書名 :アントレリーダーの情熱仕事術
著者名 :ディヴ・ラムジー
出版社 :早川書房
刊行年 :120620
日付 :130401
定価 :1800円
入手法 :図書館
評価 :◎
今月 1冊目 今年 131冊目
【書き抜き】
著者名 :ディヴ・ラムジー
出版社 :早川書房
刊行年 :120620
日付 :130401
定価 :1800円
入手法 :図書館
評価 :◎
今月 1冊目 今年 131冊目
【書き抜き】
※アントレリーダーを定義するなら、「リスクのある事業を成功に向かって推し進めるために、周囲を導いていく人」ということになる。
※他人を変えるのは難しいが、自分を変えるのはたやすい。
成長しようと決めればいい。
自分のスキルや性格を磨き、多くを学んで器を広げればいい。
どんな人間になりたいかを考え、そこに向かって努力すればいいだけだ。
※船長がぐずぐずと迷っていては、船は前に進まない。
決然とした態度で進めていくしかないのだ。
やるべきことを決めて、今すぐにやる。
それだけだ。
※情熱は人を積極的にする。
リーダーが積極的に動けば、組織全体にエネルギーが満ちてくる。
間違ってもリーダーは受け身になってはいけない。
行動力を欠いた組織は絶対にうまくいかない。
自ら情熱を注ぎ、チームの情熱を引き出していくのがリーダーの仕事だ。
※大きな会社を動かそうと思ったら、書類整理やホッチキス留めは誰かにまかせる必要がある。
今の自分の仕事はそんなことではない。
会社のビジョンを示し、全体がうまくいくように導くことだ。
「それをやるためには、頭脳と意志だけあればいい」
※タフな決断力を身につける10のテクニック
①締め切りを決める
②問題の大きさに応じて時間をかける
③選択肢を増やす
④最悪のシナリオを考える
⑤情報をできるだけ多く集める
⑥小さく決断する
⑦お金の計算を忘れない
⑧専門家の意見を聞く
⑨配偶者の意見を聞く
⑩問題をレポートにまとめる
※信じることよりも大事なものがある。
行動だ。
世の中には夢想家があふれているが、一歩踏み出してビジョンを実現する人間はあまりに少ない。
※成功する人は、ほぼ例外なく、目標を紙に書いている。
大きなことをなしとげるためには、きちんと設計図を描くことが必要なのだ。
※決めることにはコストがかかるし、リスクもある。
だが何もしないで傍観しているリスクとコストのほうが、長期的にははるかに大きい。
※追い風=(集中+全力)×時間
※マーケティングの究極レシピ
①情熱を注ぐ
②行動を詰め込む
③レア感を演出する
④今しかないと思わせる
⑤追い風をつくる
※理論にはエネルギーがない。
情熱にこそエネルギーがある。
※世の中には、人をほめることのできる人が非常に少ない。
だから正しい行動に気づき、心からそれをほめることができれば、あなたはリーダーとしても人間としても一歩抜きん出ることができる。
※モチベーションとは一度や二度の訓示で生まれるものではなく、もっと複雑で根気のいるものなのだ。
※部下のモチベーションに火をつける7つの行動
①明確なビジョンを伝える
②報酬を気前よく払う
③使命を与える
④ストーリーを語る
⑤一貫した態度をとる
⑥情熱を伝える
⑦お手本を見せる
※リーダーの仕事は、けっして難しいものではない。
ただし、ちょっとしたことにも手を抜かないことが大切だ。
小さなことを丁寧に実践していけば、チームは今よりずっとうまくいく。
【コメント】
※「自ら情熱を注ぎ、チームの情熱を引き出していくのがリーダーの仕事だ。」
この言葉が印象的な、リーダーシップを実践的に論じた良書。
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