外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

嗚呼面白き、これぞ中国品質!

2012年04月19日 | 日記
4月19日(木) 晴れ

濰坊学院へ自転車通学2日目となった今日、いきなりハプニングが。
交差点の信号待ち、青になって渡ろうとした瞬間、右側のペダルが落ちました。

歩道に自転車を寄せ状況を見たのですが、工具がないとどうにもならないことが分かり
仕方なくそのまま自転車を押して濰坊学院へ。
不幸中の幸いで歩いて10分ほどの場所に来ておりました。

前回自転車を止めた場所が鉄柵のある教室のドア付近、今日は職員らしき人がおりチェーンを
繋げたら注意を受けるかと心配したのですが、『どこか修理屋がありませんか?』と先に
尋ねましたら心配してくださり「北門の近くにあるよ」と。お礼を言ってそのまま自転車を
繋げておきました。

教室に入ってペダルをクラスメートに見せて爆笑と失笑を得ました。
倒産した会社とはいえ、中国では老舗で通っている会社の製品です。
こともあろうにわずか3日目で故障発生とは!これぞ中国品質!!
笑い飛ばすしか救われる方法はないですね。。

クラスメートのインドネシアの留学生が北門近くにある修理屋を案内してくれるとのことで
昼食後に一緒に向かいました。

お店というよりは露店ですね。
スパナを使ってペダルをはめてくれて1元。ボルトが少し削れているようで
「検査をしたほうがいいね」と言われました。。。新車なんですけどね。。。

何はともあれ、大事には至らず良かったのですが、これから先色々起きそうですね。
どんな思い出をたくさん残してくれるのでしょうか。それはそれで面白そうです。
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まわりくどいナンパ

2012年04月18日 | 日記
4月18日(水) 晴れ

朝の運動と朝食が終わった後、芳から電話がありました。
別れる間際に濰坊学院の授業で教わったなぞなぞをかけたのでその答えかと思いきや
「知らない人の携帯電話が鞄の中に入っている。多分グラウンドにいる学生、どうしよう」と。
なんのこっちゃ。
『待っていればその学生が他の学生の携帯電話を使って電話をしてくるから待っていなさい』
と話したのですが、何を聞き間違えたか
「分かりました。これからグラウンドに行ってきます」との返事。
いや、そうじゃないから・・・
すぐにメールで電話を待つようにと伝えたのですが時既に遅し、グラウンドに行ったのです。

暫くするとメールで返事があり、今グラウンドで運動会の為の練習をしている男子学生の中で
携帯電話が練習の邪魔になるので芳の鞄の中に入れたのだとか、当分去らないだろうと
思ったら去ってしまった、ということなのです。
そして、携帯電話を戻してくれたお礼に食事に誘いたいと。
芳は「おっちょこちょい」な学生ということで笑い話にしていましたが、こういう経験は
初めてのようですね。

いわゆるナンパ。ちょっと回りくどい方法ですけどね。

それを伝えると、「携帯電話が戻ってこない危険まで冒してそんなことするはずない」と
芳は驚いていましたが、おそらく毎朝太極拳をしているのを見て実行した確信犯。
校内にいる学生と分かれば戻ってこないほうがおかしいですからね。
ただ、いくら中国人とはいえ、自分の携帯を他人の鞄の中に入れるとはどういう神経なのか。

一度食事に付き合ったら交際をしつこく求められるから無視しなさいと忠告しておきました。

これまで校内の男子学生と交際を始めて成績が急下降した学生を何人見てきたことか。
わずか1点差に泣いた日本語能力試験まであと2ヵ月半、こんな大事な時期に横道にそれる
ことがあれば大問題です。

実は先日お調子者の劉揚に誘われて3D映画『タイタニック』を見てきたそうなのですが
それも朝のモーニングコールのお礼だと言われたのだとか。
どうやら交際はないようですが、彼が狙っている雰囲気が出てきましたね。
なにせ、あれほど言い訳尽くめの男が毎朝姿を見せています。

朝の練習に参加してくれるのは嬉しいのですが、余計な心配が増えるのは困りもの。
特に恋愛感情というものは理性を失わせます。
状況次第では不参加を促すことも考えねばなりません。
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片道45分

2012年04月17日 | 日記
4月17日(火) 晴れ

力強い太陽が東の空から昇る綺麗な晴天となりました。
新車デビューにはもってこいの青空です。その分紫外線は強くなりそうですが・・。

バスを使ってドアトゥドアで約1時間の距離のため、少し早めに出発しようと思ったのですが
なにせ今までとは準備が違うため、あれがないこれがない、と結局いつも通りの時間に。
ま、今日ばかりは遅れても仕方ないと気持ちを静めて外に出ました。

この自転車のデビューに合わせてくれたわけではないのでしょうが、学校の門から幹線道路に
延びるボコボコだった道が舗装されとても走りやすくなっていました。

こちら中国の道路の走行は全て右側。日本的に考えると歩行者は左になりそうですが、
歩行者も右です。
日本で後方確認する時は右半身を後ろに向けるため、左を見ることに少々違和感が・・。

走っていて驚いたことが一つ。
中国人がそうなのか、この濰坊の人間がそうなのか脇道から出てくる自転車や電動車が一切
こちらを見ようとしない。一瞥さえもない。ただ己が走る方向しか見ていないのです。
だから危ないと思ったらこちらが方向を変えるか減速しなければいけないのですね。

たまに車と電動車もしくは車と自転車の接触事故後の状況らしきものを見かけるのですが、
不思議なことに車の運転手が自転車や電動車の人間を叱っているのです。
日本なら逆に大丈夫かどうかと心配して声をかけるような状況ですが、違う。
何気なく見ていたのですが、実際に自分が走ってみて分かりました。
視界の悪い脇道から突然二輪車が出てくれば接触する可能性は高い。
特にスピードが出る電動車だと咄嗟の時に制御が利かないですね。

濰坊市内もほぼ碁盤の目のような地図ですので、どの道を通ってもいいのですが、先日見た
桜並木が気になったので研修派遣の会社へ行くときの通りを走りました。
見えてきたのはすっかり葉桜になった姿でしたね。先週の二度の雨で散ってしまったようです。

景色を見ながら走っているとあまり時間の経過が気にならず、濰坊学院へ抜ける道へ左折した
時に所要時間40分足らずでした。
結局校舎に到着したのが45分。予想に近い時間に驚きました。
バスのほうがスピードが出るのは確かですが、市街地になるとバス停・交差点・バス停の
繰り返しになるので平均的な速度はかなり遅くなるのですね。

帰りは少々遠回りになる道を選んだ上に向かい風を受け続けました。行きより2分少々超過。
それでもいつも1時間の行程だからでしょうか、長いとは感じませんでしたね。

明後日も晴れの予報ですので、サイクリングを楽しもうと思っています。
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濰坊の春

2012年04月16日 | 日記
4月16日(月) 晴れ

校内で会計系の大きなコンテストが開催されるとのことで今日と明日は休日となりました。
その分土日に授業があったのですけどね。
どれほどの大きなコンテストなのか分からないのですが、濰坊市を始め様々な機関の名前が
掲載されていましたので、かなり大きなものなのでしょう。

一応会計系がこの学校の出発であり現在も最も人気があるのだそうで、学生数も最多です。
学生数が減る一方の外国語に比べ定員を増やしても入ってくるのですから大したものですね。

私は明日濰坊学院で授業がありますので実質の休みは今日と昨日。
校内の店で買い物がてらすっかり色づいた植え込みや木を眺めておりました。
迎春花と呼ばれる春に真っ先に咲く黄色の花から色とりどりの花が満開を迎えています。


濰坊の長い冬の間は単なる枯れ木で単一の色でしかない木々がこの時期だけはその彩を
見せてくれるのですね。

歌に登場するほどの北方ではありませんが、北国の春がどれだけ貴重なのかを少し分かった
ような気がしています。
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太極拳の新コアメンバー?

2012年04月15日 | 日記
4月15日(日) 晴れ

清明節が終わった週明けあたりからだったでしょうか、芳が毎朝グラウンドに姿を見せる
ようになりました。それも毎朝5時過ぎにはグラウンドに出てテキストの本文を暗記して
いるのだそうです。
元々1年生の頃から一番早く起きる子だったそうですが、2年生になってからは少々気が
緩んでいたのですね。1年生の頃より1時間以上遅く起きていたようです。
しかし1点差で不合格になった日本語能力試験2級の悔しさが彼女をまた真剣な道に
戻したようです。

私は春分が過ぎるまでは6時過ぎにグラウンドに出ておりましたが、日の出も早くなり
おまけに芳が早く出ているとあって、一日ごとに少しずつ早めております。
とはいえ、あまり朝から動いても疲れますから5時40分が限度かと思っていますが。

芳に釣られるようにしてお調子者男の劉揚がここ数日毎朝グラウンドに姿を見せ始めました。
私が芳や雪に彼のことを『口ばかりで行動が伴わない』と評していたので、芳が毎朝彼に
モーニングコールを始めたのだそうです。
恋人のような行為ですが、実際はどうなのか分かりません。
もしそういう対象であれば早いところ止めさせなければと思っていますけどね。
悪い男ではないにしても、あのお調子者ぶりはよほど尻どころか足の下に敷けるような
強い女でないとお互い馴れ合いで終わってしまいます。

この二人が毎朝いることにより、一時期は私以外に誰が姿を見せるか分からなかった朝の
運動もまた形を取り戻しつつあります。
昨年の尤と孫のような演舞の上手さも伴なった固定メンバーとまではいきませんが、今学期
終わりまでついて来れば、それに近い状態になるかと期待しています。
かなり薄い期待ですけどね・・・。
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新車到着

2012年04月14日 | 日記
4月14日(土) 晴れ

朝から逸る気持ちをなかなか抑えれられませんでした。

昨日午後に自転車屋から自転車到着の連絡が入り、5時半以降なら大丈夫と。
すぐにでも取りに行きたかったのですが、6時前後の道路は通勤ラッシュになる上、学校に
近づくにつれ野菜市場や露店が道路にまでせり出してちょっとした交通渋滞になるため
非常に危険、朝のほうが確実と思い、気持ちを抑えました。

今朝、8時過ぎに部屋を出て8時半頃にお店に到着しました。
入り口のところに私の自転車がありました。とても綺麗。
ロックの為のチェーンが欲しいと話したら2種類持ち出してくれて35元だが25元でいいと。
少々目立つ自転車なので防犯の為2つは必要だと考えていたので、両方とも購入しました。
お礼を述べて帰ろうとしたところ、店の奥さんが「後ろには重いものを載せないように」と。
人は駄目か?と尋ねたら駄目だと。
後で分かったことなのですが荷台は車輪の中心部での固定ではなく、サドルの下一箇所だけの
固定なのですね。これで人が乗ったら間違いなく折れるか泥除けと車輪を押しつぶします。

まだ包装用のビニールを巻いたままのハンドルを手にして走り出しました。
ハンドル部分が一般のマウンテンバイクに比べて高いので、姿勢が楽ですね。
変速の切り替えが右は押せばUPに対し左はDOWNなので何度も間違えましたが、操作
そのものはとても楽です。ただ、21段の割にはMAXでも思ったほどの速度が出ませんが
以前試乗したものも同様だったのでそういうものなのでしょう。

お店から学校の宿舎まで約20分ほどの道のりだったでしょうか。
ハイネックの上にジャケットを着ていたせいもあってシャツは汗ばみました。
通学の際には下着の替えが必要ですね。

天気さえ良ければ、来週の火曜日にデビューの予定です。
長距離なので疲れは予想されますが、今は楽しみのほうが強いですね。
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新たなオファーは少々気が重い

2012年04月13日 | 日記
4月13日(金) 曇りのち晴れ

朝の少々重そうな雲に携帯傘を持って出たのですが、日本語学校で授業を始めるころには
すっかりと日が差してきて少々暑くなりました。

学校のカレンダーを見て気づいたのですが、今学期も既に3分の1が終わってしまいました。
先学期に比べ約1ヶ月長い今学期ですが、時間の経過は早いですね。
今学期が始まったころは週2回の授業に時間を持て余しておりましたが、そんな時期が
懐かしく思えます。

日本語学校の先生から新たな依頼を受けました。
来週の土曜日の午前中に小学生相手の授業をして欲しいというもの。
小学生相手・・・はて、どんなことになるのやら・・・
使用予定の教科書を見せてもらったのですが、市販のものではなく教師の一人がWORDを使って
作成したものを、近くの印刷屋でカラー印刷し製本したもの。これが日本ならある法律に
完全に抵触するものなのですが、とても可愛い仕上がりで子供が喜びそうなもの。
うちの学校でも日本語学習希望者にあげたくなるものでした。

こちらで市販されている日本語の教科書は30~40元程度のものですが、このオリジナルは
70元で販売するそうです。数印刷するわけではないので高くなってしまうのですが、
中身を見れば高いとは感じなかったのですね。逆に原本(ファイル)を幾ら出せば売って
くれるのかと交渉しようかと思ったほどです。

このテキストに惹かれてOKしてしまったものの、小学生相手というのは少々気が重い。
授業になるのかどうか・・・。物事の良し悪しの判断がつく年齢とも思えませんからね。
一度だけやってその後オファーが来たとしても恐らく断るでしょうね。
普段の授業の数倍疲れそうな気がしています。
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新たな交流

2012年04月12日 | 日記
4月12日(木) 曇りのち雨

天気予報通りに午前中から雨になりました。
先週末の予報で火・木が雨の予報でしたので、ズバリ的中ですね。

濰坊学院へ向かうバスの中で同じクラスの日本人留学生の方からメールが入りました。
先生のお子さんが急病のため休講になり、その代わり他の先生の計らいで一般の授業にお邪魔
して学生と交流をすることになったと。出席はどうしますか?との問いでした。
もちろん出席しますよと返信すると、自国の歌などを披露するそうなので準備をと。
おやおや、そんなことまで・・・。乗っていたバスが循環バスだったのでそのまま折り返して
帰ろうかとも考えましたが、滅多に無いことでもありますので、そのまま向かいました。

参加した授業は【対外漢語】という専攻で所謂外国人に中国語を教えるための専門ですね。
私が参加している授業の前に授業をしている先生がこの学部でも授業をしているようです。
その日本人留学生の方曰く、この先生の発音はとても良く聴きやすいのだそうです。
その道専門の先生なのですね。

授業が始まっていきなり留学生課の自己紹介が始まり、自己紹介が終わったあとすぐに歌が
始まりました。留学生課の中で外教は外部の私以外は誰もおらず、他4人は全て20代。
正直なところ聴いていても分からない曲が多く、私は必死に己の出番を断っていたのですが
お決まりのテレサ・テンさんの歌なら皆分かるということで、学生の皆さんには中国語で
歌ってもらい私は日本語で歌いました。
歌の後先生から太極拳の演舞を依頼されて、簡単に披露しました。
この先生に見せたことはないはずなのですが・・・、なぜかご存知だったのですね。
歌よりも太極拳のほうが賞賛されましたね。

それにしても、授業をする時は40人以上いても全く緊張しないのですが、こういう状況は
緊張しますね。歌を歌っただけで汗をかいておりました。
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ある質問

2012年04月11日 | 日記
4月11日(水) 曇りのち晴れ

月曜日に研修派遣会社で授業をしたため、今日はお休みです。
杜先生が今日は早めに質問にいらっしゃいました。

テキストの内容ではないのですが、細かい質問が出ましたね。
「~そう」の使い分け。
国語文法で何というのか忘れたのですが、外国人に日本語を教える際の文法用語で
動詞の前ます形+そう 視覚などからそうなることが予想されること 雨が降りそうです
動詞の基本形+そう 伝聞などからそうなることが予想されること 雨が降るそうです
イ形容詞+そう 伝聞などからその状態が予想されること あのケーキは美味しいそうです
イ形容詞ーい+そう 視覚などからその状態が予想されること 美味しそうなケーキ

「くらい/ぐらい」と「ほど/程度」の使い分け
くらい/ぐらい は主に話し言葉に使われる
ほど/程度  文書や正式な表現の際に使われる


とまあ、ざっくりと思いついたことを伝えたのですが、あまりにも細かい違いに
溜息をついていましたね。。。かわいそうに・・・

ある中国人の日本語教師が
「世界で一番難しい言語(中国語)を使えるのだから日本語なんて簡単だ」と大学の先生から
励まされた、とお話されていました。私は相槌を打ったのですが、内心は逆でした。
中国語は確かに発音においてはとても厄介で難しいですね。
しかし、こと文法については日本語には及ばないと思います。日本人でさえ難しいのだから。
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見送りと自転車発注

2012年04月10日 | 日記
4月10日(火) 雨のち曇り

慌しい朝でした。
雨の為朝の運動は中止だったものの、周の卒論提出と引越しのお手伝い。
卒論は「印刷するだけ」との話だったのですが、その数が100枚以上だったので外教共用の
部屋を使わせて見守り、提出が終わったあとは荷物運びを少々手伝い。
なんでも実家が農村でEMSや宅急便が届かないのだそうです。
日本では考えられない話ですが、中国ではまだまだあるのですね。
一度に持ち帰るのは当然無理なので、6月にまた何かの試験の為に濰坊に来るのでそれまで
私の部屋で預かることにしました。
本人は出来る限り持って帰ろうとしたのですが、あまりの大きさと重さに身体のどこかを
痛める可能性もあるので自重させました。

卒論の印刷準備中に私は昨日から苦戦しているネットの買い物に再挑戦しておりました。
自転車をネットで購入し先日訪れた市内の自転車屋で組み立ててもらうことは決まったの
ですが、肝心の購入ができなったのです。
上海にあるFOEVERの旗艦店が運営しているショップがあり、そのサイトを使うのは初めて。
私が以前見つけたサイトでも良かったのですが、運営が直営であり領収書あり、質問の返答も
早く信頼できる店だったのですね。方や私が見つけたサイトのショップはサイトそのものは
正規品しか置かないのですが、領収書発行無し、質問の返答も遅く信頼できない。

旗艦店が運営しているショップのサイトで苦労していたのは支払い方法。
会員登録はすぐに出来るものの、支払いをする際に再登録する必要がありそこで身分証番号を
求められるのです。もちろん、パスポートしかありませんからその番号を入力するのですが
求められる数字の桁が15~18、つまり中国人の身分証番号しか受け付けないのですね。
他に支払方法がないのか探してみたのですが見つからない。
そこで周に尋ねてみましたら、彼女の登録で購入してくれると。
届け先を自転車屋で受取人は私、支払いも私の銀行カード。
これもまた中国の面白いところなのですが、ネット等で支払いをする際に本人以外のカードを
使うことはよくあることなのです。銀行カードも一般のキャッシュカードであれば名前すら
入ってないのですね。

おかげで無事に自転車を発注できまして、発注した1時間後には発送完了の通知が来ました。
早ければ今週末には完成した自転車を受け取ることができそうです。

午後はバスターミナルについて行きました。減らしたけどもまだ重い周の荷物を持って。
慌しさの中であまり感じなかったのですが、バスの出発を見送った後、色々な思い出が
頭の中をよぎっていきました。
この2年半、日本語科の中で一番長く接していたのは間違いなく周でした。
最初の1年はたけしでしたが、昨年周が朝の太極拳に参加し始めてから何かにつけ通訳に
したり、彼女も2級試験に向け部屋に質問に来たり、共に食事する回数も増えました。

実は今日周を手伝った為、濰坊学院の中国語の授業は珍しく欠席したのですが、そんな事は
全く気にならなかったですね。最後まで見送ることができて良かった。心からそう思いました。
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