最新のお知らせ
4月12日(土)に全国17会場で詰将棋解答選手権「初級戦・一般戦」が開催されました。
各地で開催して下さった関係者の方々、またご参加いただいた多くの皆様に深く感謝申し上げます。
出題作はこちらをご覧下さい。
【https://shogi-problem.org/Archive/】
詰将棋解答選手権実行委員会
鈴木環那女流三段「三回目の参加。前回は1ラウンドが1問も解けなかったので一年前の自分を超えたい。詰将棋は大好き!でも詰将棋は私のこと好きじゃないみたいで、なかなか解かしてくれない。片想いです」
山根ことみ女流三段「とても楽しみにしてきた。でも準備は今までよりも出来てなくて…。17手以内の短手数しか解いてなくて、20手以上の長手数の練習をしていないのがどう影響するか」
内山あや女流初段(ピンボケすみません!!)
問題用紙を配るのは著書「詰みより必至」でお馴染みの金子タカシさん。
上位常連の広瀬章人九段「去年の難易度と同じと想定して、80点以上が目標」
佐々木勇気八段「来た自分に100点をあげたい」
上村亘五段「去年第2ラウンドが不本意だったので、今年は安定した結果を出したい。自分の中で納得できる成績で、充実感を得たい」
杉本和陽五段は頭を抱えて没頭していた。
初出場の伊藤匠叡王「はじめてなのでどのぐらいできるか…。一問でも多くと思ってます」
昨年3位タイで入賞した千葉幸生七段「去年は過去問をいっぱい解いてきたけど今年は準備があまりできてなくて。諦めずに、しぶとくやりたい」
初期からの常連選手、行方尚史九段。
過去に6回優勝経験の宮田敦史七段。
「(意気込みは?)ん?……まあ実力を出しきって、ケアレスミスもなくして、できるだけいい点を取りたい」
(村田顕弘六段)
詰将棋作家としても知られる中田章道七段を師匠に持ち、自身も詰将棋創作を得意としています。先ほど紹介した服部七段の兄弟子です。直近の参加はコロナ禍によるチャンピオン戦開催中止期間前、2019年の第16回大会でした。
「最近『詰めチャレ』にハマっているので、記念にチャンピオン戦に出ようかなと。自信はありません」
(石川優太五段)
過去に3度出場して、直近から順に総合16位、6位、9位と安定して好成績を収めてきました。今回も上位入りが期待されます。
「大袈裟と控えめの間ぐらいということで、目標は70点です」
(上野裕寿五段)
棋士になってまだ1年半の若手ですが、2度の棋戦優勝など輝かしい結果を残しています。チャンピオン戦には初出場。詰将棋関係者から「出てみたら?」と誘われたのがキッカケだそうです。実力は未知数で、「60点が目標です」と話します。
(炭崎俊毅三段)
奨励会三段としての出場ですが、すでに4月1日付での四段昇段(プロ入り)が確定しています。昨年は総合12位、大阪3位でした。
「頑張ります」と言葉少なに意気込みを語ります。
(過去6回の優勝を誇る宮田敦史七段)
(前列、順に伊藤匠叡王、行方尚史九段、広瀬章人九段、佐々木勇気八段)
(佐藤紳哉七段、千葉幸生七段、後ろは鈴木環那女流三段)
(藤井聡太竜王・名人)
八大タイトルのうち七冠(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖)を保持する現役最強棋士です。チャンピオン戦には少年時代から参加し、2015年の第12回大会優勝(当時は奨励会二段)を皮切りに5連覇を果たしました。昨年は不参加で、大阪会場から参加するのはじつに9年ぶりです。
意気込みを尋ねると「久しぶりの参加で不安しかありません」。普段は見られない一面です。
(古賀悠聖六段)
昨年のチャンピオン戦では、問題が高難易度と評される中で堂々の初優勝。藤井竜王・名人が今回出場したことで、当時のインタビューで語った願いが実現しました。
「誤記だけはしないように気をつけます」
インタビュー記事 https://blog.goo.ne.jp/shogi-problem/e/b80dad2637171b4ad09afe38d0bfa832
(服部慎一郎七段)
2024年度の公式戦勝率ランキング1位が確定しているなど、めざましく活躍している若手棋士のひとり。2016年の第13回大会からチャンピオン戦に出場し続けている常連ですが、昨年は第2ラウンドで失速してしまいました。今回は復活なるでしょうか。
「昨年よりも1問でも多く解けるように頑張ります」
東京会場は棋士・女流棋士・奨励会員に混じってちびっこ選手たちも果敢に挑戦しています。
北川くん(小4)「去年の自分に勝ちたい」
中村くん(小4・初参加)「詰将棋は20手以上の長手数を1日5〜7問練習してる」
成田くん(小3・初参加)「詰将棋は作るほうが好き。作り始めたのは最近。加藤一二三先生のネットミュースを見て「僕も作りたい」と思ってはじめた」