けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

後始末

2009-10-01 21:30:49 | football
後始末
ASより、試合後のフェルナンド・モリエンテスとのQ&A。
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Q:ベルナベウの歓迎をどう感じましたか?
M:僕はファンの皆に魅了されたよ。これは僕にとっては特別な試合だった。僕の家だと思っている場所に帰ってきたのだし、ベルナベウが僕を迎えてくれたやり方も、とても誇らしく感じている。

Q:あなたにとって痛みなのは、結果としてマルセイユが敗れたこと……。
M:僕たちは、この結果には辛い思いをしている。前半、チームはとても真剣に試合を運び、レアル・マドリーを苦しめた。でも彼らは10分間だけで機能して、試合を決めてしまった。

Q:レアル・マドリーの破壊力を恐ろしく思いませんか?
M:それを怖いとは思わない。でも、このチームに対しては十分な敬意を払う必要がある。65分間以上眠っていても、2つのアクションで試合を決め、相手に止めを刺してしまう。今日のようにね。これこそがレアル・マドリーであり、だからこそビッグクラブであるということだ。
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後遺症

負傷者たち

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Parte medico de Gago:ガゴの医療情報
フェルナンド・ガゴは、木曜のトレーニング終了後に、医療検査を受けた。ガゴは、左脚大腿二頭筋に1度~2度の損傷を負った。回復には、およそ3週間かかるとみられている。

Parte medico de Christiano Ronaldo:クリスチアーノ・ロナウドの医療情報
レアル・マドリーの医療チーム、サニタスはこの木曜日、クリスチアーノ・ロナウドに対し複数の検査を実施した。診断の結果、距骨の浮腫を伴う外傷関節炎および右足首内側靭帯の1度の捻挫がわかった。回復については未だ明確でなく、日曜日のセビージャ戦は疑わしい状況に。
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ガゴ、どこで怪我してたんだろう、3週間って。
既に負傷しているルート、メツェ、アルベロア、ラスに加え、ガゴとCロナウドが離脱。また木曜のトレーニングではカカとセルヒオ・ラモスも室内での調整を行ったとのこと。カカは大丈夫だろうと思いますが、セルヒオ・ラモスはどうなんだろう。
もし週末までにアルベロアが間に合わず、セルヒオ・ラモスも微妙なままなら、アルビオルがまた右ラテラルを勤めることになるんでしょうね。まだ金曜土曜と回復に当てる期間はありますし、仮にだめだったとしても、最終ラインを組むことはできる。だけど相手がサンチェスピスファンのセビージャになるわけだから……。怪我、増えてますね。


素直に喜ぼう

清水エスパルスの山本海人、岡崎慎司、岩下敬輔の3選手が本日、日本サッカー協会より発表されたAFCアジアカップ2011カタール予選・香港代表戦(10/8@アウスタ)および、キリンチャレンジカップ2009 スコットランド代表戦(10/10@日産ス)、トーゴ代表戦(10/14@宮城)の日本代表メンバーに選出されましたのでお知らせいたします。
なお、山本選手および岩下選手は日本代表初選出です。


素直によろこぼう……いや、やっぱりイチも呼べ。

1ぽん

2009-10-01 06:59:18 | football

09/10 UEFA Champions League GroupC Day 2
Real Madrid C.F. 3-0 Olympique de Marseille

マドリーの得点:クリスチアーノ・ロナウド(58, 65)、カカ(61=PK)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス(ガライ)、アルビオル、ペペ、マルセロ
MF:ガゴ、シャビ・アロンソ、グティ、カカ(ラウル)
FW:ベンゼマ、Cロナウド(イグアイン)

GK:マンダンダ
DF:ボナール、ディアワラ、エインセ、タイウォ
MF:エムビア、シェイルー、アブリエル(ロドリゲス)、ルーチョ
FW:モリエンテス(ブランドン)、ニアン(ベナルファ)


とりあえず書けるだけ感想。
マルセイユは前半と、失点するまではほぼプランどおりだったかと思います。ただ、前半の押したところで1点取れていれば、ここまで差はつかなかったかもなと。そこを取らせなかったのがマドリーの守備か。というよりイケルだなあ。ニアンにはチャンスがあったのに、イケルに阻まれたのが。逆を言えばニアン、もう少し工夫しないといけなかった。少ないチャンスの中でムチャな話かもしれませんが。あとは、ルチョにもう少しボールが渡っていればな、と。モリエンテスは先発で出してもらえましたが、正直なところ残念な感じ。もう少しここに動けば、ここへ走れば、ボールロストにならないのになあ、と歯がゆく感じるシーンもいくつか。逆に「ここで出してくれれば」というところも何点かあり、おそらくまだチームに馴染みきっていないということだろうとも思います。その点を考えると、ブランドンでスタートしても良かったのかも…少し申し訳なく感じる。(ていうか、またフランスの採点にこっぴどく書かれそうだ…)。
マルセイユ最初の失点は、ペペから縦にぽん、とクリスチアーノ・ロナウドへ。マルセイユの最終ラインは一気に置いていかれましたが、あそこはもしかしたらオフサイド取りに行ったところが崩れたのかもしれません。最後に1人ついていたのはディアワラでしたっけ。一瞬、GKのマンダンダが出るかなと思ったのですが、ディアワラが着いていたぶん、脚が止まったような感じが。そこが残念。マンダンダの反射神経で突っ込めば、うまくすれば脚でクリアいけたかな、とも思うので(突っ込んでファウルになって…とか、そんな可能性もありますけど)。
失点し、直後にペナルティ献上して、ここでマルセイユ勝利の目は(あったとしたら)潰えてしまったかなと思います。ディアワラのCロナウドへのタックルがペナルティになったのは、まあそんなこともあるだろうと。マルセイユから行けば不利な判定かもしれませんが、ボールにいったからファウルではないとなったらマドリーは不利だと思うだろうし。ディアワラ自身が強く抗議していなかったので、多少自覚もあったのかもしれません。実際そのあと、Cロナウド交代になってしまった。



マドリーは、相変わらず何だろうなこれは。前半は本当にひどいなあと思っていたのに、やっぱり終わってみると勝ってるんだから。全体を通じてよかったわけではないですが、グティがグティなりに試合をキープとしていたように思います。あきらめずにパスを出す工夫をあれこれすることで、攻撃に手詰まり感がある時間が続いても、どこかで打開できそうな気にさせられる。グティはこれでCL出場100試合だそうです。おめでとう。
あとは守備、ペペとかイケルとか、常にタイトに集中力をはずさない。セルヒオ・ラモスも、フィジカルは万全でなかったし(前半から膝に手を当てているシーンがあったように思う)、勢いのある上がりはそれほどではなかったものの(対面がタイウォだし)、普段どおりの力を出していたと思います。試合を崩さず、相手に完全に渡さずに待っていれば、どこかで一気にいくチャンスがある、ということなんだろうと思います。そこが強さといえばそうかもしれない。
おまけですが、ラウルは先発で出してください。残り15分で出てきたけど、元気なかったな。

ミランがホームでチューリッヒにやられたということで、マドリーが6ポイント積んで1位、ミランとチューリッヒが3ポイント、マルセイユは未だゼロ。このあと3節4節は同じ対戦のホーム&アウェイになりますが、マドリーにはこのまま突き進んでいただいて、がっちりミランを抑えていただきたい。マルセイユはチューリッヒが相手、サン・シーロで勝つだけの力のあるチームですが、マルセイユは上に進みたいならここは両方とも3ポイント積まないといけない。そこが最低条件になります。ここまで良い試合ができるところは見せているんだし、まだあきらめる必要はない。


おまけ:モリエンテス採点
Football365(3/10:10点中3点)
1トップで出場、まったく重みがなかった。間違った選択が多い。ベルナベウの観客の喝采を受け、63分でブランドンと交代。

Le Phoceen(5.5/10)
前半は、1トップで本当に目立たない仕事をしていた。ボールの扱いや、ボールをキープするのに、十分にインテリジェンスのあるところを見せていた。44分にニアンとの間で良いワンツーがあった。後半に入って58分、エリアニは行ったのにシュートにチャレンジしない点があった。63分、ブランドンと交代。





マドリーを出てから何年もたつのに、間に何チームも挟んでるのに、今でもモリエンテスにオベーションしてくれるベルナベウが好い。