モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 (PHPビジネス新書)小笹 芳央PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
書名 :モチベーション・リーダーシップ
著者名 :小笹芳央
出版社 :PHPビジネス新書
刊行年 :060605
日付 :2008/09/01
定価 :840円
入手法 :図書館
評価 :○
今月 2冊目 今年 256冊目
【書抜き】
*人を動かす5つの力
①専門性②人間性③返報性④一貫性⑤恐怖心
人々にとって「すごい」と思える能力や経験を持っているリーダーが、「すてき」な人間的魅力に満ち、「ありがたい」と思えるほど親身で、どんなときでも「ブレない」一貫性によって、状況によっては「怖い」「厳しい」と感じるような態度を示す。
*コミュニケーション行為として、「誰に伝えるのか」「何を伝えるのか」「どのように伝えるのか」、この三つの質問に対する答えが、ビジネスの型であり、事業の戦略である。
*人材マネジメントとは、「継続的な共感者の創造活動」に他ならない。
*「不透明性」や「非効率性」という罠にはまらないためには、ルールにある程度の「曖昧さ」を残すことが必要だ。ある一定レベルを超えて透明性を追求してしまうと、逆に非効率を生んでしまう。この罠にはまらないようにするためには、適度な「曖昧さ」を意図的に残さなければならない。
*「信頼」とは「約束」と「実行」の積み重ねによってしか築き上げることはできない。「信頼」は「約束」から生まれるのである。
*臨界点を超えるところまでもっていけば、あとは小川の流れが大河になるごとく、自然に組織全体に変革行動が広がっていく。リーダーは変革への第一歩を踏み出したあと、臨界点を超えるまで決して歩みを止めないことだ。そうして初めて、ダイナミックな組織変革を味わえるのである。
*組織行動を変革する二つの要素
①リーダー自身が、変革のトリガーを引くこと。
②臨界点を超えるまで変革行動を継続すること。
【コメント】
*モチベーションアンドリンク代取、小笹芳央氏の組織を率いるためのモチベーションリーダーシップ論。
*「すごい」「すてき」「ありがたい」「ブレない」「怖い」をキーワードとした人を動かす5つの力はリーダーシップにとって欠かすことのできないことだ。
臨界点を超えるまであきらめない、自分自身で変革のトリガーを引けるようなリーダーになりたいと思う。
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