ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワーストアンマッチのワイン 100ページ目

2009-05-11 22:32:00 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
ワインバーでのひとときの記事が100ページ目になりました。

継続して記事を読んでくださっている皆さんのお陰です。

記事を続けたいと思っていても、閲覧数がどんどん減っていくと、

記事を書きたいという意欲が萎えてしまいますよね?

ほんとうにありがとうございます。


【100ページ】

和音     そうですか?

良子     そうしていると、ワインと料理が驚くほど不味くなるときがあるの

       です。

和音     私には、そんな出会いがないですね。

       臆病だから出会いを避けているのかも?

       それは、どんなワインと料理だったの?

良子     ソーテルヌの貴腐ワインと数の子!  

       でもいろいろ試すと、ワインもお酒やビールのようにほとんどの

       料理と合うものだと思うようになったのです。

和音     ソムリエの仕事としては困らない? 

良子     いいえ、逆なの!

       今日、レストランの開店前に、オーナーシェフとチーフソムリエ

       に部屋に呼ばれたの。

和音     どうして? 

良子     何か、昨日ミスしたかな?と思ったのですが、二人からお褒めの

       言葉がありました。

       お客様から、好みのワインの中から料理に合うワインを勧めて

       くれると感謝されているとのことでした。

和音     ソムリエはお客の好みより、料理に合うベストのワインを勧める

       傾向があるからね。

良子     私は、料理に合うお客様の好みのベターなワインを勧めるの。

       

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