トルコは敗退 しかし、いろいろと考えさせられる ［トルコ - スイス ４－２欧州地区プレーオフ］

初戦はスイスが２－０で勝った。
トルコのサポータは空港に、「地獄へようこそ」という横断幕をはり、スイスの選手たちがホテルへ入りのを３時間遅らせ、練習をできなくした。
こんな国がドイツに行くのは許せない、という気持ちを抱いて、ゲームを見た。
トルコには最悪のスタートになった。
開始２分でセンターバックがハンドを犯し、PKを与えたのだ。
スイスは決めた。
これでトルコは４点を入れない限り、ドイツへはいけなくなった。
終わった、はずだ。
日本代表だったら、何もできなかったはずだ。
しかし、トルコは違った。
前半で２点を返したのだ。
そして後半３点目のゴールを割ったとき、ぼくの中から、こんな国がドイツに行くのは許せない、という気持ちは消えていた。
あの日のことを思い出した。
決勝リーグの初戦だ。
仙台のスタジアムは、初めてサッカーを見るような客で溢れていた。
あれは、サポーターといえた代物ではなかった。
小雨が降り出し、早く終わらないかなあとでも思ったか。
だらしない日本代表を許さない空気が、あの日、あのスタジアムにはなかった。
だから、負けたのだ。
そのことを思い出した。

ゲームは、スイスが１点を追加し、ドイツ行きの切符を手にした。
これは順当な結果だと思った。
それでも、トルコには脱帽だ。こういうメンタリティーは、日本代表の選手にも、日本国民にもない。
と、思ったのだが、しかし、そのあと続きがあった。

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トルコに制裁も 　　～Ｗ杯ＰＯの乱闘でＦＩＦＡ会長が方針～

国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のブラッター会長は１７日、ワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会予選プレーオフのトルコ―スイスの試合後、ロッカールームへの通路で両チームの乱闘が発生した問題で、トルコに制裁を科す方針を示した。

同会長は記者会見で「制裁は単なる警告から、次の国際大会から除外されるケースまである」と発言。ＦＩＦＡは規律委員会でこの問題の調査を開始し、１２月９日までに制裁の結論を出す方針を固めた。

　これに先立ち、同会長はスイスのラジオ局の取材に応じ、トルコに対しての厳しい制裁として、２０１０年Ｗ杯の出場停止もあり得るとの姿勢を示した。

　トルコ・サッカー協会幹部は「同会長の発言は一方的で不公平だ」と不満を表明した。（ＡＰ＝共同）

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残念だ、がっかりした。


［欧州地区プレーオフ　トルコ - スイス　４－２］