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劇団「徒紀の奏」旗揚げ公演

2007年09月26日 | 芝居
今日は新しい劇団の旗揚げ公演「コスモス」を観劇。

この劇団を立ち上げたのは、かつて二回ほど共演したことのある酒井さんで、
確か今年四十路だったと思いますが、年齢のことわを言うのも何なんですが、
「気合い入ってるよな~」と感じますよね。

彼はものすごくお芝居というものを真摯に捉えていて、「演劇人」という言葉が
ぴったりの人。
何事にも流されず、自分のやりたいことを、表現したいことを今後も展開して
いくんだと思います。
そういう意味では、今日が新たなスタートラインなのでしょうね。

で、この公演に、去年僕と一緒に共演した元創劇舎の高椋君も出演してましてね、
そんなこともあったので絶対観に行きたいと思ってました。

今日一日だけの公演ということで、せっかくの旗揚げで一日だけというのは、
何だかもったいない気もしたんですが、客入りはとても良かったですね。
酒井さんは愛されてますよ。
作、演出、出演という三役を見事にこなし、酒井さんの才能を感じました。

作品は、ほのぼのストーリーなんだけれども、人生とか生き方とか、かなりの
ストレート勝負で若干くどさを感じたりもしましたが、ラストの後味が良かった
んで・・・。
今はなかなか正面切って、人生とは何ぞやとか、生き方についてみんなで語り合う
ということが少なくなってきてるので、そういうテーマを真摯に投げかけてくる
のがまた酒井さんらしいなぁと思ってました。

いずれにしろ、新しい劇団を立ち上げるパワーが凄いなぁと感心してます。
やっぱ好きだから出来るんでしょうねー。

果たして、僕自身四十路になって何かを立ち上げることが出来るのか?
そういう問いかけみたいなものも感じたなぁー。
最近の僕はどっちかというと「おもしろき こともなき世を おもしろく」だとか
「人生をナメてる」っていうスタンスを選びたいんで(苦笑)

まぁ、それでも生きてるなら“熱い”方が断然カッコイイっすね。