FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

『踊る大捜査線 FINAL ~新たなる希望~』(さらっとレビュー、ネタバレ無し)

2012-09-08 00:58:55 | 映画
公開初日、レイトショーにて。
後でもう一回観にいくつもり。
満足した!

「踊る大捜査線」第一話がテレビで放映されたときのことを思い出した。
あのワクワクを。
あの時は宿舎の狭い部屋で、洗濯物に囲まれてたなー、なんて。


懐かしいあの人も、あの場面も、思い出せる。


今作品は出演者も製作者も楽しみながら、別れを惜しみながら、全員が作り上げた映画なんだろう。
随所に気迫を感じた。演技も演出も小道具も。

前作の劇場版で不満だった音楽は、大きく改善されたように思う。
シリーズの音楽を多用。新しい楽曲も「それ」っぽく作られていた。
できれば、全ての音楽を松本晃彦さんに作ってもらいたかったけど。

「踊る大捜査線」のセカイはこれで終端を迎えるのだろう。
そういうストーリーの持って行き方だったし、そういう作品に仕上がっていた。

オープニング映像は15年分の歴史を感じさせる、素敵なもの。すばらしく格好いい。
もう一度見たい。
第一話からもう一度見直そうかな、と思わせてくれる。

単なるエンターティンメントではなくて、すこし考えさせるような、影を残すような脚本。
君塚節健在ですね。


このドラマシリーズが魅力的なのは、自分もがんばろうという元気をもらえることだと思う。
今作品は、観おわった後、自分の仕事をもっとがんばろうと思えた。元気を分けてもらった。
自分の仕事に誇りを持って、自分の生き方を恥じないように、しっかりと生きよう。
そう思えた。


だから、もう一度観にいこうっと。
グッとくる台詞の数々を、もう一度聞きたいから。

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