FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

欠損拒否。

2005-02-03 16:42:50 | ろぐ
大切なヒトってたくさんいる。
大事なヒトってたくさんいる。

心の中で、誰もが同じようにカテゴライズされているわけではなくて。
もし、自分が大事に思っている、大切に思っている、彼らのうち、一人でも欠けてしまったら。
ぼくは、
自分が消えるわけではないけれど、
きっと先刻までの自分ではなくなっている。

ぼくの中に存在しているヒトは、誰も彼も、個性的で、スマートで。
そして、
そのヒトがそのヒトであるがゆえに、ぼくは彼らを、心の中で必要としている。

全ての事柄に永遠はない。
それは、諸行無常。そして、色即是空。
でも、永遠を願わずには、いられない。
ぼくは、まだまだ悟れない。

もし、キミが迷っているなら、これが答えになるだろうか。

葡萄ジュース。

2005-02-03 05:31:46 | お酒
存在しているのは、知っていた。
伝説(言い過ぎ?)の葡萄ジュース。

今日は、それを飲んでしまった。
フツーのコップで。



『ポール・ジロー(PAUL GIRAUD)…高い評価を得ているコニャックの産地、グランシャンパーニュ地区にあるブードビル村。そこで、栽培兼蒸留業者として、ぶどうの収穫から蒸留・熟成まですべてをポール・ジロー氏自らが管理してコニャックを造っている。』(ジャパンインポートシステム)

ぼくの大好きなコニャック。ブランデー好きな方なら、一度は飲んだことがあるかもしれない。
香り高く、口当たりは丸く、余韻はうっとりするほど心地よい。
まさに、至高のコニャック。ビンテージ表記なのも珍しい。
香りだけで、幸せにさせてくれる。そんな、数少ないお酒の一つ。

その、原料となる葡萄を絞り、ただ炭酸ガスのみを加えて瓶詰めしたジュースがあると、以前聞いた。聞いたときは飲んでみたいと思ったが、入手は難しいだろうと諦念を抱いていた。ブランデーになる前のブドウジュース。そんなもの、なかなか飲めない。そう思っていた。


それが。

今夜、目の前に。


ドキドキしながら口に含んだ。
ドイツワインのように、甘い。予想していたよりも甘口。
そして、とびきり新鮮な酸味を感じた。味の凝縮度が違う。

明らかに、普通の葡萄ジュースではない。神々しさが漂ってくるよう。
こんなにおいしいなら、出来上がったコニャックもすばらしいはず。
なんだか、とても納得した。

普段は気が付かないが、ウィスキーもブランデーも、全てのお酒は、農産物。
ぼくらは大地の恵みを享受している。

今夜は、そのことを、つよくつよく感じた。
作り手に感謝と尊敬の意を表したくなった。


いつか、訪れてみたい場所が、一つ増えた。