ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

Silver Falls State Park

2013年10月12日 | Mainland
今更夏休みの話ですが、8月に家族で『Silver Falls State Park』に行ってきた。
この州立公園はキャンプ場もあってかなり有名。
我が家も数年前にキャンプをしようとしたんだけど、都合がつかずに結局断念。
今年ようやく遊びに行くことが出来た。


オンラインに載っている情報のみが便りだった我が家。
水は冷たそうだし一番の見どころは滝なので、公園に着いたら水遊び場に足でも付けた後にランチを食べてからSouth Fallsまでハイキングをする予定にした。
なので持って行った物は飲み水とランチだけ。


実際に公園の水遊び場に着くと結構人がいて、みんな水着ですごく楽しそうに遊んでいた。
水温はまぁ低いものの天気がすごくいいので多少の冷たさは気にならない様子。
我が家の子供達、最初だけ服をちょっとあげてぬれないように気を付けていたけど、キリが思いっきりばっしゃーん!とぬれてくれた後はもう全員ぬれることを気にせずに水遊びしていた。
水遊び場がある場所に水着&タオルをもって行かないというのがそもそも間違いだったのかも。



ここの水遊び場、池や川なのかと思っていたけどどうやら半分人工らしい。
『水遊び場』に指定されている場所は底がきれいなアスファルト。
しかも一番深いところで大人の腰くらいの水深。
思ったより安全に遊べるのでかなり満足。
まぁ、我が家には泳げないキリがいるので上の子達にも膝くらいまでのところまでしか行かせなかったけどね。





この写真は母のお気に入り。
ずぶぬれの姉に急に後ろから抱き着かれて絶叫のティア。
爆笑。


子供達はどれだけでも水遊びしてそうな勢いだったけど、ジョセフ君が真の目的である滝までのハイキングをしようと言うので、ずぶぬれの子供達はしぶしぶ水から出てきた。



ハイキングに行く前に撮った写真がこちら。
みなさん、しっかりぬれてます。


さすが有名所とあって、ハイキングトレイルにも人がいっぱいいた。
Tamolitch Poolへのトレイルとは大違い…。
トレイルも結構きれいに整えられていて歩きやすい。
但し高低差はかなりあるので、必ずしも楽だとは言わない。
特に上りは辛かった…。





この2枚はトレイルの最初の方で滝の上で撮ったもの。
2枚目の写真に写っている橋もトレイルの一部。
えぇ、そこまで降りるんですよ。


この州立公園には計10個の滝があって全部を回ろうとするとかなり時間がかかる。
でも一番有名で人気なのがSouth Fall。
キャンプ場&水遊び場から一番近いっていうのもあるけど、有名な理由は『滝の後ろを歩けるから』でしょうな。
これがまたすごくてねぇ。
毎年何人もここを訪れるのも納得するわよ。





滝の裏側&横側のトレイルからの眺め。




そしてこれが滝の上から見えた橋から撮った写真。
あの高い位置から降りてきてぐるーっと回ってここまで歩いてきたのです。
そしてまたあれだけの高さを登るんです。


自然の中にいくときはいつも子供達(特にキリ)の行動を心配するんだけど、意外にもパパとママの言うことをしっかり聞いてくれた上に、暴走せずにほとんどママと一緒にいてくれたので大助かり。




時間がもっとあったらもっとゆっくりハイキングコースを歩いてさらにもう1回水遊び場に戻って遊ぶところなんだけど、この日はさらに北上して宇和島屋に行く予定でしてね。
なぜかというと、宇和島屋で『ポリネシアフェア』をやっていたから。
ただ単にフェアをやってるくらいじゃ行きませんよ。
でも屋台の中に超美味なかき氷を作る『Elsie』があったからこれを逃すわけにはいかない!!ってことで行ったわけ。
この『Elsie』のかき氷、ほんっとにふわっふわで口の中ですーっと溶けるの!!
シロップのチョイスも多いし、練乳がけだってやってくれる。
Shantiaはここのかき氷の大ファンなのでねぇ。





この日はオレゴンならではのきれいな自然を堪能して、美味しいかき氷も食べて非常に理想の夏休みの過ごし方だったと思う。

ケコア★16か月

2013年10月10日 | Family
早いものでケコアが16か月になりました。
あと2か月で正式にナーサリーに行けます。
ま、母はその時間帯いつもプライマリーでピアノを弾いているので、実際にケコアのナーサリーデビューを実感できるのはジョセフ君だったりするんですが。


コミュニケーションを取るのが上手になってきて、数個の手話と数個の言葉と指差しでいろいろ伝えてくれます。
得意な言葉は

「Yeah」

ですが、ケコアが言うと

「なー」

もしくは

「にゃー」

に聞こえるので非常にかわいい。


「まま」と「ぱぱ」はもちろん言えますが、数日前に実は「てぃあ」とも言えることを発見。
『T』は難しいらしく「いぁ」になってます。
ティアがよく遊んでくれるので、ケコアの中ではかなりティアの株は高いです。
ちなみにキリの中では姉の株が逆で、シャーちゃんは『Cool』な姉らしいですが、ティアは決して『Cool』ではないそうです。


ケコアのコミュニケーションで一番はっきりしているのは『おっぱい』です。
(母が寂しいので)未だに卒乳出来てません。
寝るとき限定ですが、しっかり執着しております。
眠くなるとまず抱っこをせがみ、抱っこをしてあげると

「More」

と言いながら母のおっぱいを必死で指差し、さらに自分の口も指差してます。

「おっぱい飲んでねんねするの?」

と聞くと、

「Yeah」

と嬉しそうに答えてくれます。
これが非常に可愛いから卒乳に至らないわけで。

ベッドに母と転がるとおっぱいがもらえると分かっているので、たまに何もせずに一緒に転がると非常に困惑した眼差しで見つめられます。
あまり集中して飲まないときにおっぱいを隠すと自らめくってまた飲み始めます。
その図にジョセフ君は大爆笑。


ケコアの最も有名な(?!)行動は手をグーにして手と肩を震わせながら思いっきり力を入れること。
口も思いっきり横に伸びます。
これ、毎日数回してくれるんだけど、ビデオに撮ろうとするとしてくれません。
この力みを見せられる度に家族そろって真似をしながら大笑い。
何なんだろうなぁ。





上2枚がケコア名物(?!)の力みの図。
笑顔のときと真剣勝負の時があります。


飲み物はなんでも好きですが、一番上手に飲める方法はストロー。
母の水のボトル(ストロー付)で水を飲むのがすごく好きらしいです。
母の水のボトルであればケコアがしっかり水を飲むと知って以来、ジョセフ君は以前より更にこまめにボトルをチェックしてくれるようになりました。
おかげで母とケコアはいつでも水がたっぷり入ったボトルから水を飲むことができます。


階段はずいぶん前から上手に降りてます。
ただその降り方が…。
アレックスもキリもおなかで階段を滑り降りていたのに対し、ケコアは階段に座っておしりをずりずりと前に滑らせて一段下の段に滑り落ち、その繰り返しで下まで降りてきます。
おなかで滑るよりずっと時間がかかります。
途中で休憩していることも多々。
階段を前向きで降りるので滑り台も同じようにして滑ろうとします。
正しい滑り方ですが、1歳児にはちょっと危ないような…。
せめて滑り台はおなかで滑ってほしいです。


最近は箱、もしくは洗濯かごの中に入るのが気に入っているようで、洗濯物を畳んでいると横で必死になってかごによじ登り中でくつろいでる図をよく見ます。
サイズがちょうどいいのかな…。



箱入りケコア。


その他にも電気のスイッチを消すこととボール遊びにはまっております。
電気スイッチを見つけたら絶対に消したがりますよ。
省エネがお好き?!
ボールは布製のをいくつか持ってるんだけど、誰とででもいいから部屋でキャッチボールをするのが大好きです。
結構長い間遊んでられます。


さすが一番下、親だけじゃなく姉兄たちにも溺愛されて日々成長しております。

初ギブス

2013年09月23日 | Family
結婚して13年目で初めて我が家にギブスを必要とする出来事が起こった。
しかもその対象者が最年少ケコア。
子供が6人いて、今まで誰もギブスを必要としなかったのに6人目にして1歳という幼さでギブスをつけることになるとは…。


何をどうしたら1歳児がギブスをつけることになるのか。
それはケコアが公園のブランコから落ちたから。

アメリカには小さい子でも乗れるようなブランコが大抵どこの公園にもある。
我が家の近くにある大きな公園にも小さい子専用のブランコがあるんだけど、ここの公園のは半分だけ足を入れることが出来るようになっている。
前後共に足を入れられるブランコはそれこそお座りができる月齢の赤ちゃんも乗ることが出来る。
後ろだけ背もたれ&足をいれる穴があるということは、前方は鎖でシートベルトをする、ということ。

事故当時、ティアとJ家のAちゃんがケコアと一緒に遊んでいた。
二人とも小さい子の世話が結構上手だからあんまり心配せずに任せていたのよね。
二人でブランコにケコアを乗せて、ちゃんと鎖のベルトもして、Aちゃんが前に立ち、ティアが後ろに立ち、軽くブランコを押しながら遊んでいたらしい。
するとケコアがストレッチをするように体をピンと伸ばし始めた。
そして真っ直ぐになったケコアの体は鎖の下を滑り、地面に落下。

急にケコアのすごい泣き声が聞こえたから慌ててケコアの元に飛んでいった母。
ティアとAちゃんが頑張って泣き止ませようとしてるんだけど、全然泣き止まない。
母が抱っこをしても泣き止まない。
普段だったら母が抱っこさえすればぴたっと泣き止むんだけど。
大泣きするケコアを抱っこしながら公園内を歩き回るも泣き止む気配なし。
キリがすごく心配そうに様子を見に来て、しばらく母と一緒に歩くことにしたらしい。
3人で水飲み場に行って、水をケコアに飲ませるとちょっと泣き止み、また思い出したように泣く。
キリが水で遊ぶとそれは楽しかったらしく、笑ってくれたけど、キリが水で遊び終わるとまた泣く。

あまりにも泣き止まないのでジョセフ君が抱っこしてさらに公園を散歩。
やっと泣き止んで落ち着いたようなので、

「歩く?」

と聞くと

「Yeah」

って。
でも地面に下ろしたらまた泣き出して歩くのを拒否。
ここでまずどこかを打ったのかと疑った。
その後、家に帰るまでずっと抱っこ。


家に帰ってからも立とうとするたびに泣いていたケコア。
足が痛いのかなぁ、と話していた父と母。
そしてジョセフ君がおむつを替えていたとき、いつも通り足を持って下半身をあげようとしたところ突然大泣き。
絶対に足が痛いんだね、と確信。
でも何がどうだから痛いのか、そんなこと素人にはわかりません。
こういう時、友達にスポーツ外科医がいるというのは非常に助かる。
スポーツ外科医ジェイソンは

「2日経っても歩こうとしないならレントゲン検査したほうがいいね」

と電話越しに助言してくれた。


が、翌日。
相変わらず歩こうとしないし、とにかく右足に体重を乗せるのを嫌がっているケコア。
痛みのせいからか、夜中にいっぱい泣いてくれて母の体力も急降下。
この状態で週末を過ごすのは無理がある、と判断し朝からジェイソンに連絡。
仕事に行く前に我が家に立ち寄ってもらうことに。
ジェイソンはケコアの右足を少しずつ触りながら触診。
大人しくしていたケコアはジェイソンがすねを触った途端、母にしがみついて泣き始めた。

「ここ、ちょっとクリックするねぇ。骨折したかもね」

って。
母思わず、

「えっ?!クリック?!」

と聞き返しましたよ。
親切なジェイソンは仕事に行くと、自らレントゲン技師に事情を説明して予約を取ってくれた。
ちなみにジェイソンの職場は『Slocum』と言って、ユージーンでは「ギブスをするならSlocum」という方程式が出来上がっているほど有名な場所。
言い換えれば、ユージーンでギブスをしてくれるところはここしかない、ということである。


初めて足を踏み入れたSlocumの内部はかなりモダンな感じ。
おしゃれで且つ、リラックスできそうなインテリア。


受付を済ませ3階へ。
しばらく待っていると看護婦さんが呼びに来てくれて、レントゲン室へ直行。
レントゲン室のドアが閉まるとケコアは突然泣き始めた。
父と母が同じ部屋にいて、父と母がケコアをレントゲンテーブルに抑えているのに。


レントゲンが終わると処置室に。
処置室のサインが『ギブス室3』っていうのに思わず笑った。
3があるということは1と2もあるんだよね。
ケコアはギブス室3の中のさらに小分けされた部屋に案内された。
ここでドクターを待っている間、ケコアは父を拒否。
ママじゃないとダメなんだそうだ。

数分後にやってきたドクター、

「骨は折れてないわよ。でも軽くひびが入ってるわね。ギブスして3週間くらいかしら?」

とギブス装着令を出してきた。
ドクターが退室すると同時にやってきたギブス師。
10色ほどのギブスサンプルを見せてくれて1色選ぶように指示。
女の子なら絶対ピンクにするんだけど、ケコアは男の子だしねぇ。
フットボールシーズンが始まったことだし、ここはオレゴン大学色のグリーンで。


ギブス師がケコアの足に白い靴下をはかせ、下層のギブスを巻き、その上にグリーンのギブスを巻いている間ケコアは大泣き。
もちろん母が抱っこしてましたけどね。
ギブスの装着が終ると次は靴。
ケコアの初めての靴がギブス用だなんて、なんか複雑…。







ケコアが大泣きしてギブスをつけてもらっている間にギブス室3には更に3人の大人がそれぞれ処置ベッドに座っていてギブスをはめてもらっていた。
…ケコアが個室だったのはやっぱり泣くから??


ギブスをしてもらって、ようやく事故後初めて立ってみたケコア。
泣かなかったので痛くはないんだろうけど、歩くことは拒否。
事故以来一歩も歩いておりません。
今はゆっくりはいはいで移動中。
そりゃあ右足にあんな重いものがついていたら減速するよね。
ギブスで足は守られているものの、ギブスの上に衝撃が当たるとやっぱり痛いらしい。
テーブルの下をはいはいしてテーブルの足にギブスがひっかかると泣く。
座った姿勢からハイハイの姿勢になる際にちょっと失敗して姿勢を間違えると痛くて泣く。
シャワーの時はタオルとビニールで巻いてダックテープで固定してから。
ビニールにシャワーが当たる音に驚いているのがかわいいさ。


そんな訳で、我が家で初めてギブスを体験することになったケコア。
これから3週間はみんな大変ですぞ。





フラ大会☆初日

2013年09月19日 | Hula/Tahitian
サクラメントでのフラ大会1日目はカヒコ(古典フラ)全部とアウアナ(現代フラ)数曲。
去年は1日目はすべてカヒコで2日目がすべてアウアナだったんだけどね。
今年はエントリー、特にアウアナしかしないグループが増えたので去年同様にやっていたら大会二日目の終了が午後10時を過ぎてしまいそうな勢いだった。
なので1日目にアウアナ数曲。


初日の我がハラウはカヒコがケイキちゃん男女共にソロとグループ、カネソロの5つ、アウアナがマクアヒネとクプナのグループ2つで、計7エントリー。
しかもカイカマヒネのソロが大会のオープニング。
ソリストのキャシュール(7)は別に気にもしないって感じだったけど、その親たちはかなりどきどきしていたね。
私だって娘がソロで大会に出ることになって、さらに大会のトップバッターだってなったら不安になると思う。

10時開始予定の大会、実際に始まったのは10時40分。
10時に間に合うように準備したキャシュールとクム、Shantiaとヘア&メイクのカアウは計3回も控え室とステージ裏を行き来したわよ。
ステージ裏で待ってても何もすることないもんね。
控え室にいれば、ほかのダンサーのヘア&メイクが進められるし。


40分遅れで始まった大会、進行は非常にスムーズでランチ休憩が予定より30分早かった。
カヒコは制限時間よりかなり短いハラウが多いらしい。


トップバッターのキャシュールの次はケイキカネのソロ。
キャシュールは髪の毛きれいにして、ナチュラルメイクを施して、ハクやクペエをつけて、と大忙しだったけど、男の子はねぇ…。
髪にジェルをつけたくらい???
普段つけないジェルをつけられて、7:3の髪型にされたケリイのすごく嫌そうな顔が印象的だった。




ケイキソロのキャシュールとケリイ。


カイカマヒネのグループ、今年はユージーンのみ。
曲はカラカウア王を称えた『カラカウア』
みんな去年よりずっと成長したと思う。
しかも今年は我がティアがリード。



ティア念願の1列目、しかもリード(注:センターではない)、ティアは気合入ってたねぇ。


各エントリー終了後はみんなで会場の外に出て写真撮影をしたんだけどね、クム&アラカイも写真に入れって言われたわけよ。
クムはチャンターだからきれいに大会らしく着飾ってるし、お嬢さんたちはレイ&クペエをつけて美しいけど、このアラカイが…。
グループの出番は数時間後だし、常に舞台裏だから表にも出ないし、ってことで全然着飾れてない。



ま、主役はお嬢さんたちだからいっか!
ちなみにお嬢さんたちのレイポオ&クペエ、ハワイ島ワイメア地区から来たアアリイでございます。
首周りはオアフ島の花イリマ&マイレ。
めっちゃ豪華。
そして母達ががんばって作ったティーリーフスカート。
2セット作ったからね、練習用と本番用。
ティアのスカートは計120枚ほどのティーリーフが使用されている。
元々はアウアナ用だったんだけど、どうせ作るんだから、ということでカヒコにも使用することになった。
母達の苦労と愛がこもってますから、いっぱい使ってもらわないと。


ケイキカネグループは去年お嬢さんたちが踊った『カヴィカ』を力強くしたバージョン。
こちらも我がマイキーがリード。



チャントをしながらステージに上るんだけどね、ほらうちの子達は声だけはでかいから。
チャントをする分には非常に貴重な人材なの。
そして坊ちゃん達もティーリーフスカート使用。
元々はラフィアスカートだけの予定だったんだけど、お嬢さん達用に注文したティーリーフがいっぱい余ってねぇ。
坊ちゃんたち5人分も作れるってことで、急遽、大会1週間前にティーリーフスカートが追加された。
つまりこの母はティアとマイキー用の2つを作ったわけですよ。
指&爪は緑に染まったわよ。



カヒコ終了後、外で撮った写真。
まずは真顔で、というクムの注文通り、とても真顔な坊ちゃんたち。
かっこいいよねぇ。


我がハラウ最後のカヒコエントリーはカネ(男性)ソロのライアン。



ウリウリを使って、自らチャントしながらの『へエイア』



アウアナ最初のエントリーはレフアクラスの『カナイオ』
大会が予定より早く進んだことと、お嬢さん達&レフアクラスの人数が多かったのが重なって準備が全然間に合わなかった…。
とりあえず一番重要なヘア&フラワーはとにかく超特急で。
メイクはレフアクラスでメイクが出来る人(職業にしているという意味)が手分けしてすることに。
カアウが全員につけまつげをする予定だったんだけどそんな時間はなく。
4~5人ほどはつけまつげ、残りは舞台用のマスカラをたぁっぷりつけて舞台に立つことに。

レフアクラスは一日目のアウアナで3番目だったんだけど、レフアクラスがステージ現れたときの観客の反応がよかったね。
ため息交じりの
「Wow!」
だった。
そうでしょう、美しいでしょう!!
カアウの魔法が半分ながらかかってますし!
クムの美センスも輝いてますし!
だてにベルベットを着てるわけじゃあないんです!!



レフアクラスダンサーはみんなとても美しく変身したんだけど、なんせレフアクラスはユニークな人材が揃ってますからね。
ダンサーたちはお互いを

「ルーピー」

と呼び合った。
頭にわっか(ループ)が5本ついてるから。
大会後にバーで集っていたときもループを目印にお互いを探し、仲間を呼ぶときは

「ルーピー!!」

と呼べばレフアダンサーが反応する、という状態。




この写真、Shantiaのお気に入り。
これをFacebookのカバー写真にしようとおもっていたのに、気付いたら縦長なんだもん!!
横長じゃないと使えない~。
大会後にショックを受けたのはこのShantia。


そして1日目最後のエントリーはクプナの皆様。



曲は『アフリリ』
こちらもベルベットドレス。
レイはプアケニケニ。
匂いがとてもゴージャス。
レフアはクラウンフラワーだったから無臭だったのよね。
無臭のルーピー…。

レフアクラスでも準備の時間が足りなったんだから、レフアの5つ後のクプナの皆様の時間が足りるわけもなく。
クプナの皆様、結局自分でヘア&メイクをすることになった。
髪用のフラワーだけは魔法使い&その助手によって生けられましたけど。




クプナの皆様&レフアクラス&クム&ミュージシャン&コクア集合写真。
この写真、素敵過ぎる。
ポーズはレフアクラスの曲の2番である『Lei Pimoe!』でございます。
今回の大会の集合写真で一番の出来だと勝手に思ってる。


1日目の大会後は2日目用のクペエ作り。
こういうときに狩り出されるのは決まってレフアクラス。
クペエ作りが終わってようやくホテル1階のバーでリラックスタイム。
いろんなハラウのミュージシャンもいるので自然とハワイアン音楽が奏でられ、自然と(いや、半強制的に)フラが伴う。
Shantiaも魔法使いカアウと2曲ほど踊ることに。
二人とももちろん回りから半強制的にですが。
朝早くから忙しく働いていたからね、夜は自然とスイッチがOFFになるわけよ。
さすがに途中で体力の限界に達し、魔法使い達&レフア組は退散。


こんな感じで翌日も大会があるのに、ハッピーモードの方が勝っている我がハラウの1日目は終了。

キムチチャーハン

2013年09月14日 | Family
数日前、夜ご飯用にキムチチャーハンを作り始めた。
するとマイキーがやってきた。
マイキーは中華なべとキムチを見るとすぐに

「やった!僕の大好物!!」

と大喜び。
そして続けて

「僕、キムチチャーハンの作り方知りたいな。将来僕の子供に作ってあげるんだ!」

って。
突然次元が飛んだので、母はちょっと驚いた。


作り方を知りたいというので、母はまずマイキーにお肉を炒めさせることに。
キッチンに対してちょっと身長が足りないなりに頑張って炒めてくれました。
お肉が炒め終ったら母が再び料理をして、マイキーは横で観察することになった。
器にいっぱい入ったキムチを中華なべに投入するとマイキーが

「器いっぱいのキムチを入れるんだね」

と確認してきた。
なので、

「うちは家族が多いからね。キムチの量は人数や辛さの好みに合わせるんだよ」

と言うと

「そうだよね。僕の子供が何人か分からないもんね。
もしかしたら僕と僕の奥さんだけかも知れないし」

とさらっと言い放った。


母は続けて最後までキムチチャーハンの作り方を説明しながら作り終えたんだけど、もう内心はマイキーのかわいさに大爆笑していた。
そして後でジョセフ君にマイキーがいかにかわいい発言をしてくれたかを報告。


数年後はマイキーが中華なべ振ってキムチチャーハン作ってくれるかなぁ??

ワードキャンプ

2013年09月10日 | Event
8月中旬、毎年恒例のワードキャンプに行ってきた。
今年は我が家全員がキャンプ場で泊まることに!
何年ぶりでしょうねぇ…。


必要なものを全部車に詰め込んで出掛けたはいいけど、家族8人+全員のキャンプ道具となると車の容量がいっぱいに。
特に運転席と助手席の間にマットを置いたので、車内前方は個室状態。
来年は車2台で行こうと決めましたよ。
本当は運転しなくていいほうが好きなんだけどねぇ。


今年はテント3つ!
大きいテントにパパ、ママ、キリ、ケコア。
中くらいのテントにシャーちゃんとティア。
小さいテントにマイキーとアレックス。
もちろん3つ隣同士だけど。
子供達がテントを設置するのが上手になってきて成長を感じたわ。
私なんて今でもいまいち分かってないのに…。



テント内でバナナを発見したケコア。
6年前のワードキャンプ(ハワイ)ではアレックス(当時10ヶ月)がテント内でバナナに噛み付いている写真を撮ったのよね。


上4人の子供達は『単独行動をしない』、『キャンプ場のどこに行くのか親に伝えてから行く』を条件に自由行動。
ワードの友達も一緒に外遊びを満喫しておりました。



こちら、広場で『元気よく飛んでみよう』という母の指示に従ってみた子供達の図。
マイキーが恐ろしく身軽に見えるという一枚。



こっちは全員がしっかり飛んでいるように見えていい感じ。


日が沈んで暗くなったらキャンプファイヤーの周りに集って歌ったりスキットを見て爆笑したり。
先にキリとケコアを寝せて、更に1時間後くらいにマイキーとアレックスがベッドタイム。
その後はみんなで芝生に転がって流星群観察。
ちょうど流星群がよく見えるという3日間の一日目がキャンプ日だったのよね。
しかも雨が降るとか言っていた天気予報が見事に外れてきれいな星空!
芝生にみんなで転がって、おしゃべりしながら夜空を見上げる。
流れ星が見えたらみんなで歓声。
見逃してしまったら周りからからかわれる、というどうでもいいくだらなさが楽しい。


数年ぶりのテントでの一晩、少しでも快適に寝れるようにとマットを持ってきたのにケコアに取られ、ケコア用に用意した毛布&布団で寝ることに。
何か違うなぁ…。
キャンプ体験初のケコアは堂々としておりました。
…まぁ、マットの上で寝たもんな。


翌朝の朝食は男性陣が用意。
母はキリが珍しくずっと寝ていたので一緒にテントでごろごろしていた。
すると優しいジョセフ君が朝ご飯を持ってきてくれた。
パンケーキの匂いに誘われたのか、その数分後にキリ起床。


朝ご飯後は、片付けをしながら遊ぶ!!
一番の目玉は『Zip Line』。



楽しそうだよねぇ。
ジョセフ君に半強制的に勧められてShantiaもやりました。



たくさんの子供達が楽しそうに滑ってたからキリにもさせてあげたいな、と思い姉達と遊んでいるキリを探してZip Lineへ。
が。



イヤなんだそうだ。
同じ年の子供達3人ほどは楽しそうに滑っていたのになぁ。



何がイヤなんだろうか。


キャンプの最後はすいか!



ケコアに初めて"普通の"スイカを与えてみた。
果物大好きなのでね、一生懸命食べてましたよ。
でも途中でなぜか…



スイカに指で穴を開け始めた。
おかげでケコアはすいかだらけに。


家に帰ったら全員シャワーですよ。
子供達は毎年ワードキャンプを楽しみにしてるし、来年も張り切って行くんだろうなぁ。

George Naope Hula Competition 1日目

2013年09月06日 | Hula/Tahitian
サクラメントでのフラ大会、1日目の金曜日はリハーサルとソリストのインタビューの日。
今年の我がハラウのリハーサルは午後3時から。
去年の午前中よりずっと都合がいい。


去年同様、ロビー集合。
各クラス全員が揃ったら外で写真撮影。
思い出はしっかり残さないとねぇ。




今年のケイキちゃん達。
男の子は去年と同じメンバーの5人、女の子は初大会組が4人で計13人。
今年は全クラスがマウイ島の曲をするのでカラーはピンク。
でも男の子達はピンクを嫌がるかな?ってことで黄色。




クプナの皆様。




アシュランド支部のカネ&クプナカネ。
この人達ほどおもしろい人達はいない。
そしていつも楽しそう。




我がレフアクラス。
どこに行っても話題が耐えないというか何かやらかすというか…。
サクラメントに行く直前のレッスンでクムが

「去年はうちのハラウのホテル内での態度がすごくいいと評判だったんだよ!!
だから今年も常にいい態度でよろしく!」

と言ったとき、アヌが

「今年はレフアクラスがいるからなぁ…」

と言ってレフア全員で大爆笑してたんだよね。
そしてリハーサルの日。
写真を撮り終わった後、ロビーで順番を待っていた我がハラウ。
ホテルのフロント&ロビーは我がハラウのメンバーとその家族、そして他のハラウの皆様などなどとにかく大勢の人であふれていた。
みんながおしゃべりしているから、がやがやとにぎやかな音と共に。
すると突然、大音量で

ガシャーン!!!!!

と何かが音を立て、ロビー&フロントは一瞬でシーンと静まり返った。
そしてみんな音のした方を恐る恐る見てみると…

丸いガラスのテーブル部分が割れて、木の外枠の中に亀のようにひっくり返っているアヌがいた。
私がいた位置からはアヌが見えなかったんだけど、その代わり音の正体を見つけて呆れ顔で別方向に歩いていくクムは見えた。
幸い、アヌも周りにいた人も怪我はなかった。
リハーサルの後、アヌがクムに

「ごめんなさい。早速、ホテルの物壊しました…」

と報告してクムとレフアクラス全員で大爆笑。
それ以来、何かあると『初日からテーブルを割ったアヌ』と呼ばれている。


肝心のリハーサルはそれなりに順調だった。
ステージリハーサルの1時間、そしてリハーサル室での練習1時間。
我がハラウはグループが5つ、ソロが6つと数が多いので大変。
私のソロの練習なんて、ステージでもリハーサル室でも行われなかったから。
2時間のリハが終わった後に、ミュージシャンと私がクムに

「あのぉ、一応本番で間違わないように音あわせだけはやりたいんだけど…」

と頼んで、空き部屋で1回通しただけ。
本当にそれだけ。


リハーサル室での練習では、室内でクムが、廊下で私がリハする状態。
私のリハはケイキちゃん達なんだがね。
口答えする子が2人ほどいるので、半分口論状態だった。

「違う、私たちがやってるのが正しいの!」
「そうじゃないから今練習してるんでしょ」
「でもちゃんとやってるもん!」
「じゃああなた達が間違ったのを直さなかったからスコアがさがってもいいのね?」
「私たち、ちゃんと2列になってるもん!」
「なってないから言ってるの!」

残りのケイキちゃん(=2列目の子達)が不安そうに見ているのが印象的だった。
言っても全く聞かないので、

「わかった。ここはクムに確認するから。
時間がもったいない。はい、次2番の練習するよ!!」

と言って一時議論休止。
室内のクムが一息ついたところで、クムに

「1番のここ、私はこうだからこうやってって言ってるんだけど、ケイキはそうじゃないって。こうだからこうやってるって。
クム、どっち?」

と聞いたアラカイ。
クム、即答で

「Shantiaの方。やれやれ、あの子達はまた口答えしてるのか…」

と首を振りながらケイキちゃんのもとへ。
そしてクム自らケイキちゃんにお説教。
本当にやれやれ。


大会前っていうのはいろんなドラマが生まれますなぁ。

Tamolitch Pool

2013年09月06日 | Mainland
『夏休み=家族で何かする』という漠然な考えを持った妻の希望を満たすため、今年は近場で自然を楽しめるところに何箇所か行ってみた。


最初に行ってみたのが『Tamolitch Pool』
西オレゴン州は緑豊かな自然が売りでね、ハイキングやキャンプが好きな人にはたまらない場所だったりする。
有名所からガイドブックには載っていないような場所までとにかくいっぱい。
『Tamolitch Pool』は後者。
ガイドブックにも地図にも載っていない。
でもハイキング好きの人達には知られている。
Shantia家はハイキング一家ではない。
じゃあなぜこの存在を知ったか、それはフラシスターがここにハイキングに行った時の写真をFacebookに載せたから。
現代技術万歳。


オンライン&フラシスター情報によると、Tamolitch Poolまでのハイキングコースは片道2.1マイル(3.3km)で、簡単なコースらしい。
マウンテンバイクで行くことも可能だとか。


オンラインで下調べをしっかりしたつもりだったんだけど、実際にこのハイキングコースを見つけるのは中々難しかった。
だって標識出てないし。
山の中だからインターネットもつながらなくて、ドライブ中に調べようにも調べられない。
途中で小さなお店に立ち止まって、聞いてみるも店員さんはハイキング家ではないらしく、Tamolitch Poolの存在を知らないというではないですか。
とりあえず周囲の観光マップをもらったので、それを頼りに進む我が家。
地図にはTamolitch Pool自体は載っているけど、そこに行くハイキングコースがどこから始まるのかが書いてない。
我が家は一度通り過ぎて、別の場所に行き、そこにいたハイカー達に聞いてみてやっとの思いでハイキングコースに到着。
我が家には隠れた穴場というのは向かない気がする…。


苦労して見つけたハイキングコース、歩き始める前にまずはお手洗い。
山の中なのでもちろんお手洗いがあるわけがなく。
木の陰ですよ、みんなそろって。
あぁ、これも自然体験の一部よねぇ。




こちら、トレイルの入り口で撮った写真。
みんな気合入ってます。


トレイル前半は"森の中"という感じで涼しくて、子供達が中を通れる木があったり小さな橋があったりちょっと小川に手を伸ばしてみたり、とすごく楽しくみんなウキウキで歩いた。
冷たい小川沿いを歩くので、風が吹くと更にすずしく感じられて正に

「あ~、涼しい~!!」

と言わずにはいられない。
いつものごとく、足の長いジョセフ君はケコアを背中に背負って寄り道(上に書いたことの意)をせずにどんどん先に行って、時々止まって妻と子供達が追いつくのを待っていた。


が、トレイル後半は別物だった。
一応川沿いを歩いているらしく、せせらぎ音はずっと聞こえる。
でも標高が上がるので、涼しい風はもう感じられない。
木の数も減って木陰があったりなかったり。
土だけだった地面は火山岩がごろごろ出てきて歩きにくい。
上り坂オンパレード。
そこを時々マウンテンバイクで降りてくる人達がいるんだから驚く。
いや、バイカー達だって自転車に乗ってはいなかった。
あの道でバイクに乗るほうが無理じゃない?
きっとみんなオンラインのトレイル情報を見てマウンテンバイクを持ってきたんだと思う。
川から離れたころから上の子供達はパパと一緒に行ってしまったので(寄り道がなくなったからだろうね)、Shantiaはキリと頑張って歩いた。
3歳児キリ、途中で止まって水を飲み、もうちょっと歩いて抱っこをせがみ、母の腕が限界に達するとまた歩き、の繰り返し。
トレイル後半を歩きながらShantiaは

「…これのどこがファミリーフレンドリーで簡単なコースだって?!」

と何度も思いましたよ。


どんだけ歩いたか知らないが(2.1マイルでしょうな)、やっと目的のTamolitch Poolに到着。
先に到着していたティアはちょっと機嫌が悪そう。
聞いてみると

「こんなに頑張って歩いたのに水に触れない!!」

だそうだ。
確かに触れません。
プールに下りるには急な斜面(トレイル外)を滑り降りなければ無理。
ついでに水温は常に摂氏7度以下。
ここの水は冷たいことで有名なのです。



この写真ではよく見えないけど、Tamolitch Poolの別名は『ブループール』
なぜそう呼ばれるか。



水が青いから。
着色料なんて入ってませんよ、もちろん。
この水がずっとそばを歩いてきた小川に流れていく(トップの写真、参照)。
でも小川は青くない。
このプールだけ青い。
きれいよねぇ。
トレイル後半の苦労を忘れさせてくれるようなきれいな青。
ジョセフ君も

「これは頑張る価値があるねぇ」

って。



別の角度から。


プール沿いで水を飲んだりスナックを食べたりして休憩した後は、同じコースを降りる。

「またあの道を歩くのか…」

と思うとちょっと気が遠くなりそうだった。
下りはマイキーとアレックスも母組に参加。
時々アレックスが

「疲れた…。もう歩きたくない」

って言うんだけど、歩く以外この山から出る方法はない。
途中でマイキーがトイレに行きたい、と言い出した。
母の解決法は

「手ごろな大きさの木を見つけて話しておいで」

である。
マイキーは

「でも他の人に見られたらヤダ」

って。
そんなに人歩いてませんから。
しばらく歩いてようやく納得できる木を見つけたらしいマイキーは木とお話することに。
兄が木と話しに行くと弟2人もそろって自分の木を選び話しにいった。
男の子は便利ねぇ。


おなかがすっきりして再び歩いていると突然アレックスが絶叫。
何事かと思って背中に手を当てて

「どうしたの?!」

と聞くと更に絶叫。
シャツの中を見てみると蜂がいた。
急いでシャツを脱がせて蜂を解放したんだけど、刺されたショックは大きくアレックスは絶叫を続けた。
静かな山にこだまするアレックスの叫び。
マイキーが

「パパに知らせてくる!!」

と言ってトレイルを走っていった。
本当は1人でトレイルを歩いて欲しくないんだけど、今回ばかりは仕方ない。
だって母、蜂さされの対処法を知りませんもの。
アレックスはハエが飛ぶだけで絶叫するように。
やれやれ。


パパとお嬢さん達は我が家一番のお気に入りの橋のところで待っていた。



ここは水にも触れるし、一番遊べるところだった。
泣きべそのアレックスもシャーちゃんが水遊びに誘ってくれてようやく落ち着いた。
この橋でしばらく遊んで、最後のトレイルを歩いてようやくゴール!!
達成感ありまくり。
そして夫婦そろって

「次来るなら3年後くらいでいいね??」

と決めた。

ソロ部門

2013年08月28日 | Hula/Tahitian
サクラメントでのフラ大会、この私がソロ部門で踊ったんです。

今年の大会の申し込み書類を送った、とクムが教えてくれたのが1月。
その時に

「あ、そうそう。ソロ部門にShantiaの名前書いたから」

って。

「ソロ、する?」

じゃなくて、既に決定事項を伝えられただけの人。
ソロをすることは1月に聞かされたものの、実際に何を踊るかを知らされたのは5月上旬。
知らされたというよりは、クムがようやく私のソロの曲を決めてくれたのが5月上旬。
ちなみに曲は♪Kipahulu♪
レフアクラスで数年前に踊ったけど、今回はソロ仕様に変更。
アシュランドのルアウでも踊ったんだけどね、ルアウ前の練習って言ったら1回しかしなかったから。
大会前でやっと5回一緒の練習したか、しないかくらい。
後は全て自主練ですよ。
クムは団体の練習&ケイキのソロ練習でもうバテバテ気味だったし。
Shantiaはアラカイだから変更箇所さえ伝えれば後はお任せ、って感じでしょうか。


大会ではまず金曜日にソロ出場者が審査員からのインタビューを受ける。
去年は、審査員がいろいろ質問を聞いてきて、それに出来る限り答える、という方式だったらしいんだが、今年は出場者が自分のソロ曲について出来るだけ詳しく語る、という形式だった。
もちろん事前に調べましたけどね、あんまりキパフルの情報ってないのよね。
知らない事は語れないので、自分のキパフルへの思いを存分に語ってみた。


私のソロは大会二日目である日曜日。
今年はポートランドからプロのヘア&メイクさんをクムが雇いまして。
このヘア&メイク担当、実はクムフラでもあるので、もう控え室は彼らとアラカイであるShantiaに任せられていた。
去年は大変だったからねぇ。
とにかく。
このポートランドのクムフラ・カアウが時間をかけてヘア&メイクを施してくれた。
アイメイクが終わった時点で、ケイキちゃん達が

「…」

と見つめてくるように。
そしてティアに向かって

「もう誰か分からないね」

って。
ティアも

「…ママ?!」

ってさ。
ジョセフ君が妻の様子を見にケコアとやってきたときもケコアは全く母に気付かなかった。

「ケコア」

って呼ぶと反応するんだけど、どこにママがいるのか分からないらしい。
その様子に周りが爆笑。
そしてクムが控え室にやってきたとき、最初に完全に無視されたカアウとShantia。
数分後に戻ってきて、

「Shantia~!!すっかり変わって全然気付かなかったよ。
『誰だ、あれ?うちの控え室でうちのヘア&メイク担当を使ってるのか?!』って本気で思ってたよ。あはは~!!!」

って。
それほどまでの変わりよう。
私自身、鏡を見て

「…これ、誰だ?!」

って何度も思いましたけど。
でもね、プロの人にここまで徹底的にヘア&メイクをやってもらうのって初めてだったからすっごく楽しかった。
自分では絶対に無理。



こちら、カーラーで髪をきれいに巻いてくれているカアウとそれを楽しんでいるShantiaの図。
彼の魔法で身長が10cmほど高くなったから。
この素敵な髪型&フラワーアレンジメントに使用されたボビーピンの数は66本。
フラシスター達が4人がかりで数えながら外してくれたから。
明らかにハラウ内の新記録。


ソロの準備が出来て、控え室でスタンバイしているとフラシスターの1人が

「何かポーズして。写真に撮るから」

と言ってきた。
なので基本中の基本らしい素人がするモデルポーズをやってみたところ、大うけされてね。
レフア達が爆笑しながら写真を撮っているところにクムがやってきたのよ。
するとレフア達はクムもやれ、って。
で、これが結果。



ソロ前に緊張のかけらもないアラカイ&クム、そしてレフア達。
このポーズがこの日はもうShantiaのポーズとして定着してしまった。
誰かが

「航空会社のキャンペーンガールみたいじゃない?」

って言うとクムが

「日本航空のハワイ便で使えるかも?」

って。
なので

「日本からマウイ島キパフル地区への直行便始めました。楽しい空の旅をお届けします」

ってポーズと共に言ってみたらこれまた大爆笑。
これ、クムが気に入ったらしく、ソロの前後にクムの友達のクムフラに会うたびに

「Shantia、航空会社のキャンペーンガールやって」

とリクエストされた。
ユタからのクムに至っては、

「あ、こっちのポーズもやってみて」

と別のポーズもリクエストしてきて、希望通りポーズを取ると、うちのクムと大爆笑。




魔法使いカアウはソロダンサーをステージに上る直前まできれいに保つという方針なので、ステージ裏まで一緒に同行。
ステージ裏で髪とメイクの最終チェック。
これがまた普段は体験できない特別感で楽しいんだな。
ちなみに、カアウは今年のミスアロハフラのヘア&メイクも担当。
彼の魔法の10分の1でもいいから使えるようになりたいわぁ。


肝心のステージはとにかく楽しかった。
ソロの特権、審査員の目を見て直接訴えかける。
つけまつげとアイメイクの効果で目力アップしてますからねぇ、これを使わないわけがない!!
一度、審査員が下を向いているのを見かけたときなんて

「ちょっと、今私が踊ってるんだからあなたの仕事はちゃんと見ることでしょ?!」

と内心とても偉そうだった。
今回の審査員達、とても真顔で審査するのよねぇ。
なので私の目標は少しでも笑顔にさせること。
達成できたかは分からんが、少なくとも1人はミュージシャンと一緒に曲を口ずさんでいた。





審査員長は髪をとても気に入ってくれたらしい。
フラシスター達が言うには、周囲の観客の反応が

「…Beautiful」

の一点張りだったとか。
カアウの魔法のおかげです。


我がハラウのクプナカネ達が

「僕達の出番が終わったら是非一緒に写真を撮って欲しい!!」

と懇願(えっ?!)してきたので、彼らの出番の後に一緒に写真撮影。
最初は普通に撮ってたんだけどね、ノリのいい方々なのでこうなった。



通りすがりの人達までが写真を撮っていたのが笑えた。


ソロの結果は2位。
表彰式で各部門の結果をちゃんと聞いていたんだけど、なぜか自分のソロ部門だけまともに聞いていなかったらしい私。
3位の発表をなぜか1位の発表だと思い込み、

「私達の部門は1位だけなんだ…。う~ん、残念」

と思っていたところ、名前が呼ばれて全く事態が飲み込めなかった。
周りのフラシスター達が興奮するなか、

「…何の賞?!」

とボケボケのShantia。
もらったプラークを見て初めて2位を取ったらしい、と自覚しましたよ。
2位以上入賞が密かな目標だったから達成感はありますな。

で、ついでに言うと、審査員のメンバーが違ったら1位だったとハラウメンバー達と確信している。
だって、1位になったハワイのダンサー、みんなが口を揃えて

「…今の何だった?!」

っていうフラだったって言うんだもん。
とにかく観客を疑問の渦に巻き込んだらしい。
カヒコとアウアナが混ざったような、衣装の丈が膝上で目のやり場に困るような、という感想をいっぱい聞いた。
私はね、どのフラも見なかったから、1位のフラがどんなだったのかすっごく興味があったわけ。
DVDが届いて、レフアクラスでようやくそのフラを目にして実感。

「…なんだろう?」

だった。
ダンサーの技術は高いと思う。
でもあの衣装といい、曲といい…。
彼女がステージを降りた後の観客の拍手のまだらさがそれを物語ってると思う。
その点、私のは『ザ・フラアウアナ!!』『これぞフラ!!』って感じで、観客の反応もすごかったわ。
ってことで、自分の中では大満足。
少なくとも美しさでは絶対1位だった。
カアウの魔法の力はそれほど偉大なのだ。
クムも何度も

「すっごくきれいだった…」

と半分夢見心地のような表情で何度も言ってくれた。


大会が終わって、ホテルのバー&レストランでパーティに参加。
カアウの魔法を解くのはもったいないので、服だけレフアクラスの特製ワンショルダーに着替えた。



未だにケコアには誰だか分かってもらえていなかった。

「…なんかママの声が聞こえるんだけどなぁ」

という顔がとにかくかわいかった。



いろんなことが楽しくて特別だったソロ経験、ソロに選んでくれたクム、すごい魔法を使ってくれたカアウ、そして私の一番のファンであるジョセフ君(とケコア)に大感謝!!

最近のケコア

2013年08月19日 | Family
現在14ヶ月のケコアの記録。


14ヶ月になる直前くらいから歩くようになったケコア。
もう今ではどこにでも歩いて行くように。
歩けるようになったということは、教会で大人しく座らなくなった、ということでもある。
歩くのが楽しいお年頃だからね、とにかく歩きたいのよ。
ということで、最近の母は教会でケコアとお散歩をしております。
上の子供たちもそんな時期があったからね、そのうちまたちゃんと座れるようになるでしょう。


ここ数日、結構コミュニケーションが取れるようになってきた。
話しかけると、『No..』『Yeah』という様にも聞こえる音を出してくれる。
もっと何かが欲しいときはベビーサインと共に『More』って言うし。
昨日なんて、お嬢さん達がケコアをお風呂に入れてくれたんだけど、様子を見に顔をお風呂場に出したらニコッと笑って

「は~ぃ、ママ」

って確かに言った!!
しかも手も挙げて。
もう母、メロメロ。
かわいすぎ。


ベビーサインは『More(もっと)』と『Eat(食べる)』を使える。
とても重要なサインだと思われる。
ついでにベビーサインではないけど、『ごちそうさま』のときは手を叩けばいい、とも学んだらしい。
キリもそうだったんだよねー。


もちろん、一番得意な言葉は『まま』
時々、酷使されている。
連呼されているときは、正しく答えないと止まらない。
大抵の場合、正しい答えは

「ママだよー」

である。


朝起きたときなどに

「おむつ替えよっかー?」

と聞くとニコニコしながらおむつを指差してくれる。
濡れてるよ、という意味らしい。
で、数日前、起きたときにおむつを替えてみると濡れていないことに気付いた。
だったら、と思いまだ片付けていなかったキリのプーさんおまるに座らせてみた母。
初めて座ったおまるに別に抵抗することもなく大人しく座っていたケコア。
喉もかわいたかな、と思って母の水のボトルからお水を飲ませたらその直後、見事おまるにおしっこ!!
本人ビックリ、母感動!!
姉兄達にも絶賛されておりました。


好きな食べ物は桃、いちご、ミニトマト、バナナ、豆類、パン、ごはん、チーズ。



これはCostcoで買った白桃を触るケコアの図。
桃を見ると絶対に触るね。
それくらい好き。
この夏、何回Costcoで桃を買ったことか。
まぁ、ケコアだけじゃなくて子供達みんな(アレックスを除く)桃が好きなんだけどねぇ。
(母も桃は大好きですが)
基本的に何でも食べてくれるから食に関してはすっごく楽。


おなかにいたときからフラのリズムを聞いているからか何なのか、結構リズム感があるように思われる。
母のイプヘケが大好きで、よく叩いている。
時々、引きずりながら歩いてもくれる。
ケコアとほぼ同じ大きさなんだけど。
ケコアがイプヘケを触るたびに、パパやママがイプヘケのリズムを叩いていたからリズムを覚えたらしい。
手で上手にフラビートを叩いてくれたときは相当驚いた。
ついでにウクレレも好き。
母のソプラノウクレレをポロンポロンと弾いてくれる。
ケコアは将来ミュージシャン?!
でも、音楽をかけると迷わず体を動かして踊ってくれるので、ダンサーにもなれるな。
両方出来るに越したことはない!!


他に好きなもの、それは車。
1歳になる前から興味を示しだした。
おもちゃの車を手に持つと

「ぶぅー」

といいながら車を床の上で走らせていた。
教えた覚えはないんだけど。
それ以来、ハンドルにも興味が出たらしく、Wiiマリオカートのハンドルを見つけると両手で握って『ぶぅー』と言うし、長距離ドライブでケコアの我慢が限界に達したらとりあえず運転席に座らせて機嫌を直してもらう。



これはカリフォルニア旅行での写真。


笑うとえくぼが出るんだけど、ケコアのえくぼは位置が普通より高い。
普通、えくぼって口の横くらいに出るよね?
ケコアのえくぼは頬骨の辺りにでる。
トップの写真だと、ケコアの左頬に出てるね。




これは、初めて砂遊びをさせたときの写真。
市営プールに連れて行ったときに、遊ばせてみた。
上の子供達はみんな砂を食べたから、ケコアも食べるかな?と思いきや、全然食べなかった。
特にキリがずっと砂を食べていたのに対し、ケコアは遊ぶだけ。
…砂は食べられない、って知ってる??


歯は今7~8本目が生えてきているところ。
前歯が揃いそうなので3週間ほど前にようやく歯ブラシで歯を磨き始めたケコア。
泣きもせず、大人しく歯を磨かせてくれる。
ちょっとこの子、楽じゃない??


楽じゃないことと言えば、まだ卒乳出来てないことくらい??
母も甘いからねぇ。
寝るための道具でしかないんだけどさ。
ベッドに寝せてあげると、口を大きく開けておっぱい飲む準備万端なんだもん。
かわいい以外の何者でもないわけよ。
卒乳したら母がちょっと寂しくなるだろうなぁ。


日々、かわいく成長しているケコア、次のチャレンジは『くつ』ですな。