Kremで一日を過ごし、最後のウイーンに帰る日だ。チロル地方のインスブルクからバイクと電車でドイツ、オーストリアの国境のPassau に着き、そこから、また、自転車とフェリー、電車で最後の目的地、ウイーンに着く日だ。
本来は私は自転車でKrem からウイーンに走る予定でいたが、何だか妻が無事に電車を乗り継いでウイーンのホテルまで行けるかチョット心配もあり、私自身も楽な方を選んで一緒に電車でウイーンまで行く事にした。
ウイーンは前回も来ており慣れている。48hr.のフリーバスを購入して、リング内を観光。妻はオペラに関心があって、オペラ座のトスカチケットを当日券購入、ミュージックフェラインのウイーンフィルは残念ながら完売。 オペラを夕方に聞きに行った妻が夜の１１時になっても帰らず心配して駅の近くまで探しに行く。どうも、メトロの乗り換えを間違えたらしい。
明くる日は新王宮、古楽器博物館、国立図書館を妻は見て回るが、私は興味無く、疲れていてパスする。 夕方にベートーベンの散歩道を歩き、近くのホイリゲで最後の楽しい夕食とワインを飲む。 今回の旅行の最後にふさわしい楽しい夜だった。
ドナウ川ではフェリーで川下りが観光として盛んだが、特にMelk-Krem 間はワッカー渓谷として、一番の川下りのハイライトである。 折角なので、この間はサイクリングを中止して妻と一緒にフェリーでの川下りに参加する。
朝、前日に調べとおいたフェリー乗り場に向かう。DDSB Blue Danube のフェリーだ。
フェリーはゆっくりと進み、川沿いの景色を見たり、教会、古城、ワイン畑をみて寛ぐ。13:00にはKrem に着く。
午後はスタイナー門、Piaristenkiriche教会をみて、早めにレストランで食事をする。初めて探したホイリゲに行く。ワイン造りの酒屋が自家製ワインを売るのでワインは安くてうまい。
Melk は修道院であまりにも有名。でも贅を尽くした金ぴかなので、あまり好きになれない。
それにしても、暑い日が続く。気温は35度Cはあるようだ。
今日はGreinからMelkまでの走行、43kmで今回の走行距離で一番短い距離だ。
ホテルから情報をもらい、直ぐに対岸までヘェリーで渡りドナウ川の南ルートを走る。ドナウ川を挟んで両岸に自転車道があるが、どちら川を走るかは、人各々。
Melkまで快適に走る。同じように走っているサイクリストと挨拶しながらドナウ川を下る。 Melk修道院が見えてきた。余りにも豪華絢爛で圧倒される。マリアアントアネットも訪れた事もありバロック建築の至宝との事。
朝にLinz からGreinに向けて出発、妻はLinz 駅から電車でGrein に向かう。まずは、ホテルの前で、記念撮影？ では私はお先に自転車で出発。
途中でたまたま一緒に走ったオーストリアの叔母さんと挨拶を交わしながら、しばらく一緒に走る。小学校の教師で、前回は夫と一緒に走ったが、今回は一人でサイクリングとの事、
ヨーロッパの原子力発電の現状、日本の原子力発電事故のその後、日本はなぜ原子力をまだ進めるのか、、難しい問題を自転車を走らせながら問いかけるので、少々困ってしまう。
ヨーロッパの人達は、ソ連のチェリノブイ事故以来、原子力発電に関する関心が高い事がよくわかった。
Grein の町は小さな町で、特に観光はなし、ヨーロッパ最古のシアターを見学。
夜のレストランで、また、昼間の一緒に走った叔母さんと一緒に顔お会わす。
ドナウ川に流れに寄り添う美しいLinzの町は多くの音楽家を魅了したようだ。モーツァルト交響曲リンツを作曲し、ベートーベンは交響曲8番、ブルックナーもリンツで音楽活動。
昨日はPassauから92kmを走りLinzに着く。疲れがあるのか、昨夜の飲み過ぎか、？今日は１日、軽く観光。
リンツでは、バロック建築の旧大聖堂、オーストリアで2番目に大きい新大聖堂、登山列車でPostlingbergに上り山頂の巡礼教会とリンツの町並みを見て観光は終わりとしました。明日はGreinまで走る予定。
Insbruckからinn川に沿ってkufstein-Passauに着きました。これから、PassauからLinzに向かいます。
ドナウ川に沿って走っています。整備された自転車道を走るのは気持ち良いです。子ども連れの家族、大勢の人達が自転車ツーリングを楽しんでいます。
Linzに午後3時頃に到着。後はビールを飲んで美味しい食事のみ、、。
今日からbike ツーリングが始まる。今日は85km 先のKufsteinまで走る。朝、８：００にホテルを出発、妻は電車なので後からの出発となる。チロルの山々を見ながら幸福感に包まれながら軽快にはしる。 気持ちが良い、、。
午後１４時頃にKufsteinに着く。イン側の目の前にそびえるKufstein Fortress/クーフシュタイン要塞に圧倒される。
妻と無事に会って、市内観光。
明くる日は、Kaiserlift Kufstein/リフトとハイキング/Hotelから徒歩で1.6kmリフト乗り場へ行きリフトに乗る。長いリフトでビックリする。山頂でハイキング、レストランの傍にアルパカが飼育されていた。 若者達が電動（Ｅ）－ＭＴＢでこの急な坂道を登って来ていた。ビックリするほどの丈夫なＭＴＢだ。 日本ではこんなＥ－ＭTBは見たことが無い。 やはり、チロルの山々をＭＴＢで走りのが一つのスポーツなのだろう。
午後から観光： 観光協会でパンフレット入手 （Hotelから徒歩500m)、 インスブルックカード購入(48hr.€48)、午後から直ぐに、インスブルックノルトケッテンバーン/ Innsbrucker Nordkettenbahnen で山に登る。近郊をハイキン、（Hungerburgbahn--Seegrubebahn--Hafelekarbahn）、山の上から眼下に見えるインスブルックの街並み、イン川、チロルの山々が雪を頂き、輝いて見える。
午後、７時よりチロル民族ショー： ホテル送迎サービスで申し込みを済みであったが、送迎が来ず、電話で問い合わせ。タクシーを手配してもらいレストランに行く。PM 7:00より食事、PM 8:30よりショー始まる。やはり大人の学芸会のようであまり感動が少ない。
明くる日/6/4日は午前中に、南側のパッチャーコーフェル/Patscherkofelbahnen: ロープウエイで登る: 山頂を散歩。
帰りにイグルスの村に立ち寄り散歩して帰る。
午後からは、最後の市内見物、インスブルック 宮廷教会/Hofkirche、ゴールデンルーフ /The Golden Roof 、マリア テレジア通り、アンナ記念柱,/チロル民俗博物館
今夜からヨーロッパ 自転車旅にでます。チロル地方のInnsbruck/オーストリア---Kufstein--Passau/ドイツ---Linz/オーストリア ---Melk---Krein---Wien まで走ります。妻は電車とフェリーで旅行して 夕方にホテルで落ち合います。PassauからWien迄は 美しいドナウ川に沿って走るのが楽しみです。
下記が私の走行ルートです。
https://goo.gl/maps/4MindMqgpvc5yku16
この間はバスで移動。もう、サイクリングは終わりだ。、 Dublinから出発して反時計回りでBelfastが最終地。Belfastでしばらく滞在してから日本へ帰国予定。
Belfgastの最大の見所は、タイタニックに関わる博物館だ。タイタニック建造所、資料館、、、一日かかっても見れないほどの膨大な資料が展示してある。ＡＶを使った最新技術で説明がなされており大変勉強になった。しかし、観光客が多すぎて疲れてしまう。
市内観光バスでその他の観光場所、北アイルランド議会、を見て回る。 Belfastに２日間滞在して帰国する。
今日は北アイルランドで最大の見所があるコースだ。Dunluce Castle, Bushmills Distillery, Giants Causeway,Carrick a Rede Rope Bridge,,.
家内とPortrushまでバスを乗り継いで一緒に行く。Portrushから私は自転車で各地の観光名所を周りながらBallycastle へ、、。、家内はバスで別々に観光する事にする。
Dunluce Castleは断崖に建つ要塞の城、難攻不落の城のようだ。 Bushmills 蒸留所を見学して、その後、６角柱の岩が立ち並ぶGiants Causeway へ走る。天候が悪くなり雨が降り出す。写真を撮って早々に引き揚げる時に、家内の乗ったバスと出会う。 家内も無事にバスを乗り継いで観光しているようで安心する。
最後のCarrick a Rede Rope Bridge へ自転車を進める。昔、漁師が島にかけたと言うロープのつり橋だ。島との間にロープを張り、海面からの高さは怖いほど高い。一度にロープつり橋を渡るのは８名まで。 係員が検問している。
見学を終えた後に、家内と偶然に遭遇。家内のリュックを預かり、家内が観光を終えるのを待つ。一緒にバス停まで行き、家内がバスに乗るのを確認して、私は自転車で走ろうとすると、バスの運転者が一緒に自転車ごと、乗れと指示する。どうしょうかと迷ったが彼の親切に感謝して、乗せてもらうこと事にした。 乗客は我々夫婦だけだ、、。
一般の市内バスで観光しているのは、我々だけのようだ。観光客は大型観光バスかレンターカーで観光している。今日がアイルランド最後の自転車サイクリングとなる。
ついにLondonderryに着いた。ここは北アイルランド、英国だ。 バス停のステーションで荷物を預けたが、€が使えない。￡、ポンドで支払わなければな らないが、まだ換金していない。頼み込んで€で支払う。
Ｄｅｒｒｙの歴史はプロテスタントとして発展、1972年、血の日曜日（Blood Monday)が起こり、公民権を要求するカトリックのデモに英国軍が発砲、２６名が死亡。プロテスタントとカソリックの分断を越えた平和の握手の像がある。
７つの城壁に囲まれた歴史あるDerryの町を城壁の上を歩きながら観光。レストランで食事の後、帰り道に立ち寄ったバーでアイリッシュ音楽ライブを聴く。Water is wide をリクエストして歌ってもらう。
計画通りに家内と一緒にバスで移動。少しずつ北アイルランドに近づいている。北アイルランドは英国なので通貨はポンド、、。英国はEU に入っていながら通貨だけは自国のポンドを使用、、。よほど英国民のメンツがあるのだろう。
Sligoは詩人イエーツの故郷。 町にはイエーツの像や博物館がある。スライゴー修道院を見学。
予定ではGalway--Westport を自転車で走るつもりであったが、天気が悪く雨が降っている。家内と一緒にバスで行くことにした。アイルランド国内サイクリングでは西側の半島巡りが一番の人気のルート。このルートをすでに走り終えたので、後は北アイルランドのブッシュミルズ蒸留所、ジャイアントコーズウエイ、ロープブリッジを見るぐらいだ。
Westportに着いても雨が止まない。ＧＰＳにWestportの宿（Ｂ＆Ｂ）の入力がされておらず、大きなミスを犯した。場所が特定できず、雨の中、しばらく道に迷う。
午後に晴れてきたので、計画通りに自転車でGreat Western Green Way を走る。WestportからNew Portの町まで自転車道が続いており、多くのサイクリストと挨拶を交わしながら緑の草原を快適に走った。
