FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

『SMILING2』

2005-02-04 04:56:07 | 音楽
仕事が終わって。
暗い車の中でCDを探した。

何を聴こうかな、いいのナイかな。
がさがさ。

とりあえず、手にあたったのをつかんで、プレイヤーに突っ込んだ。

懐かしいイントロ。
『北風』。
思い出にあふれる、曲。

運転しながら聞くはずだったのに。
思わず聞き入って。

ランダムにして、帰ろ。そう思った。
流れてきたのは、
『花水木』。
涙が出そうになって、慌てて煙草をくわえて。
やっぱり聞き入ってた。

ランダムをやめて。12曲目を選んだ。
『LOVE LETTER』。

動けないカラダを無理やり動かして。
ギアをいれて。

でも、気づいたら一緒に歌ってた。

この曲、大好き。

泣きたくなるような、でも、暖かいような。
槇原敬之さんの、やさしい声が、胸に響く。


クルマを降りたら、三日月が東の空から昇ってきていた。
見上げて、切なさを振り切った。
身を切る風の中、とぼとぼ歩いて。


今日は、そんな、一日。

欠損拒否。

2005-02-03 16:42:50 | ろぐ
大切なヒトってたくさんいる。
大事なヒトってたくさんいる。

心の中で、誰もが同じようにカテゴライズされているわけではなくて。
もし、自分が大事に思っている、大切に思っている、彼らのうち、一人でも欠けてしまったら。
ぼくは、
自分が消えるわけではないけれど、
きっと先刻までの自分ではなくなっている。

ぼくの中に存在しているヒトは、誰も彼も、個性的で、スマートで。
そして、
そのヒトがそのヒトであるがゆえに、ぼくは彼らを、心の中で必要としている。

全ての事柄に永遠はない。
それは、諸行無常。そして、色即是空。
でも、永遠を願わずには、いられない。
ぼくは、まだまだ悟れない。

もし、キミが迷っているなら、これが答えになるだろうか。

葡萄ジュース。

2005-02-03 05:31:46 | お酒
存在しているのは、知っていた。
伝説(言い過ぎ?)の葡萄ジュース。

今日は、それを飲んでしまった。
フツーのコップで。



『ポール・ジロー(PAUL GIRAUD)…高い評価を得ているコニャックの産地、グランシャンパーニュ地区にあるブードビル村。そこで、栽培兼蒸留業者として、ぶどうの収穫から蒸留・熟成まですべてをポール・ジロー氏自らが管理してコニャックを造っている。』(ジャパンインポートシステム)

ぼくの大好きなコニャック。ブランデー好きな方なら、一度は飲んだことがあるかもしれない。
香り高く、口当たりは丸く、余韻はうっとりするほど心地よい。
まさに、至高のコニャック。ビンテージ表記なのも珍しい。
香りだけで、幸せにさせてくれる。そんな、数少ないお酒の一つ。

その、原料となる葡萄を絞り、ただ炭酸ガスのみを加えて瓶詰めしたジュースがあると、以前聞いた。聞いたときは飲んでみたいと思ったが、入手は難しいだろうと諦念を抱いていた。ブランデーになる前のブドウジュース。そんなもの、なかなか飲めない。そう思っていた。


それが。

今夜、目の前に。


ドキドキしながら口に含んだ。
ドイツワインのように、甘い。予想していたよりも甘口。
そして、とびきり新鮮な酸味を感じた。味の凝縮度が違う。

明らかに、普通の葡萄ジュースではない。神々しさが漂ってくるよう。
こんなにおいしいなら、出来上がったコニャックもすばらしいはず。
なんだか、とても納得した。

普段は気が付かないが、ウィスキーもブランデーも、全てのお酒は、農産物。
ぼくらは大地の恵みを享受している。

今夜は、そのことを、つよくつよく感じた。
作り手に感謝と尊敬の意を表したくなった。


いつか、訪れてみたい場所が、一つ増えた。

見失った。

2005-02-02 16:45:54 | ろぐ
ぼくは何をしてる?
ぼくは何考えてる?

大事なこと、忘れてないか?
大切なこと、忘れてないか?

気負いばかりが先行して。
自分で自分を縛り上げて。

身動き取れなくさせているのに。
身動き取れないってもがいてる。

キミの一言で気が付いたよ。
危うく忘れるところだった。

ラクにこなしていこう。
胸張ってやっていこう。

時間は早く過ぎていくけれど。
意外に速くは過ぎていかない。

毎日着実に積み重ねていくだけ。
ただただ、積み重ねていくだけ。

さぁ、今日もがんばろう。
きっと、待ってるヒトがいる。

告知。

2005-02-01 07:54:22 | ろぐ
いよいよ、2月。

ぼくは、
あと4週間で、今の仕事を辞める。
あと8週間で、9年住んだ、この地を離れる。

カウントダウンは続いていく。

お店のカレンダーをめくった。
残り時間が記されている。

毎日は、同じように繰り返されていく。
時間も、同じように流れていく。

だけど。

来月のはじめには、ぼくは、カウンターの中に入る権利を失っている。

自分で決めたことだから。
自分で決めたことなのに。

錯綜する想い。


特別はいやだ。
ただ、日々が続いていて、そのなかで、静かに終えていきたい。

去るヒトを見送るのが、バー。
来るヒトを受け入れるのが、バー。

なにも、変わらない。

ぼくは、ぼくの仕事をこなすことに全力を傾けよう。


もし、お店に来たいのなら、普段どおりに来ればいい。
たとえ、そこにぼくがいなくても。

ぼくが3年間で培ってきたもの。
それは、特別なことじゃなくて。
常に反映されていくもの。




最後に、営業(笑)。
もしも、ぼくの作ったカクテルが飲みたいのであれば、お早めにどうぞ。
特に、「ヒロシの恋」をはじめとする、オリジナル。
これは、もう二度と飲めなくなる可能性が大きいです。
「ブログ、見ました!」の一言で、お会計10%増しサービス!(嘘)
あとで時間ができたときに、レシピを記録しておきます。

びったんばったん。

2005-02-01 07:30:37 | ろぐ
朝9時に帰宅。
時計を恨めしげに見つめて、眠った。
目覚めたら、11時。なぜ、2時間で目覚めるかなぁ。

で。二度寝したら。
結局16時45分に起床。慌てて出勤。

体から酔いがこぼれそう。

こういう日は、なぜか忙しい。
看板をつけたくらいからお客様ラッシュ。
月曜日??ってくらいお客様がいらした。

一生懸命働いているときは、酔いは姿を潜めてた。
一段落した瞬間。
両肩に、ずっしりと二日酔いがのしかかる。

だるさと戦いながら。
目眩をこらえながら。

日付が変わった頃に、酔いが抜けていくのがわかる。
ああ、戻ってきた。

結局お客様につきあって、晩御飯を食べて。
帰宅したら、5時半。
ありえないから。

なんだかんだ、もう7時過ぎ。
疲れたなんて、言わないよ。

三十路の階段上る、ぼくはまだ、二十代さ。
(by いとちゅ)


がんばろう。