外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

迷走する資料選び

2018年04月06日 | 日記

4月6日(金) 晴れ時々曇り

朝久しぶりの快晴の天気に、サイクリングでも、と考えたのですが、強風が
吹き荒れてきて断念しました。

あの温かい天気で部屋の湿度が上がり、70度近くまで。
そろそろ加湿器もお役御免かと思っていたところに再びの寒さで30度も下落です。
もうしばらくお世話になりそうです。

昨日今日と夕食時に学食へ行ったのですが、帰省した学生が多いのでしょう。
学生数も少なければ、営業している窓口も半分以下です。
明日からもっと減るかもしれませんね。

さて、今日は資料作り。3年生の授業に使おうと思っているものです。
現在はN1聴解対策本を使っているのですが、解答付きなので緊張感には欠けるかと。
そこでこちらの著名な大学の出版社が発行している過去問を問題だけ配ろうと。
ページをスキャンしてPCに取り込み、それを後で印刷します。
コピー天国の中国とは言え、原本のデータをばら撒くのは気が引けますので印刷した
ものだけを配ります。

前の学校にいた頃からコピー代はかなり使っています。ページ数が増えると当然の
ことながら両面印刷しますから、仮に資料が余ったとしても裏紙用に使うことが
できません。
今ではA4片面に2ページ分、つまりA4一枚で見開き2ページ分を印刷しています。
こうするには一般家庭用の複合機では各ページをスキャン、PDF化しPDF画面で
編集するしかありません。断裁機などはないので、今回はカッターで切ったのですが
あまり綺麗には切れないですね。

前の学校の時から担当授業が決まってもテキストが無かったり、あっても首を傾げたく
なるものが多いので、帰国してAmazon等で本を探すのですが、購入した本はことごとく
業者に断裁PDF化してもらっています。

昨年「資料も成績もない」3年生の作文を担当させられ一回の授業が4人前後になって
いった経緯から今学期2年生の作文担当が決まり、日本で4冊ほど本を購入しPDF化
しました。しかし、配布された教科書がとてもいいものなので、結局購入した本の
PDFは一度も使っていません。

そろそろ半分を迎える3年生の通訳の授業ですが、どこで方向性が落ち着くのか全く
見えません。
配布されたテキストの難度を見て、こんなの本当にやったのかと山口大学に交換留学中の
4年生に尋ねてみたものです。
彼は2年生の12月でN1合格したので「君ならさほど難しくないのかな?」と尋ねた
ところ、担当教諭は主任だったそうなのですが、「ほとんどお喋りでした」と。
「試験範囲は事前に教えてくれたので難しくなかったですよ」
「そうなるよね」というのが正直な感想ですが、手に負えないので我々に押し付けたものと。
先学期の終わり頃「外教が通訳の担当なんてするんですか?」と2人で拒否反応した
ところ「二人共中国語分かるんだから大丈夫ですよ」という無茶苦茶な理論。

その後に私が最初に使ったテキストを見せてもらったのですが、それを紹介された時の
言葉が「こういう本があるんですよ、どうですか?」だったのを覚えています。
「教科書はこれです」と断言して無かったのが、今となってはトラップだったような
気がしています。


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今日の気になる話題
<中国人が日本の医療にタダ乗り!高額のがん治療で>
http://diamond.jp/articles/dol-creditcard/129137?skin=dol-creditcard

昨年の記事ですが、確かに一時の爆買からサービス志向に変わったという話はありました。
医療についてもちょくちょく問題になっているのを見ていましたが、背景がこれとは

 

審議のほどは定かではありませんが、十分ありえます。

コメント
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