藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

瀬戸川で河川美化運動を実施

2011年07月01日 | ちょっと一言

今回で10回を数える「中部地区河川・海岸統一美化運動」が、瀬戸川河川敷で行われました。
台風や大雨のあと、河口付近の海岸に漂着物が打ち上げられ、美観が損なわれます。皆さんもニュースなどで見たことがあると思います。私たちの暮らしに潤いを与えてくれる海辺が、流木やゴミ、ペットボトルなどで汚れてしまうのは、大変悲しいことです。

漂着物のほとんどは、河川にあるゴミなどが増水により海岸に流れ着いたものです。特に、平成13年に台風11号と15号が相次いで襲い、約7万トンにもおよぶ漂着物が県下の海岸や港湾施設に流れ着き大きな被害が出ました。
これがきっかけとなり、国・県・流域の市町が連携し、対策の一環として「河川・海岸統一美化運動」を実施することとなり、現在に至っています。
この活動には、毎年、市内の事業者や団体、中学生の皆さまが参加いただいております。今回も約200人の方の参加があり、国道1号線の瀬戸川橋から約1Km上流の範囲で、河川の美化に取り組んでいただきました。

回収したゴミは、流木、鉄くず、空き缶、ペットボトル、陶器、可燃ごみなどで、ごみ収集用コンテナ12杯・1,8㎥でした。昨年は2,7㎥(コンテナ18杯)でしたので、だいぶゴミが減ってきており、河川愛護や美化の意識が高まっているものと思っています。
夏本番にむけ、バーベキュウや水遊びなど河川で楽しむ方々も多いと思いますが、出たゴミは持ち帰っていただき、河川を汚すことのないよう、河川美化にご協力をお願いします。