ユーロな日々

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窮地をひとまず脱したキケフローレス [バレンシア - セルタ 2-0 リーガ13節]

2005年11月27日 | 欧州2010-2003
非常に難しい状況に陥ってしまったバレンシアだが、キケは今日もアイマールを先発から外し、ビジャ、ミスタの2トップにし、それからファビオアウレリオを使いたいのでビセンテを右に回して試合に臨んだ。
しかし前半はいいところなく0-0。
セルタはここまで3位につけているが、ディフェンスがしっかりして、簡単に崩せそうにない。
そこで後半頭からアイマールを入れると、少しリズムがよくなった。ビジャ、ミスタの2トップというのはあまりよくないのだと改めて思った。タイプが似ているのだろう。
さらにアングロを入れて、ビセンテを左に戻し、ファビオアウレリオをビボーテに下げる。
そして後半28分、アングロのスルーパスをビジャが決めてやっと先制した。
アングロが入ってリズムがよくなってきた結果だが、やはりビジャの決定力は素晴らしい。
さらに33分、ビセンテがFKをゴール前に放り込み、飛び込んだファビオアウレリオがヘッドで2点目を決めて勝負を決めた。
前半終了のときにはブーイングもでたが、キケフローレスはひとまず窮地を脱した。
しかしこのまま乗っていけるかは、まだわからない。
セルタは少し消極的すぎた。バレンシアにはラッキーだった。

ディバイオはベンチにも入れず、スタンド観戦とは心が痛む。早く移籍が決まることを祈る。カネイラも嫌われ、カルボーニもベンチウォーマーだが、クライファートは残り7分でチャンスを与えらた。かわってミゲルやモレッティが厚遇されている。
このまま勝ち続ければ批判を封印できるだろうが、まだ依然としてキケフローレスは難しい立場にある。

[リーガ13節 バレンシア - セルタ 2-0]