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『あぁ、阪神タイガース』

2009年01月15日 | 野球
現楽天監督の野村克也の本です。

まぁ、阪神の監督時代を振り返っての回顧録とでもいいましょうか、
自分はダメで星野は何故うまくいったのだとか、いろいろと書いて
ありました。

やはり、阪神という球団は独特のチームというのは分かりますよね。
その裏付けをしっかりと書いているとは思います。

まず最初にマスコミと上手く付き合っていくことが第一条件。
大阪では阪神が勝っても負けてもスポーツ紙の一面にくるわけです
から、そりゃー監督も大変だし選手も大変だと思います。

ノムさんはメディアと上手く付き合っていけなかったのは自分の性格
のような書き方もしていましたが、そこはチームを預かった身として、
あれだけファンの期待を背負ってたわけですから、努力して、投げやり
にならないで、各方面と上手くやって欲しかったなぁと思います。

楽天で比較的上手くいっているのは、オーナーから好かれているし、
新興チームということもあるし、何より仙台のファンが温かいです。
環境がいろいろな面でいいんだと思います。

いずれにしろ阪神では3年連続最下位でしたから結果は最悪でした。
いろいろと書いても結果が出なかったのだから全ては言い訳になって
しまうと思う。
けれども、四面楚歌になりながら指揮を執った監督の目線というのは
こういうものなのかー、キッついなーと思いましたね。

けれども、その後の星野阪神の時に台頭してきた若手はノムさんが
拾ってきた選手や育てた選手。
それは星野監督も言ってました。
まぁ、下地は作ったけど勝つことは出来なかったんですね。

阪神で優勝してたらまた違った道を歩いていたかも!?
それこそ野村JAPANを率いてたかも知れません。