けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

先を思うと

2013-10-06 06:46:38 | football






13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 8
Levante 2-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:セルヒオ・ラモス、モラタ、クリスチアーノ・ロナウド
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朝から絶叫モノの試合になりました。勝って嬉しいは嬉しいけど、やっぱり試合内容はひどすぎる。アンチェロッティの采配も、納得いかないところが多すぎる。
いつもどおり、攻め手が滞っているところに、後半途中からマルセロが出場したところ、一気に活性化、チャンスも生まれました。でも、なんでマルセロは先発じゃなかったのか。コエントランに気を遣った? 怪我明けだから? コペンハーゲン戦で見違えるように生き生きとした試合ができたのはマルセロがいたからで、とにかく今のベストのチームを構築するなら、マルセロを優先するべきだったんじゃないか。
また、マルセロでだいぶ活性化していたところでイスコを下げてしまった采配も、うーん…という……せっかく勢いが出てたのか、イスコが下がってから停滞してしまったように感じたので。確かに今日のイスコは、パスの出しどころ、自分自身の動きどころがなくて下がり目だったり、うまくいってませんでしたが、そのイスコがいなくなった分、マルセロや他の選手に、レバンテのディフェンスが力を注ぐことができ、それがまたマドリーの停滞につながったんじゃないかと。
あとは、やっぱりもう何ていうか……なんでそこまでベンゼマ先発に、ベンゼマ優位にこだわるのかと。ディフェンスライン、ピボーテはとっかえひっかえかき混ぜてるくせに、トップはベンゼマで固定。単純にベンゼマの疲労蓄積の問題もあるだろうし、何よりも結果が出てない。守備もやるしパスを出す役割もする、いわゆる純粋なセンターフォワードではないというのはわかりますが、そうだとしても存在感があるわけでもなく、良い動きをしてボールを引き出すとか裏に抜けようとか、そういうのも少ないし、たまにクリスチアーノとかぶって邪魔だったりするし……。
試合後のプレカンで、モラタを先発させないことについて、ベンゼマより経験がないから、とかアンチェロッティが答えたそうですが、毎試合10分とか15分程度しか時間がもらえないんじゃ、経験の積みようがないだろうに。
……アンチェへの愚痴ばっかりになってしまいました。



このままだと負け試合後のようなので、何か良いところ探しを。2失点はしましたが、バランのらしさがまた少しずつ出てきていて、本当に復帰できてよかったなあとしみじみします。身体の使い方、相手に体を当てて、でもファウルにならずに守備できているところとか。2失点目のところ、ウォッチャーっぽくなっていたのは残念でしたが。でも、モラタのゴールのアシストは、実はバラン。
ラモスもゴールおめでとう。年に何回かはゴールしてくれるのが、やっぱり頼もしいです。が、2失点目のところで付いていたのに入れられたのは悔しかった……。いや、でも貴重なゴール。
ピボーテの2人は……うーん……何か2人いるのにディフェンスラインの前に空間があるような不安な感じ。モドリッチはだいぶ上がりっぱなしで、どっちの失点だったか、モドリッチのロストからだったような気がします。ケディラも、気が利くなあと思う時ともっさりしているなあと思う時と、両方ある感じで……また暗い方向になってしまった。
残りの2ゴールの2人! モラタ! やっぱり大きいのに上手いなあと思います。試合終盤でレバンテは守り倒そうとしているところ、モラタの周り・前にも何人もディフェンスがいたのに、そこを通してきっちりゴールを決めてくるのが、頼もしい。で、頼もしいの極みがクリスチアーノ。よくあそこで決めてくれたなあ。ゴール!やった!と思ったら、既に脱いでるという素早さもさすが。ロペスまですっ飛んできて喜びの輪に加わっていたのが良かったです。

何よりも、勝ち点3を獲ることが重要で、結果としてはOK。でも、これで代表ウィークが明けたら、マラガ戦、ユーベ戦、クラシコ。代表ウィーク中は、ほとんど選手がいません。守備のまずさ、個人の力頼りで膠着する攻撃、どうにかなるんだろうか。

やっぱり暗くなってしまった……。

帰り道のモラタとバラン

「勝ち点3に満足しているよ。"ラフィキ" (Rafiki)、パスをありがとう! 皆にハグを。Hala Madrid!」