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『「上司が越えるべき6つの壁」by飯塚藤雄』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆

2007-11-30 00:22:25 | books
上司が越えるべき6つの壁
飯塚 藤雄
すばる舎

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書名 :上司が越えるべき6つの壁
著者名 :飯塚藤雄
出版社 :すばる舎
刊行年 :20005/11/21

日付 :2007/11/29
定価 :1,400円
入手法 :図書館
読書ペース/分:3.02P

評価:◎
今月 31冊目 今年 356冊目

【書抜き】

*人は地位についてくるのではない。自分のよき理解者であり、抱えている問題を解決してくれるリーダーについていく。常に前を走り続け、自分をさらなる高みに導いてくれる指導者についていく。

*上司としての立場を理解し、自覚し、常に自己改革に励んでいく。
行動方針をぶらすことなく、部下に夢と情熱を与え、求心力を高めていく。
部下も一人の人間。認め、褒め、叱りながらも、常に対等な立場で接していく。
明確な方針を打ち出し、計画、実行、検証、改善を徹底し、組織全体を導いていく。
仕事を与え、任せ、失敗しても励ましながら、部下の意識を改革し、能力を高めていく。
やるべきことを明示し、常に先頭に立って実行し、絶えざる改革を行っていく。

*①自己改革を続けていく
②夢を掲げ、確固たる方針を貫く
③部下を認め、受け止め、褒めて、叱る
④目標、方針を明示、基本動作を徹底する
⑤気づかせ、考えさせ、任せ、確認する
⑥当たり前のことを、当たり前にやる

*ソニーのトップは椅子にふんぞり返っている姿を部下に見せたことはなかった。少しでも時間があれば現場に足を運ぶ。そして一人ひとりに「今どんなことをやっているのか」「どんな問題点があるのか」を聞いてまわる。

*たとえ技量が未熟でも、上司として指導力がいたらなくとも、部下にやってみせられることはたくさんある。真摯に努力する姿、一生懸命勉強している姿、自分を厳しく律する姿。

*「そうか。よし、商売は待っていてはだめだ。相手の土俵へ攻め込まなくてはいけない。ついてこい。」

*「部下はお客さま」の発想。

*上司と部下は対立するものではなく、同じ目標に向かって成長していくべき存在。

*上司の資格
①部下よりきちんと仕事ができること
②ネアカであること
③部下の能力を認めてやること
④部下を褒めること
⑤部下に参画意識をもたせること

*トップとして、リーダーとして部下を導いていくとは、確固たる行動指針を持ち、その姿勢を貫くこと。

*一番大切なのは「夢」を持つこと。それを実現するための「熱意」、それからある程度の「先を読む力」をもつことではないでしょうか。たとえ皆が猛反対しても、絶対これはよいと思うものは、説得して押し切っていく努力が大事だと思うんですね。

*叱る基準を明確にし、例外を作らない。

*本気で部下のことを思い、相手の目をみつめて本気で語る。こうした言葉のかけ方が、部下の感情を揺さぶり、仕事に向かって「やる気」を生み出すのである。

*悪い情報は心で聞き、よい情報は笑顔で聞く。

*会社が求める上司の条件
①部下よりもきちんと仕事ができ、部下よりも優れたものを持っている
②ネアカ、笑顔で誰とでも気楽に話ができる。そして、夢を語り、夢の実現に挑戦する
③できないと言わない、言わせない。「思考停止」にならない
④部下の目線で考え、部下を褒めて、やる気にさせる
⑤部下の能力を結果だけでなく、計画、実行のプロセス、難易度を公平に評価する
⑥組織の方針、目標、戦略を部下に明確に示し、常に危機意識を部下と共有する
⑦変化に対応、先見性と勘を働かせ、計画変更の決断をする
⑧部下といっしょに現場を歩いて事実を確認し、「だろう管理」「はず管理」をしない。「べきだ」と命令しない
⑨目に見えるムダ取り、目に見えないムダ取りを継続して実行する
⑩社外、社内のお客さま満足の心をすべての行動基準とする

【コメント】

*ソニー、アイワで要職を務め独立。シーエスマーケティング研究所を設立。有力企業の経営指導、社内研修を行うコンサルタントの飯塚藤雄しの著書。

*リーダーとしてできることは、真摯に努力する姿、一生懸命勉強する姿、自分を厳しく律する姿、それを部下に見せることだ。