13日木曜のトレーニング
今週に入って3回目のトレーニング、負傷がはっきりしているアルベロアとケディラを除き、全員が全体練習に戻りました。カルバハルも水曜から復帰しているし、調整していたラモスやコエントランも。怪我人が少ないというのは、本当にありがたい…このまま、このまま。
ペペが見るマドリー
スペインのラジオ、オンダ・セロの番組「Al Primer Toque」に出演したペペの言いたい放題?をASから。ロッベン、何者だ。
自身の個性について
「僕のクラブ、自分自身のために、ベストを尽くそうとしている。一方ではピッチの上で、またピッチの外でも。ピッチの上では、毎回チームのためにベストになるようにと努めている。人々は僕のことを知らない。近しい人たちは大丈夫だろうけど、そうでない人は。僕たちがいるレベルでは、何に対しても準備ができていないといけない。僕のやり方は、ピッチの中で自分のベストを尽くすということだよ。」
ヘタフェ戦で起きたこと、審判のこと
「ヘタフェ戦で起きたことは、 ある特殊な状況のこと。その結果、人々が僕に対して抱く評判のような状況になっている。僕はただ、可能な限りベストのやり方で仕事をしようとしているだけだ。あの日何が起こったのかわからない、今でもまだ理解しようとしている、ただ自分では説明できない。そしてレフェリーもまだ、僕に対して笛を吹くとき、僕がそういうことをするものだと考えているんだと思う。」
自身のプレイスタイル
「可能な限りクリーンにプレイしようとしている、でも僕のポジションでミスをせずにプレイするというのは簡単ではない。セルヒオは僕のような授業(痛い思い?)を受けていないけど。前回退場になった時のことは忘れていないよ。」
ジエゴ・コスタ
「ジエゴ・コスタは非常に素晴らしい選手だし、スペイン代表に選ばれたことを喜んでいる。試合前(代表の?ダービーの?)に話をしたけれど、選ばれてワクワクしていると言っていたよ。彼はコンタクトを好む選手で、チームを助けるために最大限の力を尽くしているし、彼の監督も多くのものを要求している。僕やセルヒオとの争いは、ピッチの中だけのことだよ。時にはピッチの中でやりあうけれど、それはフットボールの一部だ。」
ポルトガル国籍のこと
「僕はすごく若い時にブラジルを出てきた。そしてポルトガルは僕にドアを開いてくれた。ポルトに加入した時、すべての愛情に恩返しするベストの方法は、ポルトガル代表でプレイすることだと理解したんだ。ブラジルも僕を説得しようとしてくれたけど、僕の決断は明快だった。」
レアル・マドリーへの加入
「レアル・マドリーに来たとき、僕のアイドルのフェルナンド・イエロに会いたいと思っていた。イエロが一番に言ってくれたのは、ビッグクラブに来ても心の平穏を保つこと、レアル・マドリーには金を稼ぐために来ただけだというような誤った考え方はしない、ということだ。僕が加入した時の移籍金は3000万ユーロ、カンナバーロがいて、僕はそこに加わった。最初は怖かった。でもクラブの人たちが慣れるように助けてくれた。レアル・マドリーに所属するフットボール選手は、ビッグクラブを象徴するイメージを持たないといけない。」
現状
「そうだね、今は、プライベートでもプロフェッショナルでも、自分の人生で本当に特別な時を過ごしている。でも多くは、仲間たちの助けがあるということだ。昨シーズンに起きたことについては、仲間たちが僕に手を差し伸べてくれたし、今現在チームでも良く起用される選手の1人としていられるように、たくさんの助けがあった。」
イケル・カシージャスを擁護したこと
「イケルの件は内輪のことだから、公にしようと思わない。イケルがイケル・カシージャスだから擁護したわけではない。むしろ、僕の仲間の1人だから、誰にでも起こり得ることだし、それがレアル・マドリーの、スペイン代表の誰であっても。」
マンチェスター・シティが獲得に興味を持っていること
「レアル・マドリーの選手たちに興味を持つクラブがあるというのは普通のことだ。でも権限があるのは会長だ。これまで僕がレアル・マドリーを出ようとしたことはないよ。僕には契約があるし、レアル・マドリーとの契約を尊重しているからね。」
アンチェロッティ
「アンチェロッティは僕たちに落ち着きを与えてくれている。彼は選手でもあって、それぞれがどこから来たかをわかっている。彼は何についても落ち着いていて、僕たちが一番必要なことを指摘してくれる。彼と一緒にやるのはとても快適だ。彼はとても親しみやすい人物で、フットボール選手が必要とするものを理解しているから。」
昨シーズンのコパファイナル
「プレイできなかったこと、チームを助けられなかったことで、どうにもできない無力さを感じた。僕たちは前を向いていかなければいけないけど、僕にはとても辛いことだった。重要なファイナルに出られなかった、でも将来を見ていかなければいけないんだ。」
モウリーニョと彼の言葉
「モウリーニョは、朝起きても鏡を見ようとしない唯一の人間だろう。僕たちは批判しない、日々世界中のどこでも起きていることだ。僕たちにとっては何の影響もない。僕たちがプレイするクラブのために、僕たちが良いイメージを与えようとするのは普通のことだ。僕たちはレアル・マドリーに所属している。カメラが、メディアがいる。まったく普通のことだと思っている。」
(少し前のモウのマドリーの選手たちへの批判、試合前でも鏡の前で列を作っている云々についてのことか)
バルセロナでの民衆の敵
「ある母親にとって、スタジアムで観客が彼の息子を人殺しだと叫ぶのを聞くのは容易なことではない。そんな謂れをするような罪を犯したことはない。僕にははっきりとわかっていることだ。僕に近い人たちは僕がどんな人間かわかっている。毎日、プレイするのにより良くなろうとしている。どんな場所でも戦えるようになるつもりだ。自分が試合に出るときは、チームメイトたちを助けられるようにベストの状態であろうとしている。」
クラブにおけるコエントランの状況
「彼はとても謙虚な人間だ。資源の乏しい、漁師の町からやって来た。彼がマドリーにやって来たとき、この街は彼の環境には大きすぎるものだ。彼なりの時間が必要で、多くの恐れを抱いた子だ。彼の家族は、彼がまだ幼いころにフランスに行ってしまい、彼は叔母に育てられた。一生懸命トレーニングするし、試合に貢献している。いくつかの試合で運がなかったのも確かだ。レアル・マドリーで運を掴めるよう願っているよ。」
(やっぱりマドリーではツイてないって思われてるのか…)
イジャラメンディについて
「彼には素晴らしい将来があるし、クオリティ備えている。今は過ちから学んでいるところだ。僕は、バットマンの格好をした画像は違うと思っているけどね。彼の村はとても小さいから。でもここなら何でもありだね(笑)。」(ゴッサムシティは大都市だから?)
クリスチアーノ・ロナウドとの友情
「多くの人々が、彼はクールで疎外感があると思っている。でも彼は普通の男だ。友人の中の友人だ。目標を実現するために、一生懸命働く人間だ。その目標が達成できなければ、すごく腹を立てる。彼は変化し成長することを目指す彼の世界を固く守っている。
最高であろうとし、自分自身に打ち勝とうと望んでいる。彼に悪意を持つ人たちもいるが、彼はとても親しみやすい。道具係や理学療法士にもたくさんプレゼントしたり、多くの人を助けている。
クリスチアーノはずば抜けて完ぺきな選手だ。攻撃をすることにも多くのことを理解しているし、ボールを止める(セットプレイ?)守備でも同じだ。」
クリスチアーノとヘセの関係
「クリスチアーノはヘセとたくさん話をしている。自分がヘセのお手本であることを理解しているんだ。ヘセは彼のことをたくさん見て、たくさんの質問をしている。クリスチアーノも、いつも彼が同じようにできるよう気にかけている。」
チャンピオンズリーグとバイエルン
「バイエルンはハードに仕事をしているが、ディフェンスラインの背後に多くのスペースがあるのも見られる。我々は選手であり、より良くなっていかなければいけない。素晴らしい仕事をしているチームだが、まだ形成されきってはいない。完ぺきなチームというものはない、良い状態に見えるということだ。
僕たちは恐れない。対戦相手に敬意を払わなければいけない。試合には非常に厳格に臨まなければいけない、でも恐れはしない。僕たちは大きな希望を抱いている。高いクオリティを持った選手たちがいるからだ。選手たちにクオリティがあれば、恐れることはない。」
メッシのフィジカル状態
「何が起きているのかわからない、だから話すことはできない。彼は非常に高いクオリティがある。良い時期を過ごしていないようにも見える。他の年と同じように行かないこともある。」
イケル・カシージャスとディエゴ・ロペス
「2人の偉大なGKだ。どちらも、非常に良くマドリーを守ってくれている。どちらにも来シーズンもここにいてほしい。イケルは、ここマドリーでキャリアを終えたいと言っていた。」
チーム
「僕たちにはとても若い選手たちがいる。たとえばイスコは、とても高いクオリティを持っている。これからのシーズンで、さらに力を上げていくだろう。彼がクリスチアーノや他の選手たちと一緒にやっていくのを、ここにいて見ていたいと思うよ。」
なぜペペと呼ばれるのか
「ブラジルでは自分の名前を発音するのがとても難しかったんだ。だから自分をペポン、と呼んでいた。でも父が、ペペの方がいいって言ったんだ。」
ポルトガルがW杯に優勝したら?
「聖女ファティマにお参りするよ。」
試合前のおまじないは何かしているか
「ピッチに出る前に、2,3分間、しばらく神様に感謝する時間を取る。いつもユニフォームをファンの誰かにあげる、誰かほかの人をその日1日幸せにできるように。」
マドリーに来たとき最も注意をひかれたことは?
「空港に行った時だね。レポーターが1人近づいてきて、僕のスーツケースには、マドリーが支払った3000万ユーロが入っているのかと尋ねてきた。そんなことを言われたのは忘れられないね。」
ロッカールームの中で見た一番奇妙な出来事は?
「ロッベンがロッカールームをすごくスキップしていたこと。まるでそのままどこかへ逃げ出してしまいそうなくらいね。」