詰将棋解答選手権 速報ブログ

詰将棋解答選手権のお知らせと大会速報を行います
主催:詰将棋解答選手権実行委員会 後援:詰将棋パラダイス 日本将棋連盟

最新のお知らせ

4月7日(土)に全国26会場で一斉に第15回詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦が開催されました。
参加者総数は初級戦が731名、一般戦が529名でした。

昨年は376名と281名でしたから、なんと倍増に近い数字となりました。

参加された多くの皆様、並びに関係者各位のご尽力に深く感謝申し上げます。

詰将棋解答選手権 実行委員長  柳田 明

【チャンピオン戦出場者インタビュー2012】第2回 永瀬拓矢四段

2012年02月27日 12時12分12秒 | 第9回出場者インタビュー

チャンピオン戦出場者インタビュー、第2回は永瀬拓矢四段です。

――まず詰将棋を始めた頃のお話からお願いします。
17才のときに四段になりまして2年ほど経つのですが、詰将棋は……。

――すみません、最近のお話は後ほどうかがいます。将棋を覚えたのはいつ頃ですか。
9才、小学3年生でした

――詰将棋は1手詰から始めて3手、5手と進んでいったのでしょうか。
それが……詰将棋を解いた記憶はほとんどありません。まったくやらなかったわけではないのですが、ただひたすら実戦という感じでしたので

――それは珍しいケースですね。奨励会に入ったのはいつ頃でしたか。
小学6年生です

――入会後は詰将棋を解くようになりましたか。
奨励会に入ってからも、とにかく実戦でした

――では、多くの奨励会員が取り組む詰将棋パラダイスには見向きもしなかったのですか。
はい。存在は知っていましたが、買って解くということはありませんでした

――実戦で詰みを逃して負けたときに、詰将棋をやったほうがいいと思ったことはありませんでしたか。
アマチュア時代から勝つときは2手差、負けるときも大差というタイプの将棋だったので、詰将棋の必要性は感じませんでした。棋士になってからはギリギリの勝負ばかりですが

――では棋士デビュー以降は詰将棋の必要性を感じているのでしょうか。
それもあって最近は詰将棋を解くようになりました。ただ大きなきっかけは竹中健一さんです。一緒に詰将棋を解いていてスピードが違いすぎて……私は負けず嫌いですから、なんとかしようと

――目標ができたわけですね。そのためにどのような問題を解いているのでしょうか。
いろいろな作品集を解いています。詰パラも毎月購入するようになりました。作品集では山田康平さんの『流星雨』が印象に残っています

――ここからはチャンピオン戦についてうかがいましょう。第7回に出場して29位という成績でした。参加した感想をお願いします。
竹中さんに誘っていただいて出場しましたが、とにかく難しかったですね。予想以上に解けなくて悔しい思いをしました

――2年前ですから、まだ詰将棋を解き始めた頃でしょうか。リベンジの意味もある今回の目標をお願いします。
あまり大きなことは言えません。前回より10位は上げて、19位以上が目標です

――それはまた謙虚な目標ですね。当日に向けての準備はいかがでしょう。
最近は毎日3、4題中編を解くようにしていますが、もう少し増やすようにしたいと思います

――たいへんインパクトのあるお話を聞かせていただきました。当日の躍進を期待しています。本日はありがとうございました。

【過去の成績】
第7回…29位


【チャンピオン戦出場者インタビュー2012】第1回 伊藤真吾四段

2012年02月20日 21時40分50秒 | 第9回出場者インタビュー

恒例のチャンピオン戦出場者インタビュー、最初に登場いただくのは伊藤真吾四段です。

――詰将棋を始めたきっかけを教えてください。
将棋のルールはアマ五段の父から教えてもらいました。5才のときです。詰将棋は1手から始めて3手、5手とだんだん長くなっていきました。

――奨励会に入ったのはいつ頃でしたか。
11才、小学6年生でした。奨励会では定跡の勉強より詰将棋が多かったですね。主に詰パラ(※1)の問題を解いていました。

――やはり詰パラですか。作品集はどうでしょう。あとは好きな作家を教えてください。
好きな作家は特に思いつきません。目に入った問題を解くという感じです。作品集はいろいろ見ています。谷川先生の『月下推敲』(※2)も買いましたが、まだ全部は解けていません。図巧・無双(※3)は半分くらい解きました。

――詰将棋と実戦の関係はどうお考えですか。
詰将棋は頭の中で駒が動くので、読みの訓練になります。対局の日はいつも9時くらいから短編を解くようにしています。あまり難しいものではなく、詰将棋サロン(※4)の中級くらいの問題を。

――創作のほうはいかがですか。
2、3問しか創ったことはありません。解くほうが好きですね。

――ここからはチャンピオン戦についてうかがいます。まず出場するきっかけはありましたか。
広瀬さん(※5)や及川さん(※6)が出るようになって自分も力を試してみたいと思いました。

――出場してみていかがでしたか。
厳しい雰囲気がいいですね。前回は第1ラウンドで1位だったのですが、第2ラウンドは10番が解けず、残念でした。

――では今回の意気込みをお願いします。
私は短編のほうが得意だと思っていますので、第1ラウンドはいいところを見せたいです。前半戦は広瀬さんより上に行きたいですね。

――第1ラウンドについての熱い意気込みは初めてですが、第2ラウンドも期待しています。本日はありがとうございました。

※1 詰パラ…『詰将棋パラダイス』。詰将棋専門の月刊誌。
※2 谷川先生の『月下推敲』…谷川浩司九段の詰将棋作品集。谷川九段の代表作100題が収められている。日本将棋連盟発行。
※3 図巧・無双…江戸時代の棋士・伊藤看寿(贈名人)の作品集『将棋図巧』(しょうぎずこう)と、その兄・三代伊藤宗看(七世名人)の作品集『将棋無双』のこと。2つの作品集を併せた『詰むや詰まざるや』としても知られている。看寿の名は詰将棋界の「看寿賞」にその名を残している。
※4 詰将棋サロン…月刊誌「将棋世界」の詰将棋コーナーの1つ。初級が11手以下、中級は13~15手、上級は15手~17手の詰将棋が掲載されている。
※5 広瀬さん…広瀬章人七段。解答選手権上位常連。
※6 及川さん…及川拓馬四段。詰将棋作家。

【過去の成績】
第7回…10位
第8回…東京6位