
もう一度、オーケストレーションされたメインテーマが流れたとき、
これからのことを思い、涙が出た。

気づき、思いやる。
当たり前のこと。
純粋に相手を思う。
当たり前のこと。
だけど、
そう簡単に、できることじゃない。

今のぼくが見たら、そう思う。
もし、小学校のとき、中学校のときに見ていたら、どう思っただろうか。

ラピュタは小学校のときに見て、忘れられない映画になってしまった。
今は、ハウルの作品自体にそれほどの思いは持てない。

ただ。
繰り返すけれど、
今日、映画を見ることができて。
涙を流せて。
このことは、忘れないであろうと思う。



個人的には、脇のカルシファーが好き。マルクルも捨てがたい。
脇が素敵だと、やっぱり主役は映える。

声優のキャスティングは、あーだこーだいってますが、
ま、それほど気にはならなかったなぁ。

あの展開は少々急ぎすぎている気もしたけれど。
たぶん、丁寧に描写していたらコンセプトがずれてきてしまうんでしょうね。
ラヴ・ストーリーじゃなくなっちゃったりして。

背後に何があるのかは…、
今度、解説本でも読んでみます(笑)

退去。

2005-03-25 13:07:40 | ろぐ
がらんとした部屋で、タバコをすった。

時間は結構あったのに。
引越しという作業は進まない。
どこかで、時間を引き延ばしたがっている自分がいた。

がさがさ動いては、中断。
自分の痕跡を消すことが、これほどまでに大変だとは思わなかった。
クローゼットの奥、食器棚の片隅。
とんでもないところから、とんでもない記憶がたくさん現れて。
遅々として進まない作業に苛立ち、酒を飲んで眠る日々。

それでも、詰め込んだダンボールたちがいなくなる日は、
目いっぱい動いた。
お昼に荷物を搬出。
返す足で、筑南クリーンセンターへ。
引越しのごみは、次から次へと湧いてきて。
3往復ぐらいしたかな。
次からは、無駄なものはちゃきちゃきと処分しなきゃ。

市役所にて、溜めていた税金を払って、転出届を出して。
郵便局にて、転居届け。
保険会社にて、住所変更の届け。
不動産屋さんに、書類を提出。

あれやこれや、やることは多い。
自分の名前と住所をこれだけたくさん書く、という行動は、久しぶりだ。
電話でも、名前と実家の住所を壊れたカセットみたいに繰り返して。

夕べは結局、ご飯を食べながらお酒を飲んでしまい。
4時間眠って、朝方から部屋の掃除。
やってもやっても終わらず。
荷物を車に詰め込む作業も、約束のぎりぎりに。

不動産屋さんが立会いに来てくれたのを、少し待っていただいて。
あわただしく車に荷物を詰め込んだ。
が。
荷物が入りきらない。

結局、ベランダに少しだけ荷物を置かせてもらうことにして。

なんだかなぁ。
こんなにも無計画な自分が情けない。

ぎっしりと荷物の詰まったシルビアを見て。
ぼくは、荷物を捨てることが、やっぱり苦手らしい。
いつも使っていた、毛布とタオルケットは、捨てられなかった。
似たような理由で、捨てられないものが増えていって。
持ち帰る荷物は膨れ上がってしまった。

不動産屋さんにご挨拶をして。
ブレーカーを下げて。
部屋を出る段階になっても、まだ、離れる実感は湧いてこない。

頭の中を占領していた、引越しというタスクは、これにて終了。
今は、ただ、ぼーっとしている。
今夜は行きつけのお店でサッカー観戦の予定。
もう、何かをしなければっていう意識はない。
ただ、ただ、楽しもう。
少しだけお酒の力を借りて。

あ。

人生初の、
住所不定・無職。

不思議な気持ち。

モルト。

2005-03-24 03:45:42 | ろぐ
ギネス。
よなよなポーター。
よなよなポーター。
グレンフィディック18y。
トマーチン30y。
グレンオード25yカスク。
グレンファークラス1974カスク。
シグナトリー グレンドロナック1970。

うまかった。
話したいヒトとたくさん話せた。
もう、この地を離れるのに。
いや。

また、会いに来よう。
それがいい。

今宵のお酒は、心に染みた。

テレビとビデオが消えてしまった。

2005-03-22 23:19:27 | ろぐ
普段在るものがなくなっていくと、不思議な落ち着かなさを感じます。
帰宅し、ドラマやってるかなぁ、なんてテレビをつけようとしたら、ありませんでした。
そう。
そこにテレビはなくて。

DVDプレーヤーもしまっちゃいました。
ラジオだけが、部屋の空気を震わせてます。

いまこうして向き合っているPCも、もう30分後には格納されます。
長いこと同じ場所にあったものがなくなっていく。
振り返るヒマもなくて、どたばたしているだけ。

友人が面白いことを言ってました。
「それって、お葬式の慌しさに似てるよね。」って。

そう、近いものはあるのかもしれません。
別に酷い言い方をしたいわけじゃないけど。
なんとなく、喪失ってそういうことなのかも。

この部屋とも、後少しでお別れ。
うーん、実感は相変わらずないのだけれど。

ネット環境とも、しばらくお別れ。
ちょっと、実感出るかなぁ。

さてさて、逃避は終わり。
働くぞぉ!

エンジンオイル・デフオイル交換。

2005-03-22 18:48:38 | クルマ
走行77400km。
旅行の為?まわしすぎたから?
今回もエンジンオイルは真っ黒。
ついでに、オイルフィルタも交換。

リフトであげて下回りの点検をしているときに、ふと。
デフのオイル、変えてないよなぁ。
と。

早速交換。

出てきたのは真っ黒黒スケのオイル。
うわぁ。ごめんよぉ、シルビア。

サーキットに行くのなら、LSD入れたほうがいいのだろうけれど。
でも、街乗り優先だからなぁ。

変えなくちゃいけないのは、
タイヤ。
ベルト類。
足回りのブッシュ類。
リヤブレーキパッド。

うーん。出費がかさみますなぁ。
ゆっくり直していきましょう。

冷蔵庫。

2005-03-21 18:35:46 | ろぐ
我が家の洗濯機と冷蔵庫が、いなくなりました。
多少埃が残っているところが、彼らの住処でした。
ぼくが働いて、帰ってきたら、必ず迎えてくれました。

洗濯機よりも、冷蔵庫のほうが、古株。

大学に入学したときから、ずっと、ずっと、
冷やしつづけてくれました。

さぁ、引渡しだ。
運ぼうとした、その瞬間。
中から、モルツが1本。

最後のご褒美なのでしょうか。

彼らは、幸運にも、引き取ってもらえる方が現れて。
神奈川県にお引越しです。

山のようなゴミに囲まれて、
思わず現実逃避していると、
冷蔵庫一つさえも擬人化されてしまい、
頭の中で物語が形成されていきます。

なんだかなぁ。

次は、何とお別れかな。
だんだん、感慨すら消え、ノルマと化して。

楽しくなってきました。