けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

欧州の出場決定・プレーオフ

2013-10-16 09:08:07 | football
欧州のW杯出場決定とプレーオフ
出場決定:
ベルギー、イタリア、ドイツ、オランダ、スイス、ロシア、ボスニア-ヘルツェゴビナ、イングランド、スペイン

プレーオフ:
・ポット1 クロアチア、ポルトガル、ギリシャ、ウクライナ
・ポット2 フランス、スウェーデン、ルーマニア、アイスランド

出場決定国はおめでとうございます。それは良いとして、プレーオフ出場国。クロアチア(モドリッチ)、ポルトガル(クリスチアーノ、ペペ、コエントラン)、フランス(ベンゼマ、バラン)と、マドリーからは6人が関係することになってしまいました。しかも、フランスがポット2(たぶんFIFA順位とか近年の成績とかで決まる)に入ってしまったので、クロアチアやポルトガルとつぶし合いの可能性も。組み合わせ抽選は、10月21日(月)、プレーオフ第1戦は11月15日、第2戦は11月19日。


ベンゼマ再び
代表でゴールしたそうです。その流れをそのままマドリーでも保ち続けてほしいところ。
ベンゼマ、試合後のコメント
「フランス代表にとって素晴らしい10日間だったし、それは僕にとっても。皆の目が僕に向かっていたからね。僕自身の若いキャリアの中でも、最も難しい期間を経験したばかりということ、でも僕はいつでも自分自身を信頼している。何も投げ出したことはないし、これからもそんなことはしない。」
「ゴールしたことも、人々がそれで幸せになってくれることも嬉しく感じた。重要なのは、良いスタートを切ったということだ。」


代表選手の運用状況
スペイン代表:イケル90分、セルヒオ・ラモス90分、アルベロア出場ナシ、イスコ10分ほど
フランス代表:ベンゼマ10分ほど+1ゴール、バラン出場ナシ
ポルトガル代表:コエントラン先発75分
ブラジル代表:マルセロ出場ナシ
クロアチア代表:モドリッチ90分
スペインU-21:カルバハル90分、モラタほぼ90分、ヘセほんの少し

サスペンションや各代表の都合で、第2戦に長時間出なかった選手も結構いて、いつもよりは負荷の少ない代表ウィークだったかもしれません。気になる点の1つ目はモドリッチがみっちり出場したこと。マラガ戦は休養かベンチスタートの方が良いかもしれません。これはラモスもか。気になる点の2つ目は、バランが2戦目に出場しなかったこと。無理させないようにとデシャンが気を遣ってくれたからなのか、出場させられなかったのか。気をまわし過ぎても仕方ないことですが…。


早期合流
火曜のマドリーのトレーニングでは、クリスチアーノとぺぺが合流。カスティージャからも7人呼ばれ、少し活気が戻った感じのトレーニング風景になりました。


アロンソ、クラシコは無理か
火曜日、モデルを務めているエル・コルテ・イングレスのEmidio Tucciのイベントに登場したシャビ・アロンソ。チームの現状や回復状態について、長めの受け答えをしています(詳細は日本語公式)。
クラシコ、CLユーベ戦での戦線復帰が願われるアロンソですが、本人は回復についてはいたって慎重で、現時点ではいつ復帰と予定は定めず、確実にしていきたいという主旨のことを述べています。ということで各紙とも、クラシコはまず無理だろうとの見解。

回復状態について
「個人トレーニングをしている。回復の初期ステージにいて、いろいろ試している。ぼるに触ったり、スパイクを履いてみたり……でも、まだいろいろ試したりすることが必要で、それからチームに合流になる。それに、シーズンが始まっているというのがまた難しいことだ。僕はここまで何もプレイしていないんだから。」

復帰時期
「願わくばすぐだけど、僕は時期を定めていない。この負傷は不安定なもので、日々によって変わり得る。近づいているけど、少しだ。僕は毎日をドクターたちと話し合い、回復をスピードアップさせたくないこと、再発させたくないことを言っている。僕たちはそういうやり方でいる。これは難しい怪我で、誰もなりたいとは思わないもの。回復時期がわかる怪我もある。でも恥骨炎については不安定なもの。僕自身の感触は良いよ。ゆっくりと良くなっているし、ピッチでのトレーニングもしている。」


動いている様子は、今はこんなところでしか見れません

ケディラにやさしく

2013-10-15 06:43:42 | football
マドリー、トレーニング再開
代表から帰されているであろう選手たちはまだおらず、フィールドプレイヤーは相変わらずナチョ、イジャラ、カゼミロの3人のまま。寂しい。
公式によれば、シャビ・アロンソは「ピッチの上で」個人メニュー、ベイルは個人のリハビリを続けている、という微妙な書き分けがされてます。アロンソの方が復帰が早い、かもしれない。


ケディラとディ・マリア
既にW杯出場権を確保したアルゼンチン代表は、これまで出場機会の少ない選手たちを起用する目的もあり、ウルグアイ戦を前にディ・マリア(とアグエロ)を、代表から外しチームへ返却。
またドイツ代表のケディラは、サスペンションで次のスウェーデン戦に出場できず、こちらも一足早くチームに帰されるとのこと。
朗報。


11日に行われたアルゼンチンvsペルーは、後半からしか見られなかったんですが、ディ・マリアがキャプテンマークを付けていたことに、ちょっと新鮮な驚きが。
一方のペルーには、カスティージャ所属のクリスチアン・ベナベンテが出ていて、もう攻撃の中心かと思うくらい良い動きをしてたんですが、それがフル代表初キャップだったと後から知って、また新鮮な。


ケディラ
ドイツKicker誌へのインタビューをスペイン紙が切り取ったものを、MARCAから
--------------------------------------
(マドリーの状態について)
「僕たちは良いプレイができていない。良いプレイができている時間帯もある、でも大部分は難しすぎる、個人に頼りすぎるプレイをしている。」
「それが時間が解決する問題なのか、それ以外のことなのかわからない。でも僕たちはまだチームとしての自分たち自身を見つけられていない。」
「エジルのようなクオリティの選手を失えばどんなチームも弱くなる。でもマドリーには、彼の代わりになり得る選手たちがいる。100%ではないかもしれないが、彼らにはそれぞれのクオリティが備わっている。」
「早く改善していかなければいけない。バルサは首尾一貫した戦いをしているし、アトレチコも8試合勝ち続けている。」

(スペインメディア)
「僕がスペインメディアのお気に入りになることは決してないだろう。シーズンをベンチかスタンドにいるところから始めて、今は再びスケープゴートにされている。良いパフォーマンスをしても、評価はされない。」
「僕はスペイン人選手でもないし、高価な選手でもないし、モウリーニョの弟子だ。こんな扱われ方をするのは残念なこと。でもだからといってそれが僕を不幸せにすることもないし、彼らの意見に興味もない。僕がマスコミに好かれるということはないだろうが、ただ、今現在は存在しない、敬意を求めるだけだ。」
--------------------------------------


モラタが止まらない
U-21スペインvsU-21ハンガリーが終わったところです。1-0でスペイン勝利、前半8分にモラタがヘディングで挙げたゴールが決勝点に。この前のボスニア戦でも(結果的に)決勝点を決めていたモラタ。ゴールが止まらない。

各国の事情

2013-10-14 11:46:35 | football
しばらく放置ですみません。更新をやめたわけではなく、ちょっと風邪気味でだるかったのと、そもそも拾って記事にしたいようなネタもなく……。
各国代表戦もほとんど見れていませんが、その中で苦闘するマドリーの面々のコメントをいくつか。


クリスチアーノ・ロナウド
11日の試合では、ホームでイスラエルと引き分けたポルトガル代表。クリスチアーノ・ロナウドのコメント。
--------------------------------
「僕たちはこの引き分けを残念に思っている。望んだような戦いができなかった。でも僕たちにはプレイオフがある。一番の目標ではなかったけど。ドラマチックな展開などない。11人がフィニッシュラインの後ろに並んでいるようなチームと対戦するのは簡単なことではない、でも僕たちのパフォーマンスも良いものではなかった。ファンはゴールと結果を望んでいるが、いつでも可能ということではなかった。僕たちは次の試合で改善しなければいけない。僕たちには成熟が足りなかった。いろいろな面で向上しなければいけない。」
「首位は数字的には可能だけれど、僕たちだけでどうにかできるものではない。プレイオフでは、理論的に言ってフランスが最も強いチームだろう。いくつかの点から、フランスじゃない方が良いね。」
--------------------------------
数字上は可能性はなくはないですが、プレーオフ行きが濃厚となってしまいました。幸か不幸かわざとかどうか、この試合で警告を受けたクリスチアーノとペペは、15日の試合はサスペンションとのこと。早めにマドリーに帰って来るかな。ちなみにコエントランは、この11日の試合がサスペンション対象で、従って、まだ仕事が残ってます。



ベンゼマ
10月11日(金)の試合(フレンドリーマッチ、6-0でオーストラリアに勝利)、1222分ぶりに代表ゴールを決めた、試合直後のインタビュー
--------------------------------
Q:フランス代表は素晴らしい夜を過ごしましたね。
A:スタイルのある良い試合だね。長い間6ゴールも挙げていなかったよ。今夜は、すべてのものが揃っていた。スタイル、強い気持ち……火曜のフィンランド戦(W杯予選)を前に、良い結果だ。

Q:個人としても、ついにゴールがきまりましたが…
A:嬉しいよ。しばらく空いていたから…本当にうれしい、でも僕のゴールがあるんじゃない。僕たちはこの試合、エンターテイメントについて話をしなければ。6-0という結果だったんだ。これはすべて、チーム全体のおかげだ。

Q:試合に入った時(交代出場)、ブーイングが聞こえたのはどう思いましたか?
A:ブーイング、そういうもので、頭に置くことじゃない。そういう反応をしたのはもっともだろう。僕がゴールした後は、ファンは僕の味方に付いてくれた。それは素晴らしいよ。

Q:1222分めのゴールで何が変えられるでしょうか?
A:でも僕にとってみれば、いつも頭も足も落ち着いていた。前にも話したけれど、これはキャリアの中の1つのことでしかない。こんなことが10年も続くわけがないとわかっていた。もう一度言うけど、重要なのはチーム、僕じゃない。

Q:2試合続けてベンチスタートとなりました。ジルーとのこの新たな競い合いをどう思いますか?
A:ジルーかベンゼマか、という問題はないよ。今夜、誰かがプレイし誰かがゴールした。それはフランス代表にとって良いことで、でも何よりも優先するのはチームなんだ。
--------------------------------

ベンゼマ
続けて、Telefootへのコメント。13日付。
--------------------------------
「ノーゴールだったのは一時のこと。僕のすべてのファン、家族、チームメイトのことを考えていた。ゴールできて嬉しいし、これが良い流れの始まりであるよう願っているよ。」
--------------------------------



モドリッチ
ホームでベルギーに敗れ、プレーオフ行きが確定したクロアチア代表、モドリッチのコメント。クロアチア語の元記事にGoogle翻訳をかけて、さらに超訳で。
--------------------------------
「落胆は大きい、簡単にゴールを入れられてしまった。自分たちが持てることを確かにやったが、ボールを与え、ベルギーは僕たちが許していないゾーンに入りこんできた。これを何て言ったら良いかわからないけど、集中が欠けていたんだろう。ゴールが試合の焦点になった。僕たちはベストを尽くした、敗北のことを考えればどれだけそれが馬鹿げて聞こえたとしても、頭を高く上げていく。僕たちは最後の時間まで戦って、ゴールもしたけれど、彼らは僕たちの愚かさを罰したということ。彼らは素晴らしいチームで、現時点で僕たちよりも優れているということだ。」

(観客)「僕たちにサポートがなかった、でもそういうことだ。それは彼らの権利、怒ることもそうしないこともできる。今の僕たちは望んでいるようなサポートを得られていない。でも僕たちはそれを乗り越えないといけない。たぶんそれが僕たちを閉じ込めている。僕たちはより一体になる必要がある。そして一体でない時には、それから僕たち皆はもっと強くなるということ。ブーイングするというならブーイングを、サポートしてくれるならサポートを。」

(スティマッチ監督に辞めろコール)「コメントするつもりはない。ファンにはブーイングをし怒鳴る権利がある、それらに同意もできるしそうもしない、彼らは思ったことを叫ぶことができる。」

「ロッカールームの雰囲気はいつでも良いもの、僕たちの間に問題はない。でもチームの周囲のことには感じる、僕たちに害になっている、僕たちの間に不安をもたらしている。」

(スタンドの客入りがひどかったこと等が話題になっていた)「誰がそういう決断を下しているのかわからない。もし選手たちが決められるなら、僕たちの多くが、試合地を替えたいと思うだろう。スプリトやオシエクといった最高に感じられる場所でのホームゲームへ。オシエクでは、間違いなく最高のサポートが受けられる。」
--------------------------------
モドリッチ…苦労してるなあ。試合はザグレブで行われたわけですが、ザグレブだと、何かいろいろと問題がある、ということでしょうか。ファンの暴動でもクロアチアはよく名前を見かけるほど、どうも代表に対しても厳しいようで、しかもスタジアムあまり人が入ってなかったみたいだし……。
火曜はスコットランド代表との試合(アウェイ)ですが、11日の試合でイエローカードを受けたモドリッチは、このスコッツ戦で次の警告を受けるとプレーオフ第1戦が出場停止になってしまうため、温存されるという噂も。

16年を経て

2013-10-09 23:10:52 | football
ウィルス情報:16人がいない
マドリーから見たら、もはや恐怖でしかないインターナショナルウィークです。トップチーム23人中、16人がそれぞれに召集されていっています。誰1人、怪我なく戻ってきますように。

スペイン代表:イケル、アルベロア、セルヒオ・ラモス、イスコ
 10月11日(金)W杯予選 ベラルーシ(マジョルカ)
 10月15日(火)W杯予選 グルジア(アルバセテ)

ドイツ代表:ケディラ
 10月11日(金)W杯予選 アイルランド(ケルン)
 10月15日(火)W杯予選 スウェーデン(ストックホルム)

フランス代表:バラン、ベンゼマ
 10月11日(金)親善試合 オーストラリア(パリ)
 10月15日(火)W杯予選 フィンランド(パリ)

ポルトガル代表:ペペ、コエントラン、クリスチアーノ・ロナウド
 10月11日(金)W杯予選 イスラエル(リスボン)
 10月15日(火)W杯予選 ルクセンブルク(コインブラ)

クロアチア代表:モドリッチ
 10月11日(金)W杯予選 ベルギー(ザグレブ)
 10月15日(火)W杯予選 スコットランド(グラスゴー)

アルゼンチン代表:ディ・マリア
 10月11日(金)W杯予選 ペルー(ブエノスアイレス)
 10月15日(火)W杯予選 ウルグアイ(モンテビデオ)

ブラジル代表:マルセロ
 10月12日(土)親善試合 韓国(ソウル)
 10月15日(火)親善試合 ザンビア(ペキン)

スペインU-21:カルバハル、モラタ、ヘセ
 10月10日(木)U-21EURO予選 ボスニア(ムルシア)
 10月14日(火)U-21EURO予選 ハンガリー(カルタヘナ)

W杯予選も佳境で、勝ち抜けが決まった国、2位抜けプレーオフ濃厚な国、予断を許さない国……厳しい試合になるところもけっこうありそうです。ブラジル代表はまた欧州で親善試合かな、とか勝手に思い込んでたら、東アジア遠征ですか…マルセロ、代表行くたびに怪我してくる気がして、本当に心配。


モラタについて
el Economista.esというサイトの、ニュースというよりはコラム記事。この2人、似ていると言えるのかどうか……。
意味が取りきれなかったところが何か所かあり、いつも以上にかなり大雑把に訳してます、ご了承を。
---------------------------------
この数週間、レアル・マドリーは、白のFWに関する議論で凝り固まっている。カリム・ベンゼマが憂鬱にはまりこんでいる一方で(CLガラタサライ戦で2ゴールして以来、得点がない)、アルバロ・モラタは、彼を白のファンたちのお気に入りにするようなゴールを決めている(先週の土曜のように)ことに加え、その不屈の精神をもって力強い歩みを進めている。
そして観衆は、この種の議論に慣れたレアル・マドリーのセンターFWのポジションに、完全に出来上がったスターではなくこの若者を望んでおり、また同時に、よく似通った2人の選手の競い合いも望んでいる。16年前のこと。アルバロ・モラタとフェルナンド・モリエンテスの間のパラドックス、あるいはカンテラーノが、先にあげた例のように、レアル・マドリーでのポジションにふさわしいとどのように示すことができるか。

厳しいスタート
1997年の夏のこと。この年のレアル・マドリーは、リーガ王者の栄誉をもって、翌シーズンの準備を始めていた。前シーズン、ファビオ・カペッロの指揮下で、ロレンソ・サンス会長のチームはリーガのタイトルを再び奪取していた。そう、しかし欧州を犠牲にした後で。96/97は、白のチームが、欧州の大会をどれも戦わなかった最後のシーズンだった。
チームには、ミヤトビット、シュケル、ロベルト・カルロス、セードルフ、パヌッチ、いるくなーといった選手たちが所属し、この夏のマーケットでさらに補強を行うことが求められていた。
夏のマーケットがオープンするときには当然そうだが、この1997年も、白のファンたちは、前年と同じような浪費が繰り返されることを予想していた。そうはならなかった。わずか2人の若い選手、若いFWが加入した。「セプティマ」(7個目)の欧州チャンピオンズの奪取を願うレアル・マドリーと契約したのは、カナバルとモリエンテスだった。
批判の声はすぐに聞こえてきた。第1には、700万ペセタで、セグンダのメリダからベルナベウに到着したカナバルに対してだった。
一方のモリエンテスは、スペイン代表に近づいてもいなかった(代表入りは数年後)。サラゴサで素晴らしい2シーズンを過ごした後の加入で、その前のアルバセテ所属時にプリメーラデビューを果たしていた。この時21歳、それまでのプリメーラ3シーズンで挙げた得点はわずか33ゴールだった。
「モリエンテスとカナバルみたいなのがいるレアル・マドリーで、欧州チャンピオンズリーグを獲れると本当に思うのか?」 ラジオやテレビでは、しばしばそういった声が聞かれた。そのとおりだ。
彼らは、レアル・マドリーが望む輝かしい選手であると思われておらず、さらには、ファンに強く望まれる選手ともみなされていなかった。チャマルティンの観衆が望んでいたフランス人選手クリスチアン・カランブーがこのシーズンに加入したが、それはこの夏のことではなく、冬だった。

スターの犠牲
だから、シーズンが始まると、新たにチームを率いることになったユップ・ハイン家巣ははっきりした態度を示した。彼の選ぶセンターフォワードは、ダボル・シュケルだった。新加入選手を使うリスクなど犯さない。
しかし、少しずつこのドイツ人監督の好みが変わり始めていった。また何よりも、白の観衆がそうだった。シュケルは、彼のベストパフォーマンスからコースを外れはじめ、一方でモリエンテスが、最初は控えから、その姿勢とゴールとで、与えられた時間を活かしていった。しかしカギになったのは、ベルナベウの見解がすぐにはっきりしたこと。彼らは、1年前にはリーグ戦王者に導いた9番ではなく、このスペイン人を先発にと望んだのだ。
「モロ」を望むチャントがどの試合でもコンスタントに聞こえ、それはモリエンテスが最終的に、リーガでもUEFAチャンピオンズ・リーグでも先発になるまで続いた。チャンピオンズでは、少しずつ、一歩一歩、チームはアムステルダムでのファイナルに向けて進んでいった。ファイナル、モリエンテスは、ミヤトビッチとラウルとともに先発し、ロス・メレンゲスの攻撃トリデンテは、ジネディーヌ・ジダンのユベントスの前で、ビッグイヤーを掲げた。

類似するキャリア
この状況は、我々が見ている通り、モラタの例と多くの点が似通っている。カンテラーノで、モリエンテス同様に21歳で、レアル・マドリーのトップチームに所属する。もちろん、プリメーラでの経験はモリエンテスの方が多く、一方モラタは既にこの3シーズン、トップチームと共に過ごしている。バルデベバスのロッカールームで、何が起こっているかよくわかっている。
モラタは、既に引退した白の選手(モリエンテス)同様、その前を行くスター選手(カリム・ベンゼマ)がいる場合には当然そうなるように、控えとしてスタートしている。しかしながら、モラタもまた、スタメンのポジションを横目に見ながら、レアル・マドリーで先発できるのだということ示し始めている。そういった責任を負うには彼はまだ若すぎると考える、クラブ内の権威筋の声を越えて。

そういう声があるのか? 1997年に、モリエンテスがダボル・シュケルを抜いて、先発イレブンに名を連ねた時もそうだった。しかし、今回のケースも当時の場合も、観衆のプレッシャーは流れを戻すことを阻止できるであろうし、既に土曜日にバレンシアで救ったチームの先発として、モラタの登場を強硬に推していくだろう。
この若い白のカンテラーノは、彼の挑戦が不可能ではないこと、16年前のモリエンテス同様に、この10年、20年で過去のカンテラーノ(ラウル、ブトラゲーニョ…)が成し遂げたのと同様の成功(ドアを開け、ポジションを得る)をおさめるポテンシャルがあることを、理解している。

白の先発イレブンに到達しうる彼のポテンシャルが、最終的に、何年も前にモリエンテスが成し遂げたものと同じだけのものであるかどうか、誰がわかるだろうか。彼が、彼混迷の時にあるレアル・マドリーがデシマを達成するのを助ける、欧州カップ戦の新たなストライカーにもなるものかどうか、誰がわかるだろうか。
---------------------------------

クラシコ日程

2013-10-08 07:13:38 | football
クラシコ:10月26日(土)18時キックオフ
リーガ第10節、クラシコの日時が確定しました。

リーガ第9節:10月19日(土)16時 マラガ(C)
CL第3節:10月23日(水)20時45分 ユベントス(C)
リーガ第10節:10月26日(土)18時 バルセロナ(F)


モドリッチインタビュー
---------------------------------
ルカ・モドリッチは、レアル・マドリーのリーダーの1人として走り続けている。「白の家」に来てわずか1年であるにもかかわらず、彼のプレイと老練さは、マドリディスタの歴史に一致した話しぶりを引き出すことにつながっている。それは、今日(5日?)に彼の国で発行されたCroatian Sportske Novostiのインタビューに証拠として表れている。

スタートとアンチェロッティ
「僕たちは良いスタートを切ったけど、それぞれの代表での試合でそれが止まってしまい、その間に何かを失ってしまった。もっとコンパクトにいくことが必要だし、攻撃でも守備でも、ラインの間での調和をもってやっていかなければいけない。アンチェロッティはチームに平和な空気をもたらした。フットボール選手としてはすごく気難しい人(気分屋?)だったと聞いているけど、彼は素晴らしい人だよ。」

チームでの役割
「監督は僕に、チームをオーガナイズし、ゲームを作り、ボールを早く動かすこと、それだけなく同時に、ディフェンスのバランスにも注意を払うことを求めている。創造的なメディオセントロとしてプレイするのが好きだ。でも僕の好みは重要じゃない。チームの関心の方が重要だから。僕たちはシャビ(アロンソ)を待っている。彼と一緒なら、もっと良くなるはずだよ。僕は、より大きな責任を負いたいと思っている。試合を引っ張るときに、さらに前へ一歩を進められるようにね。隠すつもりはないけど、僕は十分に成熟している。昨シーズン、大きく成長できたんだ。」

大志
「常に期待が増大していることを僕たちはわかっているし、一時もリラックスはできない。ファンは常に、僕たちに多くのものを求める。それが、レアル・マドリーにあるべきことであるというようにね。どのタイトルが最も重要かなんて言うことはできない。何のタイトルも得られない1年が再び起こるなんてことは想像できない。リーガでは、アトレチコが成長し、競争力が上がって、バルサとマドリーだけではなくなっている。これは良いことだね。」

友人のベイル
「ギャレスには、時間、トレーニング、試合、力が必要だ…彼は本当に特別な選手だ。フィジカルの準備が整えば、既に知られていることが確約できる。彼は最高だよ。忍耐が必要だし、僕たちは彼と共にある。僕たちは彼とたくさん話をしているし、僕ができることは何でも助けてあげようとしている。僕は彼が好きだし、彼は謙虚だよ。」

クリスチアーノ
「最初の日から、彼は僕を助けてくれた。彼が選手として野獣的だということは知っていた。でも、彼のトレーニングやその態度を見て、すぐに彼はナンバーワンなんだと気づいたんだ。彼はフェノメノだよ。」

ロッカールーム
「どんなグループにもあるような緊張感はある。でも僕たちは、それを試合を越えて残すようなことはしない。ペペとカリムのようにね(アトレチコ戦中に、ペペがベンゼマと言い合っていたこと、後にペペが謝罪)。いつだって、調子の悪い状態にいる仲間をサポートする。僕たちは素晴らしいグループだと保証できるよ。ここにいるクラックたちは、普通の人間なんだ。」

将来
「フットボールについて、僕にとってこれまであった中で最高のことは、マドリーでプレイしていることだと、疑いなく思っている。4年後にどこにいるかって? ここだよ! 素晴らしいクラブにいるということだけではなく、僕の家族もマドリーにいて素晴らしい時を過ごしている。フットボールについて、計画を立てるのは難しいことだ。でも、もしあなたがそういう質問をするなら、僕はマドリーで引退したいと思っている。でもタイトルを獲って、だよ。もちろんね。」
---------------------------------

マドリーベンチ

2013-10-07 07:01:03 | football

カスティージャ今季初勝利
セグンダ第8節にして、カスティージャがようやく初勝利をあげました。なかなか試合は見られないし、今季はかなり選手が入れ替わって、顔と名前が一致してない選手も多い(というか一致できてる選手の方が少ないかも…)ですが、公式や各紙を見れば結果が出てないのはわかり、心配していたので……ほんと良かった。セグンダは、プリメーラよりチーム数&試合も多くてまだ先も長い、とにかく1つずつ勝利を、勝ち点を重ねていって、自信をつけていってほしいです。


優勝したかのような…
動画へのリンク
窓みたいな形では直接貼れないのですが、La Sextaのスポーツニュース、冒頭から6分半頃まで、レバンテ戦の様子を伝えています。

優勝したかのように狂喜するマドリーベンチ……スクリーンショットでは何だかわかりませんので、動画をぜひ。

先を思うと

2013-10-06 06:46:38 | football






13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 8
Levante 2-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:セルヒオ・ラモス、モラタ、クリスチアーノ・ロナウド
画像

朝から絶叫モノの試合になりました。勝って嬉しいは嬉しいけど、やっぱり試合内容はひどすぎる。アンチェロッティの采配も、納得いかないところが多すぎる。
いつもどおり、攻め手が滞っているところに、後半途中からマルセロが出場したところ、一気に活性化、チャンスも生まれました。でも、なんでマルセロは先発じゃなかったのか。コエントランに気を遣った? 怪我明けだから? コペンハーゲン戦で見違えるように生き生きとした試合ができたのはマルセロがいたからで、とにかく今のベストのチームを構築するなら、マルセロを優先するべきだったんじゃないか。
また、マルセロでだいぶ活性化していたところでイスコを下げてしまった采配も、うーん…という……せっかく勢いが出てたのか、イスコが下がってから停滞してしまったように感じたので。確かに今日のイスコは、パスの出しどころ、自分自身の動きどころがなくて下がり目だったり、うまくいってませんでしたが、そのイスコがいなくなった分、マルセロや他の選手に、レバンテのディフェンスが力を注ぐことができ、それがまたマドリーの停滞につながったんじゃないかと。
あとは、やっぱりもう何ていうか……なんでそこまでベンゼマ先発に、ベンゼマ優位にこだわるのかと。ディフェンスライン、ピボーテはとっかえひっかえかき混ぜてるくせに、トップはベンゼマで固定。単純にベンゼマの疲労蓄積の問題もあるだろうし、何よりも結果が出てない。守備もやるしパスを出す役割もする、いわゆる純粋なセンターフォワードではないというのはわかりますが、そうだとしても存在感があるわけでもなく、良い動きをしてボールを引き出すとか裏に抜けようとか、そういうのも少ないし、たまにクリスチアーノとかぶって邪魔だったりするし……。
試合後のプレカンで、モラタを先発させないことについて、ベンゼマより経験がないから、とかアンチェロッティが答えたそうですが、毎試合10分とか15分程度しか時間がもらえないんじゃ、経験の積みようがないだろうに。
……アンチェへの愚痴ばっかりになってしまいました。



このままだと負け試合後のようなので、何か良いところ探しを。2失点はしましたが、バランのらしさがまた少しずつ出てきていて、本当に復帰できてよかったなあとしみじみします。身体の使い方、相手に体を当てて、でもファウルにならずに守備できているところとか。2失点目のところ、ウォッチャーっぽくなっていたのは残念でしたが。でも、モラタのゴールのアシストは、実はバラン。
ラモスもゴールおめでとう。年に何回かはゴールしてくれるのが、やっぱり頼もしいです。が、2失点目のところで付いていたのに入れられたのは悔しかった……。いや、でも貴重なゴール。
ピボーテの2人は……うーん……何か2人いるのにディフェンスラインの前に空間があるような不安な感じ。モドリッチはだいぶ上がりっぱなしで、どっちの失点だったか、モドリッチのロストからだったような気がします。ケディラも、気が利くなあと思う時ともっさりしているなあと思う時と、両方ある感じで……また暗い方向になってしまった。
残りの2ゴールの2人! モラタ! やっぱり大きいのに上手いなあと思います。試合終盤でレバンテは守り倒そうとしているところ、モラタの周り・前にも何人もディフェンスがいたのに、そこを通してきっちりゴールを決めてくるのが、頼もしい。で、頼もしいの極みがクリスチアーノ。よくあそこで決めてくれたなあ。ゴール!やった!と思ったら、既に脱いでるという素早さもさすが。ロペスまですっ飛んできて喜びの輪に加わっていたのが良かったです。

何よりも、勝ち点3を獲ることが重要で、結果としてはOK。でも、これで代表ウィークが明けたら、マラガ戦、ユーベ戦、クラシコ。代表ウィーク中は、ほとんど選手がいません。守備のまずさ、個人の力頼りで膠着する攻撃、どうにかなるんだろうか。

やっぱり暗くなってしまった……。

帰り道のモラタとバラン

「勝ち点3に満足しているよ。"ラフィキ" (Rafiki)、パスをありがとう! 皆にハグを。Hala Madrid!」

レバンテ戦、召集選手

2013-10-05 10:34:08 | football
レバンテ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

負傷欠場:ベイル、シャビ・アロンソ

水曜に試合だったのに、週末に土曜日を割り当てられるとは。この試合を乗り越えればインターナショナルウィークで、マドリーとしては一休みといった感じですが、ほとんどの選手にしてみれば長距離移動も含んで代表に行くことになるわけで、とにかく怪我しないように、コンディション落とさないように、と最低限そこだけはなんとかキープしてほしいところです。
試合。フエラでレバンテと対戦です。昨シーズンは、水浸しのピッチの中、途中出場したモラタが決勝点を挙げて印象深い試合になりました。アンチェロッティの会見から、各紙がモラタ先発の可能性を挙げています。楽しみ。
コエントランは「お腹の問題」(公式ではウィルスがどうたら)で、金曜のトレーニングはできなかったそうですが、召集リストには入りました。今のところアンチェロッティは、スペイン国内のフエラの試合でも試合当日移動を基本にしていて、コエントランも移動の頃までには回復するだろうってことでしょうか。選手たちの気持ちの問題もあるでしょうが、個人的には前日のうちに移動しておいたほうがいいんじゃないかなー、と思っております。なんとなく。


バランのインタビュー

Q:長い時間を経て戻ってきました。90分フル出場、良い試合で、勝利でした。あなたにとって、すべてが再スタートです。
A:そうだね、新しい時が始まったと言える。この怪我は本当に長くかかったけれど、またベルナベウの芝を踏むことができてすごく嬉しい。こんなに大きな離脱があったにしても、再び良い感触を得られたし、本当に嬉しく感じているよ。コペンハーゲン戦では、限界を感じるようなことは全くなかった。すべてが順調だったよ。

Q:なぜこの怪我は長引いてしまったのでしょうか。
A:とてもデリケートな手術だった。膝の半月板だったからね。そしてそれが、足を地面に着けたり走ったりする方法で、その時々に変化した。僕は特別に注意をしなければならず、それ以上の問題が起きないよう時間を使った。それでこうなったんだよ。

Q:マドリーやフランス代表で、仲間たちがプレイしているのを見るのは辛かったのでは?
A:もちろんそうだよ。僕は20歳で、ただフットボールをすること、戦って、楽しむことだけを考えているんだ。ピッチから離れているのは、本当に大変なことだった。でも、今は忘れたよ。僕はここにいる、戻ってきた……そして、先発11人のポジションを目指して、戦う用意ができている。

Q:フランス代表に戻る準備もできていますか?
A:それもだね。良いコンディションだと感じている。良い状態でフルマッチできたからね。マドリーについても同じだし、フランス代表についても準備ができていると思う。デシャンが僕を信頼してくれると、わかっているよ。

Q:モウリーニョはあなたに特別目をかけてくれましたね。アンチェロッティについてはどうですか?
A:彼ら2人はとても異なるタイプの監督だし、2人を比較することはできないよ。アンチェロッティとはとてもうまくやれている。とても順調な関係だ。彼と一緒にやれて快適だよ。

Q:あなたはベンゼマの友人ですが、カリムは、観衆と難しい関係にあるこの時を、切り抜けようとしています。ロッカールームでの彼の状況はどんなでしょうか? 多くのサポートがあるものでしょうか?
A:特化―ルーム全体が彼をサポートしているし、ハードにトレーニングしているプロフェショナルさから、彼を心配することはないよ。マスコミや観客から批判を受けている、それは本当だ。でもカリムは、強いメンタリティを持った人間で、どう対処するかわかっている。うまくいくようになると、まったく疑っていないよ。


ラボーナ

2013-10-03 07:03:14 | football

13/14 UEFA Champions League Group B
Real Madrid C.F. 4-0 Kobenhavn

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド×2、アンヘル・ディ・マリア×2
画像

リーガで2試合続けて情けなかっただけに、どんな状態でくるか心配でしたが、まずは何よりも勝てて良かったです。すごく良い試合かというとそうでもないですが、システム換えて、メンバーもだいぶ入れ替えて、数か月ぶり出場選手や怪我明けの選手もいて、終盤は若い選手祭りになって、それでも勝てたのだから、とりあえず良かったなと思います。最後は、イケルの3パラドンで、どうにか無失点で終わることもできましたし。イケルは久しぶりの出場、解説に指摘されていたように、CKの守備はマズイ対応が出てしまいましたが、最後に大仕事をして締めくくりとなりました。

先発が、イケル;カルバハル、ペペ、バラン、マルセロ;イジャラ、ケディラ、モドリッチ;ディ・マリア、クリスチアーノ;ベンゼマ。バランが復帰、マルセロも久しぶり、イケルはベルナベウでは8か月ぶり(あの負傷した国王杯以来らしい)、イスコは休養で、ピボーテが3人……と、いつもとはだいぶ雰囲気の違う先発でした。ピボーテは、イジャラが底で、ケディラが右寄りで前の方へ、モドリッチはもっと自由に攻撃参加で、これは悪くなかったと思いますが、イジャラの負担が少し大きいのかな。少しパスがずれたり、追いまわして削ってファウル取られたり…するのは気になりましたが、大きな問題になることはなかったかと思います。
バランが5か月ぶりの出場ということで、前半はちょっと不安な感じもしましたが、時間を追って馴染んでいったように感じました。そして、マルセロはマルセロ。マルセロいないと本当に困る。コエントランもよくがんばってるんだけど、マルセロがいるといないとでは、クリスチアーノの生かされ具合も攻撃の幅も全然違う。前半のキックオフ直後にサイドで置き去りにされてCK取られてた時はどうしようコレ…と思いましたが。でも先制点のアシストも含め、左からクロス、中へ切り込んだり、よくかき回してくれていたと思います。




で、今日はこの2人。そして何よりディ・マリア! 前半からクリスチアーノが右に来たりでポジションを入れ替えたりしていて、ディ・マリアがペナルティエリア内でヘディングシュート、という珍しくも惜しいシーンがあり、ディ・マリアってよく働くのにシュート決まらないんだよなあ……と思っていた中でのゴール。さらにダメ押しも。そしてクリスチアーノへのラボーナのアシストも! 最後まで疲れ知らずでボールを追いかけまわしていて、本当にディ・マリアも貴重な存在だと、改めて実感。
終盤は、温存されていたイスコが出てきて、モラタとヘセも出てきて、気が付くとU-21世代が、バランにイジャラにカルバハルも入れて、11人中6人というやたらとフレッシュな顔ぶれに。さすがに終盤の短い時間帯ではどうしようもないですが、ワクワク感があります。クリスチアーノが少し引いて、パス出してやるよ、と指揮を執るような感じになってたのもちょっと面白かった。


ディ・マリア、クリスチアーノの2点目を演出した左足のラボーナ・アシストについて
「右足で蹴るより、ああやる方が自信があるんだよね。実際、ゴールになって嬉しいよ。」

コペンハーゲン戦、召集選手

2013-10-02 06:55:44 | football



コペンハーゲン戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ、ヘセ

マルセロも復帰して、最終ラインはやっと全員が揃いました。全員が揃うと、誰かがベンチから外されることになるわけですが……。バランが復帰してしばらくたちますが、そろそろ試合に出してくれないだろうか、と思ってます。毎試合のように失点しているわけですし、テコ入れという意味でも。
ベイルが、大腿部の筋肉に違和感ということで、試合前日のトレーニングができず。召集からもはずれました。結局この間の問題になっていた箇所が、治っていなかったということでしょうか。試合中に怪我再発になるよりは、今のうちに判断できてよかった…と、思っておきます。でも、プレシーズンの準備が不十分だったとはいえ、ちょっとコンディションに問題があり過ぎな気が……。

シャビ・アロンソもまだリハビリ中ですが、いくつかの記事によると、当初復帰予定が11月頃であるところを、できるだけ縮め、3週間後の復帰を目指しているとのこと。3週間後というのは、次節のレバンテ戦、インターナショナルウィークを挟んだ後のマラガ戦の頃になります。確かに、この時期までに復帰してもらえたら心強い。なにしろマラガ戦の後のミッドウィークにCLユベントス戦、その週末がクラシコ、次のミッドウィークにリーガセビージャ戦、その週末にリーガラージョ戦、んでもってCLユーベ戦のひっくり返しが再び……と、ビッグゲームも入れて試合が立て続けになりますので。っていうか、なんだこの日程。CLも日程も立て込む時期に、なんでクラシコ入れるかなあ……。