この前、
「大英帝国の歴史 上 - 膨張への軌跡」
「大英帝国の歴史 下 - 絶頂から凋落へ」
(ニーアル・ファーガソン著 山本文史訳)
を読みました。
これを読んでいろいろ興味深かったのですが、それを一つ一つ書くとなると時間がかかってしまうので、一つだけにしておきます。
クリスチャンでない人でもよく知っている讃美歌の「Amazing Grace」。
この歌の背景として、よく私が聞くこととしてです。
それは、これを作詞したジョン・ニュートンは元々奴隷船の船長で、その船が難破して彼は助かり、それをきっかけとして改心しクリスチャンになったと、よく言われている様です。
しかし、実際は違うらしいです。
(以下引用です。)
↓
ニュートンはある日突然、奴隷について神からの啓示を得た。
そしてそれまで行っていた不道徳な商売を止め、自身を神に捧げることを決意したのだが、実際は違うのだ。
ニュートンが改心したタイミングが違うのである。
実際はニュートンは宗教的に目覚めた後で、船乗りとして奴隷船を渡り歩いたのだ。
まずは船員になり、後に船長となったのである。
そしてかなり後になってから、人間の男女を売り替えすることに道徳的に疑問を感じるようになったのだ。
(上巻P141)
↑
という事らしいです。
つはり、彼は元々熱心なクリスチャンだったのです。
が、彼は奴隷交易にかかわっていて、多くの場合、当時はクリスチャンとはいえ、奴隷制にあまり疑問を持たなかった、そんな時代だったということですね。
「大英帝国の歴史 上 - 膨張への軌跡」
「大英帝国の歴史 下 - 絶頂から凋落へ」
(ニーアル・ファーガソン著 山本文史訳)
を読みました。
これを読んでいろいろ興味深かったのですが、それを一つ一つ書くとなると時間がかかってしまうので、一つだけにしておきます。
クリスチャンでない人でもよく知っている讃美歌の「Amazing Grace」。
この歌の背景として、よく私が聞くこととしてです。
それは、これを作詞したジョン・ニュートンは元々奴隷船の船長で、その船が難破して彼は助かり、それをきっかけとして改心しクリスチャンになったと、よく言われている様です。
しかし、実際は違うらしいです。
(以下引用です。)
↓
ニュートンはある日突然、奴隷について神からの啓示を得た。
そしてそれまで行っていた不道徳な商売を止め、自身を神に捧げることを決意したのだが、実際は違うのだ。
ニュートンが改心したタイミングが違うのである。
実際はニュートンは宗教的に目覚めた後で、船乗りとして奴隷船を渡り歩いたのだ。
まずは船員になり、後に船長となったのである。
そしてかなり後になってから、人間の男女を売り替えすることに道徳的に疑問を感じるようになったのだ。
(上巻P141)
↑
という事らしいです。
つはり、彼は元々熱心なクリスチャンだったのです。
が、彼は奴隷交易にかかわっていて、多くの場合、当時はクリスチャンとはいえ、奴隷制にあまり疑問を持たなかった、そんな時代だったということですね。