藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

地域医療の確保のため、国に陳情

2010年04月19日 | ちょっと一言
藤枝市立総合病院の「医師確保」と「歯科口腔外科の再開」に向けて、厚生労働省に陳情してきました。
本市の自治会では、住民とともに「コンビニ受診を控えよう」などのスローガンを掲げて病院を支援する活動を行っていますが、健康に関る重要な問題として、何かと病院に対する「思い」を国に伝えようと、全市民を対象に署名活動を行ってきました。
この度、この署名簿を持参して、自治会連合会長、市議会議長、藤枝歯科医師会長と共に厚生労働大臣に対してご理解いただくよう陳情書を提出してきました。
この署名は、子どもを含む全市民の実に56%、8万1千人を数えました。
全国的な医師の遍在や不足により、地域や診療科ごとの医師格差が広がる中、藤枝市立総合病院においても、医師の減少とともに産婦人科が休診し、歯科・口腔外科が閉鎖されている現状は、地域住民にとって、極めて深刻な事態であることを伝えました。
当日は、直接担当する厚生労働省保健局医療課医療指導監査室長が対応してくれましたが、真剣に私達の話を聞いていただき、理解を示していただきました。また、関係部署にもその旨を伝えてくれるとのことでした。
その他にも、保険局長、審議官とも面談し意見交換を行い、特に地域医療の現状について現状を伝えました。
今、病院は一丸となって、地域医療の確保と経営の健全化に向け懸命に頑張っています。
今後も、更に病院、行政、議会そして市民の皆様と一緒になって、全力で努力をしていきたいと思います。