地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

山のあなたに、幸い住むとひとのいう・・・

2020-11-18 | 小さな旅

11月18日(水)                 21/6℃

 

秋晴れの、暖かい日が続きます

高齢には “寒さ” はご免です 

今日は「内孫がくる」・・・

(「内」だ「外」だというと、女房殿には「同じ孫でしょう!」とたしなめられますが、「家」の観念も実態も大きく変わったとはいえ、昭和男のjiiji には “わが家の嫡男” という意識はなかなかぬぐえません 

No5の▢▢君のお気に入りは、「新幹線」 

どんな報告をしてくれるやら楽しみです

No2は、変遷して今は、「恐竜」 

図鑑で覚えたらしいですが、驚くほどのかなりの知識です

No3は、「虫」に興味あり!

虫の図鑑を送りました

No4は、「妖怪」かな?!

みんな、それぞれ違っていきます

男の子らしい興味です

 

 

時間に余裕がある時は、車で少し走って、知らない街(通り)を歩きます

先日は、この地区の東にそびえ立つ山の「向こう側」へ・・・・

その山は1200m余りですが、人生、一度しか登ったことはなく、それも四半世紀も昔のことですから、山頂から見た「向こう側」の景観などは記憶から消えています

古来より、雨はその山から・・・

信仰の山でもあります

その山の「向こう側」 

 

『山のあなた』   ――カール・ブッセ詩 中野好夫訳――

   山のあなたの空遠く

   幸い住むとひとのいう

   ああ、われひとと尋(と)めゆきて

   涙さしぐみかえり来(き)ぬ

   ・・・・

 

あの山の「向こう側」には「幸い」がある!?

知らない別世界です

軽トラにムチ打って、jiiiiji baaba は「山のあなた」を尋ねました 

時間は15分程・・・

 

 

村中で出会ったオバサン 

   オバサン 「どちらから?」

   われら 「山の反対側の、○○からです」

   オバサン 「えっ、私も○○の生れ、▢▢です」

   われら 「そりゃビックリです」

向こう側」に嫁がれて半世紀は経つのでしょうね

「幸い」はみつかりましたか?

 

 

その山の地区・・・・

かつては林業で栄えました

立派な屋敷が並びます

今は空家が目立ちますね

(石垣が大好き!技術の確かさに驚かされます)

 

鬱蒼とした林の中の、急こう配の石段の上に質素な観音堂がありました

今も、年に2回村人が集まるそうです

この地区の歴史が感じられます

 

昨日の散歩はまた別の街(通り)・・・・

道すがら、二度目に立ち寄った浄土宗の寺は、中学時代のM先生がかつて和尚を努められていました

墓碑によれば、昭和51年、51歳で逝去・・・

となれば

jiiji が中学生だった頃は推定で37歳 

頭髪が薄かったのでもっと年長だと思っていましたが、まだそんな年齢だったんですね

「スバル360」でさっそうと通う、ダンディな国語の先生でした

その寺、今は「無住寺」?

時の流れを感じます

↓ 近くの神社で、”ぼた餅積み” を見つけました

この辺りは多いですね

 

散歩は、知らなかった「世界」を開いてくれます

山の「向こう側」・・・・

お薦めです

 

 

 

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