ついにLondonderryに着いた。ここは北アイルランド、英国だ。 バス停のステーションで荷物を預けたが、€が使えない。￡、ポンドで支払わなければな らないが、まだ換金していない。頼み込んで€で支払う。
Ｄｅｒｒｙの歴史はプロテスタントとして発展、1972年、血の日曜日（Blood Monday)が起こり、公民権を要求するカトリックのデモに英国軍が発砲、２６名が死亡。プロテスタントとカソリックの分断を越えた平和の握手の像がある。
７つの城壁に囲まれた歴史あるDerryの町を城壁の上を歩きながら観光。レストランで食事の後、帰り道に立ち寄ったバーでアイリッシュ音楽ライブを聴く。Water is wide をリクエストして歌ってもらう。
計画通りに家内と一緒にバスで移動。少しずつ北アイルランドに近づいている。北アイルランドは英国なので通貨はポンド、、。英国はEU に入っていながら通貨だけは自国のポンドを使用、、。よほど英国民のメンツがあるのだろう。
Sligoは詩人イエーツの故郷。 町にはイエーツの像や博物館がある。スライゴー修道院を見学。
予定ではGalway--Westport を自転車で走るつもりであったが、天気が悪く雨が降っている。家内と一緒にバスで行くことにした。アイルランド国内サイクリングでは西側の半島巡りが一番の人気のルート。このルートをすでに走り終えたので、後は北アイルランドのブッシュミルズ蒸留所、ジャイアントコーズウエイ、ロープブリッジを見るぐらいだ。
Westportに着いても雨が止まない。ＧＰＳにWestportの宿（Ｂ＆Ｂ）の入力がされておらず、大きなミスを犯した。場所が特定できず、雨の中、しばらく道に迷う。
午後に晴れてきたので、計画通りに自転車でGreat Western Green Way を走る。WestportからNew Portの町まで自転車道が続いており、多くのサイクリストと挨拶を交わしながら緑の草原を快適に走った。
今日はアラン諸島へフェリーで渡り、Inishmore島でDun Aengus の断崖をみて、別フェリーで対岸のRossavealへ渡り、 Galwayに行く予定。今日は一日中、家内と一緒に旅が出来る。
天候はやはり曇り、雨、、アイルランドの天気は毎日が曇り、雨、一時晴れ間、すぐに曇り、小雨、、。毎日がこの繰り返し。 今日も小雨が降ったり止んだり、、。
１時間間ぐらいでInishmore島に着く。私は自転車で島を周り、家内はツーリストバスに乗り、別々に島を観光。名所のDun Aengus は恐ろしいぐらいの断崖。全く柵も無く、立ち入り禁止の看板も無い。日本ではありえない。
断崖に腹ばいになって写真を撮っている人達、、。私も習って腹ばいで写真を撮る。下を見ると怖い、、。
今日は観光名所のCliff of Moher (モハーの断崖）があるルートを走る。高さ300m近い断崖がある場所だ。家内はkilkee からバスでEnnisへ行き、バスを乗り換えてMoher へ来る予定。
アイルランドの天気は変わりやすい。雨が降りだしてきた。観光名所なので大勢の観光客が来ている。中央のセンタービルは入場者で混雑。入場料を払うようだ。 受付で尋ねてみるとMoherを見るだけで博物館内を見学しなければ無料らしい。裏口から入ってMoher を見学。 家内はすでに無事到着しており見学の途中で会うことが出来た。
見学の後、家内と別れてDoolinまで自転車ではしる。
家内はバスでTralee--Limerick--Ennis--Kilkee と２回もバスを乗り換えてKilkeeまで来なければならない。家内もチョット疲れているようだし、不安そうなので、（私も疲れている？？）家内と一緒にバスで乗り換えてKilkeeまで行くことにした。 自転車をたたんで、バッグに入れてバスに乗るので作業が大変だ、、。
Kilkeeは浜辺の町。夏には大勢の観光客で賑わうそうだ。 明日はトライアスロンが開催されるそうで、どこのＢ＆Ｂも満室。町ではトライアスロンの参加者が颯爽と自転車に乗って練習していた。
今日は西部アイルランドの最後の半島、Dingle半島を回る日だ。Killarney からDingleまで走り(67km)、帰りは家内と一緒にDingleからバスでTraleeに戻る予定だ。 家内と上手くDingleで会えるか、、.
Dingle は観光の町のようだ。大勢の観光客が来ており、ヨットも多く係留している。家内と昼食をともにすることが出来た。 時間があったので水族館を見学。
Traleeに着いてからは、近くの薔薇園を見る。Traleeのバラ、、は有名だ。
今日はRing of Kerryの後半部分で、Waterville から Killarney への帰路となるが、先日、Beara半島のRing of Bearaを回っているときに、地元のおじさんが、Ring of Kerryを走るときは、海岸線よりも内陸の道を走った方が、観光バス、車が少なくて良いと教えてもらったので、内陸を走る事にした。
朝に、妻をバス停まで送り、バスに乗った事を確認して、自転車で出発。 さすがに噂だけあって綺麗な光景だ。高原の中をずっと先まで道が続いている。しかし、高い厳しい峠を越えなければならない。
結局、幾度となく自転車から降りて、自転車を押すはめになってしまったが、峠に着いた時の感動が忘れられない。眼下に自分が走ってきた道が開けて見える。これから下りだ、、、。人生、、下り坂が最高！！
今日からＩｖｅｒａｇｈ半島だ、、。ここもまた、有名なRing of Kerry と呼ばれる美しい半島周遊道がありサイクリストの憧れの道、、。 Kenmare から半島の南側を海沿いに走りWatervilleまで走る計画。
家内はバスでWatervilleまでくる予定だが、バスの直行便ななく、Killarnyでバスを乗り換えてくる予定。
１年以上もかかって練った計画だ。家内のバスの乗り換え、バス停、ルート、発車時間、、全てに用意周到してある。今まで家内も一人でトラブルなくバスを乗り継いで来ている。だいぶ慣れてきているようだ。
今日は寒い日だ、、。海沿いを走るので風が強く寒い。気温は１３度ぐらいか、、。Watervilleではチャプリン像が出迎えてくれた。チャプリンヤが愛した町だ。海は白波が立っている。 Ｂ＆Ｂはすぐに見つかったが、ドアーが閉まっておりメモでオーナーは夕方４時頃に帰るとの事。ゲストに玄関を開けてもらい荷持つを置いて、外に出る。
後、、１週間後には夏時間となりGlengarriffーーKenmare のバス直行の運行があるが、この時期はなし。一旦、放射線状に戻って、バスを３回も乗り継ぐと、kenmareに着く事も出来るが、家内には大変な苦労と時間がかかる。
仕方なく、家内の為に日本からタクシーを予約して、Glengarriff--Kenmareの30km間、家内を運んでもらう事にしていた。タクシー代は€34。リーズナブルな値段だ。
私は、自転車でBeara 半島を周り、Kenmareまで行く。この半島は美しく、Ring of Beara と呼ぶ道があり、サイクリングに最適。アイルランドでここを走る為に来たのだから見逃すわけにはいかない。サイクリストの憧れに道だ。 距離は81km. 見晴らしの良い長い坂道を上り、Healy Pass峠に着いたときに、キリストの像が立っていた。 長い下りは自転車の醍醐味、、。自然と感動がわき起こって”ヤッホー”と声がでる。 素晴らしいサイクリングであった。
Kenmareに着いて、ストーンサークルを見る。
今日は朝から雨、、。自転車で走る気分が萎えて、家内と一緒にバスでGlengarriffに向かう事にした。
雨の中、Grengarriffの小さなバスストップで降り、Ｂ＆Ｂに電話する。快く早めのチェックインを受け付けてもらう。天気が良ければ、Glengarriff Wood を散歩出来るのだが、、、。 ホテルでしばらく休み夕方の町に出かける。
夕食を済ませて、帰りにアイリッシュバーに入り、ライブミュージックを楽しむ。
安いホステルの宿を出発。朝食は€３、受付で朝食のインボイスを受け取り、簡単な朝食を済ます。後にも先にも、このホステルが一番安い安価な宿であった。２段ベットのドーミトリー形式だ。
Clonakiltyに向けて快調に自転車をこぐ。 途中の町、Kinsaleで寄り道。スペイン、アイルランドVS イギリスの戦いで有名な場所だ。Clonakiltyの町に到着した時は、すでに家内はバスで到着しており、町の広場で音楽隊の吹奏楽を聴いていたそうだ。 夜は近くのバーでライブ音楽を聴く。
今日はミドルトンの町でジェームス蒸留所を見る。アイルランドでは最大の蒸留所だ。 家内と上手くジェームソンで落ち合うことが出来た。 一緒にジェームス蒸留所を見学。
Cokeは大きな町だ。自転車で町に近づくと、一方交通が多くて、自転車で走る道路が分からなくなる。 グルグル回りながらやっと、家内の待つバスセンターに着く。
夜はミュージックバーでアイリッシュ音楽を聴く。
今日も自転車で走る。 途中で幾度も止まって美しいアイルランドの風景の写真を撮る。自転車旅の醍醐味だ、、。Youghalの町はこじんまりしており全て徒歩で観光できる。観光協会の前は海が広がり漁港になっている。 町の中心のクロックタワーが見印となり何となく親しみがわいてくる町だ。
今日からサイクリング開始。Waterford までおよそ60km. 特に問題はない距離だ。家内はバスで移動。
レジナルドの塔、Ｃｌｏｃｋ タワーを見て歩く。
