最新のお知らせ
チャンピオン戦: 3月30日(日)
初級戦・一般戦: 4月12日(土) ※オンライン会場も検討中
チャンピオン戦の選手エントリーは、2月15日(土)開始予定です。
詰将棋解答選手権実行委員会
第8回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦及び初級戦・一般戦の東京会場・大阪会場はチャリティーイベントとして開催いたしました。
当日の詰棋書等のチャリティー販売・参加者や見学の皆様からの募金・実行委員からの募金など併せて30万円を、4月25日に東日本大震災の義援金として朝日新聞厚生文化事業団に寄付したことを報告いたします。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
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第8回詰将棋解答選手権での出題作品のうち、一般公募から採用された作品を対象に優秀作品賞の投票が行われました。
【対象作品】
○チャンピオン戦
1番 中村雅哉
2番 三角淳
3番 真島隆志
5番 服部彰夫
6番 芹田修
7番 柴田三津雄
8番 巨椋鴻之介
○一般戦
1番 中村雅哉
3番 宮浦忍
5番 金子義隆
6番 北浜健介
○初級戦
3番 筒井浩実・井上徹也・洞江元太
【投票者】6名(浦野真彦、小林敏樹、角建逸、谷口均、柳田明、若島正)
◎2点、○1点として計算。
優秀作 チャンピオン戦3番 真島隆志作
浦野:2度の限定合、連続捨て駒の収束と濃密な内容。◯
谷口:単にとられるのではなく効かせる限定合2回を、短手数で駒数少なくまとめた素晴らしい作です。◎
柳田:◯
若島:限定合2回が不思議に逆算で入っている。特に55銀合はよく見つけたもの。◎
特別賞 チャンピオン戦8番 巨椋鴻之介作
浦野:合駒で発生した角の移動合ナラズを爽やかに表現。◎
小林:スケールは小さいものの、これは巨椋さんの組み立て方だ。◯
角:玉を包み込むような初形が作者の主張ですね。角合~角不成の手順もきれいにできています。遺作としての発表だと、これに入れないといけないのかとも思いますが。◎
谷口:近代将棋昭和36年5月号近藤孝作と類似の問題作。
柳田:心情的には巨椋作に入れたいところですが、どうも前半に違和感あり。ご本人は序を付ける時にどう思って作られたのか…。結果として難解ならともかく、「難解作が狙い」をしなそうな方だと思うのですが。
若島:故人の未発表作だけに、投票からは意識的に除外した。それはともかく、巨椋鴻之介作という看板に恥じない作品だと思う。
選外
チャンピオン戦2番 三角淳作
小林:角の逆王手ラインの開閉をコンパクトに表現。やさしいが完成品。◎
チャンピオン戦6番 芹田修作
柳田:◎
一般戦1番 中村雅哉作
小林:誤解した人はさぞ驚いたことだろう。◯
チャンピオン戦1番 中村雅哉作
谷口:マニア向きの構想作で、解答者も楽しみは後回しにして??2番・5番を先に解いていました。◯
各会場の成績優秀者一覧です。
【初級戦全問正解・タイム上位者】(タイム未計測の福岡会場を除く)
3分…武田竜治(船橋)・藤井聡太(名古屋)・高井晟晴(大阪)・井上貴裕(大阪)
4分…小島遼人(札幌)・小山源樹(松本)・武藤颯佑(名古屋)・太田雅人(大阪)
【一般戦全問正解・タイム上位者】
12分…長生治彦(大阪)
14分…金田拓海(松本)
16分…小山源樹(松本)