後藤是山記念館(クリック下さい)を訪ねたのは記念館が出来てすぐだったと思う。
初代の館長さんは、私の小学校の時の教頭先生の堀江先生だった。
偶然の再会に嬉しく思った私は、その当時何度か記念館を訪ねたのだった。
先生はとても詳しくいろんな事を教えてくださった。
その熱い思いや先生の様子は今も忘れない。
あれから15年ぐらい経って、去年の夏、帰郷した友人と一緒に水前寺界隈を散策した時、ここに立ち寄った。
現館長さんに恩師の堀江先生の事をお尋ねすると、堀江先生(クリック下さい)がお元気であるという事を伺いすぐにお電話した。
先生が五福小学校にらした頃の話、私も生まれた五福校区で書塾をしている事、町づくりのお手伝いをしている事・・・などをお話すると
先生は、それはそれは喜ばれて、「教え子たちが、地元を元気にしているという話を聞くのが一番嬉しい。生きているうちにあなたに会いたいな」とおっしゃったのだった。
しかし、そのあとしばらくして・・・ご病気もなく静かに天国に逝かれたのだと今月お聞きした。
今回は「堅山南風」など郷土の偉人の絵や書、書簡などの企画展が開催中だったので訪ねたのだった。
先日は知人より明治の新聞「九州日日新聞」を貸して頂く機会を得、今度は九州日日新聞社の記者だった「後藤是山」≪生涯一記者≫(動画がありましたのでぜひクリックしてください)と再び出会う。
いろんな点が線となってきた。
これも恩師のお導きかもしれない。
「先生ありがとうございます。」
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