Riva del Garda 観光

予定より一日、早く目的地に着いたので、今日はRiva del Gardaの町を観光する。この町はイタリア北部の美しいGarda 湖に面して栄えた歴史ある古い町で、北側は高い岩肌の山に囲まれている。

   

湖は縦に40km近くあり深い所は300mもある。ヨットハーバーが幾つもあり地元の人々はヨットレースを楽しんでいるようだ。 またヨットスクールも開催されている。

     

この湖に面した高い岩山は、バイクのメッカにもなっており、多くの自転車愛好家が集まって自転車を楽しんでいる。綺麗に整備された自転車道路は急激な上り、下りがあり、山の頂上近くまでバイクで登ることが出来る。山の中腹には古城もあり美しい雰囲気をかもし出している。

　　

整備されたバイク（自転車道路）道と、近くのブドウ畑、、、

　

観光地として人目を引くように、また人工的に奇抜にコンクリートで作り上げる日本の観光地と違って、美しい自然を大切にし、自然と調和のとれたもの作り、皆が気持ちよく遊んでもらえるような散歩道、バイク道路、キャンプサイト、ヨットスクール、、これも文化の違いなのか、、。

この湖を利用して、近くに発電所があるが、まるで、博物館のようで、発電所とは全く分からないほどの出来栄えに 驚いた。

Madonna de Campiglio～Tione～Flave～Riva del Garda＝７６ｋｍ

イタリアの冬のスキーリゾート地、Madonna di Campiglioの豪華ホテルを後にして、早朝、出発。やはり、高度が高いので朝が寒い。

　　

最後の目的地、Riva del Garda までは76kmぐらいで近い。　途中で彼の嫌いな上り道が続き、また、峠をひとつ越さなくてはならない。

行程で予備日を一日とってあるが、今日でRiva de Garuda に着く事も出来る。途中の村で宿泊するか、一気に、今日中に行くか話し合う。気の利いた良い村が途中にあれば、そこで泊まる事に決め...た。　結局、そのまま走り続けて最後の目的地Riva del Garda に夕方到着。

　　　

 

峠から眼下にRiva del Garda の湖が見えて時は喜びもひとしお、、。二人の記念写真を湖をバックに撮ってもらう。ホテルに着いて共に完走を喜び合った。

　　　

1週間のHopfenseeでのキャンプ暮らし、その後、1週間のアルプスク超え、、。2週間、まるまる、彼と生活を共にした。　考え方の違いがあるが本当に楽しかった、、。日本人と一緒のツーリングと違って、ヨーロッパ人、（ドイツ人）の人懐こい、会話を楽しみ、相手を受け入れる寛大な気質を着くつくづく感じた旅であった。

Revo～Madonna di Campiglio ＝ ４１ｋｍ

今日は、Revoの村からMaleを通過して、Madonna di Campiglio まで行く予定だ。昨日よりもきつい峠を登らなくてはならない。今度はケーブルカーが無いので、さすがの彼も諦めて、自転車で登ることになる。　まずは朝の出発の用意。今日も朝が寒い。

1,700mの峠にスキーレゾートとして有名なMadonnaの町がある。彼もがんばってやっと3時間近くかかって峠まで登りついた。　

　　　

段々と高度を上げていくうちに、寒くなってくる。周りの山は雪が被っている。

　　

やっと、頂上の峠に着いた。レストランに入って暖かいココアを注文。

今日は豪華なホテルに泊まろうと言うことになって、プール、サウナ、スパの施設の整ったホテルに宿泊。やっと、彼も元気が出てきたようだ。ドイツと同様にサウナは男女共同のサウナ室なので面白い。（もちろん、サウナ室はスッポンポンが原則）

Merano～Terlan～Mitterdorf～Mendelbahn～Fond～Revo=７５ｋｍ

今日は美しい町、イタリアのMeranoから出発。朝から彼とルートの選択で話し合い。

今日はまた、1,400mのMendel pass峠を越えなければならず、彼は自信を無くして、BolzanoからMicheleに入り、Mendolaからケーブルカーに自転車と一緒に乗って1,400mのMendelpassの峠まで頂上に登る、、と言い出したので、私はケーブルカーに乗る気になれず、峠で待ち合わせする事にして、彼と別れて、2時間かけてMendelpass登った。

途中のMendelpassで飲み水を補給。至る所に水のみ場があって助かる。

長い坂道を一人で登る。 

　　　　

2時間かかってやっと峠に着いた。１，４００ｍの峠だ。彼が心配して待っていてくれた。早速レストランで遅い昼食を食べるが、寒くて手が震える。

　その後は、長い下り坂、、、Fondo~ Cloz~ Romallo を通過して、小さな村、Revoに着いた。今日はここで宿泊となった。
田舎の小さな村のバーで、赤ワインで乾杯、、、今日も楽しかった

Nauders～Reschensee～Lasa～Laces～Merano ＝９５ｋｍ

今日はNaudersの町から、イタリアに入国して山岳の町、Meranoに着く。やっと、この先が見えてきた感じだ。

朝から小雨が降り心配したが、何とか持ち応えてくれた。ホテルで朝食をしながら雨が降っているので、出発時間を遅らせた方が良い、、と言う彼の意見もあったが、こちらの意見を通して早く出発する事にした。
雨のためもあって、気温は10度を下回っている。寒くて寒くて、まるで冬が来たようだ、、。ウインドーブレーカーにレインウエヤーを着込んで走ったが、まだ、寒くて仕方がない。手がかじかんでしまった。

行く手のアルプスの山並みは白い雪が積もっている。
有名なReschenseeの湖の中に教会の塔だけが見えて、すべての村が湖に沈んでしまった歴史的な光景をみて感激。

　
寒さの中で、やっとMeranoの町に着く。イタリアの町だ。夕飯はピザと赤ワイン。何とか生き返った感じだ

　　　　

 

Imst～Reschen Pass～ Nauders : 74km

今日はアルプス超えで、有名な難所の一つ、Reschen Pass　を通過する。 このReschen Pass　はスイス側のMartinaからNauders の町まで続いている。今回の旅で、スイスには入らないと思っていたが、スイスの国境を超えて100mぐらい入国してしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　

たまたま、4日間のアルプス超えの自転車ロードレースの大会が開かれており、今日が最終日。ゴールはReschen Passを通って我々と同じNaudersの町がゴールだ、、。途中で歩きたくなったが、レースの選手達が挨拶をして走り去るので、あまり格好の悪い事もできず、ランズム、ランザム、、（ゆっくり、ゆっくり）、、と返答しながらがんばって峠を登り切った。

峠を降りて、Naudersの町に入ると、まるでお祭り騒ぎ。ゴール地点なので盛大にゴールした選手の名前を読み上げている。

　　　

　隣には大きな会場2,000人が入れるほどのテントのビアーホールを設置して、レースを終えた選手達が話しながらビールを飲んでいる。 我々も一緒になってビールを飲を楽しんだ。

驚いたことに、同じビールテント会場にマッサージのコーナーもあり、友人の彼は早速マッサージを受ける、、。よほど疲れた様子だ、、。

　

Fussen ～Imst ７０ｋｍ

今日からアルプス超えに出発だ、、。予報通り朝から雨が降り出している。慌しい朝食の後、出発の準備をする。雨対策を完備する。

　

今日の一番の難所はFernpass の峠を越すことだ。この峠を越えて今日の目的地、Imst まで走る予定だ。　途中で雨も小雨になって走りやすい状態になってきたが、彼はドイツ人の性格なのか、自転車道を探しながら走る事が多く、此方は、車道でも構わない、、。むしろ車道が舗装されていて走りやすい。森の中に走る自転車道は舗装されてない事が多く、曲がりくねり走りにくいし時間もかかる。　時々、立ち止まって話合う事になる、、

　　　

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無事に難所のFernpassを通過して、後は長い下り坂を楽しみ、今日の目的地、Imstに午後、3時後に到着。

その後、Imstの町を散歩、、。アイスクリームを付き合う、、。

 　

 

明日、、アルプス超えに出発、、

このFussennで１週間滞在した。Hopfenseeのキャンプ地で目の前の美しい湖、目前に聳えるオーストリアのアルプスを見ながらすごした。　ドイツのバーバリアン地方、オーストリアのチロール地方を毎日、５０～７０ｋｍ走り山岳トレーニングをしながら、地方の美しい町、野山、森、アルプスを探索した。　彼との生活を共にして、レジャーに関するより深く此方の文化を知ることが出来た。

キャンプ地では、皆が明るく挨拶してくれる。礼儀をわきまえており、酔っ払って大きな声を出して騒ぐ人達もおらず、本当に大人の紳士淑女の世界だ。

明日から、本番のアルプス超えに出発する。キャンピングカーはこの、キャンプ地に一週間ほど置いていく。後から彼の友人が車を我々のゴール後に運んでくれる予定だ。

最後のゴール地点、イタリアのRiva de Garda に無事に到着出来るように、、、祈る、、。

 

 

 

 

Pfronten～Gran～Reutte～Fussen =68km

朝食を食べながら、今日の予定を話し合う。オーストリアの方面に向かって、峠を越えて走ることにした。距離は70km前後だが、峠を越えなければならず、きつい練習コースになりそうだ。

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地図を見ながらルートを決め、GPSにアップロードしたりして出発が遅れてしまった。

　　　

きつい峠を越えて、やっと落ち着いたところで、昼食をする。ノンアルコールのビールを飲む。でも、全く濃厚な味でビールと変わらない。

最後に、Gran,Routteの町を越えて、穏やかな高原に出た。美しい景色を見ると疲れも吹っ飛ぶようだ。

　

やっと、Fussenの町に戻り、美味しいアイスクリームを食べて、今日の走行を終える。

　

Mt.Breitenberg に登る、、1,838m

いつものごとく、キャンピングカーで、朝食を作って食べる。ここのオートキャンピング場は、日本の貧弱なキャンプ場と違って、レストラン、プール、サウナ、宿泊マンション、揃っている。

ヨーロッパの人々は、１～２週間、このように美しいキャンピング場で休暇を楽しんでいる。

　

今日も朝から晴天、、しかし、天気予報を調べると明日から5日間は曇り、雨が降るようだ。朝からキャンプ地のHopfenseeから自転車で美しい田舎のハイジの世界を見ながらPfrontenまで走り、Mr.Breitenbergに登る。　自転車道が至る所に完備されていて、ハイカーとすれ違う。バイクシューズを履いているので登山道の石ころは歩きにくい。

山頂のヒュッテで昼食を食べる、、。目の前にオーストリア側のアルプス、その向こうにイタリア側のアルプスが見えてすばらしい光景だ。

山からPfrontenの町へ下りて、（膝が痛いので下りがキツイ）、、今度は、オーストリアのVilsまで走り、その後、Fussen 町を通ってHopfenseeまで帰る。至る所に自転車道が張り巡らせれており、好きな高原、山々へ行くことが出来る。　本当にすばらしい環境でうらやましい、、。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　

今日の走行トラック　（赤線）、注：ピンク：昨日走行トラック

 

　

 

自転車と登山、、、参ったな～

今日は目の前に聳え立つドイツ、オーストリア国境の山に登ることになった。近くまで自転車で走り、その後、途中までロープウエイ、その後は鎖のチェーンを頼りにサミットまで岩場をよじ登る、、、。Mt.Tegelberg, 1,730m の山だ、、。見渡す限りのチロール地方のアルプス、イタリア側のアルプスも見える。まるで山々のパノラマだ。　ドイツで二番目に高度が高いレストランで昼食を食べる。ビール（ノンアルコール）が旨い。

山から下りて、丘を下り、Forggenseeの湖畔を一周する。まるで絵に出てくる風景だ。

　　　　　　　　　　

今日の走ったルート

 

 

Neuschwanstein城、、自転車で見学

Hofenseeを拠点にして朝から自転車でFusennからドイツロマンチック街道の最後に当たるオーストリア国境のSchloss Neuschwanstein castle まで自転車で走る。その後、国境を渡り、オーストリア側のSchwalzenbergに下る。目の前にアルプスが壮大な姿で見渡せる。

オーストリア側に下るときに森の山道に入り込み、キツイ思いをする。MBで走って良かったと思う。 夕方に湖畔の沖でホーンの演奏会があると行くことで聞きに行く。まるでスイスの湖に来た感じだ。

　　　　　

今日の走行ルート

Hopfensee でキャンピング

友人の自宅のBad SodenからキャンピングカーでFussennの近くのHopfensee のキャンプ場までくる。その途中でバーバリアン地方のAugsburg で友人のDieter の自宅により、昼食を頂きながら今回のアルプストランスの情報をもらう。キャンプ場に着いて湖で泳ぐ。ここをベースにしばらく近郊のオーストリアのチロール地方の野山を走ってアルプス超えのトレーニングに備える予定だ。
レストランでBarbalian の田舎料理、Wild braten (野生シカ肉）を食べる。匂いがなくて意外とおいしい。

    

無事に、フランクフルト、Bad Soden の友人宅に到着

Dr Ritter のご夫婦に向かえれれて、楽しい夕食を共にする。3年ぶりの再会だ。その間にご夫婦は一年間あまりのカナダ、アメリカをキャンピングカーでのたびを追えて、この５月に帰国したばかりだ。　

夕方に地区の祭りが」あると言う事で、夕食を終えて3人で散歩がてらに出かける。　地区の人々は皆、友好的でビールを飲ませてくれる。地区の住民間の付き合いがあっていい町だ、、。　

今朝は私に今回のアルプス越えに使用する奥様の自転車を調整して、近くの森を3時間ばかり彼と二人で走ってみる。ハンドル位置が高くて体がアップライトになるので、調整するのが難しい。　

　　　　

安曇野早春賦"の碑,,,

東京への帰路、安曇野の“ 早春賦"の碑に立ち寄った。有名な早春賦の歌、、、
"春は名のみの風の寒さや
谷の 鴬 歌は思えど
時にあらずと声も立てず、、、"

この場所は確かに歌に歌われる素晴らしい場所だ。バックに清流とアルプスが見渡せる。