今日は隣の旧八坂村へ向けて自転車で走る。名前の由来のごとく坂が多い。きつい山越えをしなければならない。丁度よいトレーニングになると思い走って見た。
長い急坂の山道を登り切ると眼下に八坂の美しい千枚田が飛び込んでくる。これが農村の原風景だ、、。しばらくその美しさに感動して見惚れてしまう。
途中の森の中の走行は、また又、プラハのグリーンウエイを思いだす(写真左下)、途中で急に雲が立ちあがり北アルプスの山並みが雲の合間に隠れて幻想的な趣を醸し出す。
池田町に下り、田んぼへの引水路に北アルプスからの水が意気良い流れ、改めて安曇野の水の豊富さを実感。安曇野は広い田んぼの緑が美しい。
八坂峠から大峰高原、唐花見湿原、池田町、大町とぐるっと回って50km。山坂の多いきつい走行となったが自然を堪能できる気持ちの良い走行であった。
雨の合間をぬって、白馬方面へ自転車で走って見た。海外ツーリングから帰って初めての自転車走行である。日本は左通行なので、最初はチョット戸惑う、、。
白馬方面の森の中を走っていると、何だかチェコの田舎の森の小道のようで懐かしい。
出発した時は曇り空で、雨は大丈夫だろう、、と思っていたが、段々と雲行きが怪しくなり、終いには雨が降って来た。仕方がないので、コーヒーショップの白馬焙煎工房、www.hakubabaisen.com で1時間近く雨宿り、、。でも、ここのコーヒーは本格派で非常に美味しい。お店のオーナーとしばらくお喋りを楽しむ。
その後、雨は止んだが、水溜りの道路を走り、静かな青木湖、木崎湖を回って大町温泉郷へ、、。
(青木湖)
ここ安曇野は自転車にとっては、本当に気持ちの良く、走りやすい環境が揃っていて嬉しい限りだ、、。
海外サイクリングから帰って、海と魚料理が恋しくて、平日の木、金(5,6日)に家内を連れて、保田までクルージングに出かけた。
考えて見ると、このAsukaに乗り換えて、初めての保田漁港遠征、、となるのでは、、と考えて見る。天気予報ではこの2日間は曇り、一時雨、、あまり良くないが、風は無さそうだ、、。出港前に、水抜き、燃料を入れてGPSもセットする。
YBMから以前のヨットで何度となく行っている保田漁港だが、YBMから進路を取ある時にどうしても金谷寄りに走る事になって、保田漁港の定置網にもろに引っかかってしまう。一度、過去に大失敗をした事がした事があるので、入港時は最大の注意が必要だ、、。
やはり、金谷寄りに大きな定置網があり、注意してかわす。11時50分に出港してpm: 3:30分に保田入港。 保田漁港もしばらく来ていないので、大分様子が違い、大きな店舗が駐車場前に出来ている。浜焼きバーベキューの別棟店舗のようだ。保田漁港も大繁盛の様子。
朝の漁港は忙しく活気に湧いている。アジ、サバ、イワシ、、がドンドン水揚げされている。
浜の匂い、潮の匂い、漁港の匂い、、何だか懐かしい匂いだ、、。
無事に海外bikeツーリングを終えて、今回の旅を振り返って見る。
見知らぬ国へ行き、見知らぬ道を走り、大きなホテル以外はほとんど言葉も通じない国での1人自転車ツーリングは、不安と緊張、自由、孤独、、、入り混じった感情の中で、全てを受け入れて寛容の精神と自立した自己判断が望まれる。特に一般日本人は”群れたがる、頼りたがる ”が得意の国民性は諸外国と大いに異にしている。
親切心においては、日本国民同様にチェコ、スロバキアも引けをとらないほど親切であると思う。一度、私が自転車で、横道に入ろうとすると、通りすがりの村の伯父さんが、私を呼びとめて、全く分からないチェコ語で話し始め、、、この道は行きどまり、、どこへ行くのか、、あの道を行け、、、指さす道がどうもGPSと違うので、こちらも直ぐには納得できず、困ってしまった。
自転車のサドルが壊れた時も、建設現場の人、工場の伯父さん達、、真剣になって直してくれた。決してお金を受け取らない、、。笑顔と直す事が出来た満足感、良かったね、、と送り出してくれた。
首都のプラハ、ブダペスト、ウイーンも数十キロ走れば田舎道の街外に出てしまう。本当に自転車にとって走りやすい環境である。特に週末、土 曜日は大勢の地元のサイクリストが゛思い思いに地方に出かけて平原を走っている。まずは地下鉄や列車に自転車を積む込む事が出来るのが大きいメリットである。
低学年の学校教育にも取り入れられているのであろうか、平日に教師と生徒グループの自転車ツーリングに数回遭遇する機会を得た。楽しい野外スポーツ教育と思う。日本も見習って欲しいものだ 。
どうも根本的に自転車の立場が日本と違う気がする。自動車から見て自転車を弱者の乗り物、人間で例えたらか弱い女性と考え、よって弱者を保護し、カバーし助けて安全に走らせる事が紳士の務め、、、と考えているようで、車は自転車を優先してくれる。トンネル内では、私の自転車を最後まで追い越しませんでした。また、どこにでもあるお店の前の自転車駐輪スタンドも嬉しい。デザインも色々とある。
村の中心的存在の教会、集会、広いブドウ畑、見渡す限りのヒマワリの畑、麦畑、ジャガイモ畑、、、廃城の保存、先人が作り上げた遺産を大事に引き継ぎ、経済的には恵まれていない国々ではあるが、お爺さん、お婆さんの笑顔がどこでもお目にかかれる。物質文明に振り回される事なく、自分達の生活スタイルを守り質素に生きている感じがする。
最後に旅行中にお世話になった色々な方々に深くお礼を述べたい。有難うございました。国を越えて全ての人々が異文化を理解し尊重しながら平和である事を望みます。
WeinのSchweizerhausはビールとそのStelzeと言う料理(豚の骨付き腿肉)で有名である。http://www.schweizerhaus.at/1024/index.html
今日は最後のWienなので、ここで思いっきりビールとStelzeを食べる事にした。
Stelzeを注文する時は、マスタードのセット、Senf und kren も一緒に注文する事!!しかし一皿の肉が大きすぎて二人では食べきれない。肉の表面はパリパリに香ばしく焼きあがっている。やはり骨の周りの肉がうまい、、。これを食べ続ければ痛風になるはの間違いなし、、。