ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

「金銭感覚・価値」を小学生から学ぶこと『GAFA時代の人生戦略』

2023-12-25 07:42:49 | 経営・リーダーシップに必要な事
@人生訓、誰でも何らかの経験で身を持って感じている事がある。ここにもその多くが「幸福」「成功」「愛」「健康」別に列記している。特に気になったのが若いうちから金銭(投資)の価値観を見出すことだ。義務教育では往々にして「お金」に対する意識が薄く大人になって初めて「投資・資産・税金」などを勉強する羽目になる。子供達に対して「子供貯金」などから身近な実体験させることは将来の「人生設計」で重要だと感じた
『GAFA時代の人生戦略』スコット・ギャロウエイ
「概要」5000人が受講、100万人が視聴した「伝説の授業」、ついに書籍化!激変する世界、ますます無慈悲になる現実――。「GAFAが創り変えた世界」を、私たちはどう生きるか。
ありふれた成功法則に惑わされることなく、「迷い」も「恐れ」も振り切る「不変の原則」とは。
ー幸福の講義――激変する世界で幸せになる
成功したいなら若いうちからとにかく一生懸命働く(汗をかき、体を鍛える)
・良きパートナーを見つける(肉体的・価値観・金銭についての価値観)
学歴+大都市=お金(情熱+価値観+金ー人間関係への投資・モノより経験に投資)
・裕福:幸福 (支出よりも多い受動的所得があること)
ー成功の講義――格差が広がる世界で金を手にする
常にハングリーであれ(才能だけでは絶対に成功しない:自分の得意なことを見つける)
・簡単なことをきちんとこなす
・金融危機は5年から7年周期(景気は思った以上に早く変わる
・企業等が高いビルを建てる時期・CEOのエゴがで始める時期は要注意
・資産を分散させる(タイミングを知る・現金を確保しておく)
重要なことは数字で測れ(資産・市場)
・拒絶される経験を積め(正しいことと有能なこととは違う)
ー愛の講義――残酷な世界を生き抜く
人間関係を最重要視せよ(事業パートナ・自分を好きな人を選ぶ)
・自己中心主義を脱する(失敗しても互いを認め合う)
・自分がどれほど幸運かを自覚せよ(災害、病気で苦しんでいる人々が世間には多い)
・スロー思考を身につけよ(素早い思考は効率的、だが、微妙なニュアンスを失う)
ー健康の講義――無慈悲な世界で活力を保つ
・身長と体重を管理せよ(定期的な運動を心がけ数値を管理)
・泣きたい時には泣く(ストレスを軽減する効果)
親密さよりも調和を重視(人間関係はいい距離を保つこと)
・感謝と賞賛をきちんと口に出して言うこと


探究心を持ち続けること『人生と投資で成功するために』

2023-12-24 07:47:21 | 世界の動きから見えるもの
「人生は子供を持って始まる」著書の言葉には子供で大きく人生の見方が変わった、と言う。ここにはその子供(学生から大人になる)に贈る言葉が豊富にある。中でも著書としての体感的アドバイスは「自分を知り、直感を信じ、何度も挑む」こととある。毎日を学びの人生として冒険・探究心を持ち続けていることだ。
『人生と投資で成功するために(子供に贈る言葉)』ジム・ロジャーズ
「概要」お金の価値を若いうちに知り、お金に対する自制心を持ち、お金が木にならないことを学び、お金を働かす必要を理解すべきだ――私自身が父親となった今、子どもたちや、アドバイスを求める人たちのために、人生、愛、冒険、投資への指針となる教訓を書き留めておきたいと思う。
ー「人生は子供を持ってから始まる」子供に対するアドバイス
・文章の読解力・答えを自分で見出す
・長い目で物事を捉える(悪いことも良いことも長続きしない・時が過ぎると変化が起きる)
何度も挑戦してみる(上手くいかなくても挑む・恐れる事なく挑む・努力あっ恥ずべきではない)
・規律ある生活をエンジョイする(しっかり勉強し常に最善を尽くす)
・質問する勇気を持つ(時間の無駄を省く為にもすぐ質問して次に進む)
「才能を見出す」のは親の責任でもある
・才能、情熱など(音楽の能力と数学の理解力に相関関係がある)
・愛情と友情(恋と失恋:しばらく時間を置く、考える余裕を持つ)
・謙虚になる(敬意を払い素直に対処できる姿勢作り)
・聞く事(耳を傾け相手に話す時間を与える寛容性を養う)
「冒険を追いかける」
・冒険心・探究心を心掛ける
・観察力・判断力を身につける
ー「お金を理解する」
・金銭的感覚・お金の流れを理解する(消費・投資価値を理解する)
・耳寄りな情報には耳を貸さない(自分自身で確認する)
・グローバル視点で考える(世界経済の動きに敏感になる)
ー「人生の知恵」
自分自身を知り自信を持つこと(強さと弱さを知る)
・成功も失敗も経験から学ぶこと(毎日を学ぶ為の人生にすること)
・真の友を見つけること(困難な時に手助けする・時間を惜しまず与え分かち合うこと)
・自分の直感を信じ、挑んでみること(常に目標を持ち諦めない・創造力を高める)
・名声や知名度を求めない(他人の批判や意見を気にしない)


物価上昇で貨幣価値が目減り

2023-12-23 12:04:19 | 世界の動きから見えるもの
@『止まらないインフレもう貯蓄で資産は守れない20年間物価が年3%上がれば現金の価値は半減』幻冬社PLUS記事。最近富に「新NISA」の告知が多くなったが物価はすでに4%上昇ということは数年前の貨幣価値に下がった、と言える。「金の分散」(現金・貯蓄・株・投資信託など)について、各国の比較では米国は極端に現金・預金が少なく、株式に比重を多く、401kなど保険・年金などへの投資も多い。国は新NISAでの運用を推奨しているが、果たして今後日本株など伸びる可能性はあるのだろうか?



人類滅亡の原爆を作った理由と後悔『オッペンハイマー』⭐️4.0

2023-12-23 07:49:12 | 映画から見える世の中の動き
@「原爆の父」と言われたオッペンハイマーのノンフィクション映画である。3つの視点:
1、世界の破滅への運命を握った男が直面した人類の破滅と世界平和に悩むユダヤ人であるオッペンハイマーはナチスよりも早く原爆を完成させ戦争を終結させたかった。だが、ドイツは1945年5月8日に降伏。機会を降伏間近の日本に向けられた。
2、映画の主題は何故核兵器技術が他国に漏洩したのか、漏洩疑惑に振盪される。男としては浮気もし家族とは不和、仕事に燃えたユダヤ人であるオッペンハイマーおよび開発チームの人間性を検証する映画となっている。ドイツ、ソ連との友人関係が問われる。
3、そもそも第二次世界大戦において日本に引き金を引かせようと結託したのが米国である事を考えると、多くの市民を巻き添えにした原爆を戦争で利用した事、それも2回も、は人類の罪であると確信する。
現代のイスラエルの継続的なハマス・市民への攻撃も「戦争のルール」が決して無視されることがないことを願いたい。
『オッペンハイマー』2023年作
第二次世界大戦中、レスリー・グローブス・ジュニア中将は物理学者のロバート・オッペンハイマーを極秘のマンハッタン計画に任命。オッペンハイマーと科学者チームは何年もかけて原爆の開発と設計を行った。彼らの活動は 1945 年 7 月 16 日に結実し、8月6日、9日に広島と長崎に投下。歴史の流れを永遠に変える世界初の核爆弾を使用した。歓喜に沸いたのは一瞬で「漏洩」という疑惑が持ち上がりオッペンハイマー等の疑惑証明が公聴会へ



誰もが作詞作曲家になれる優れものAI

2023-12-22 12:18:38 | 最新技術(IT)で変わる事
『音楽生成AI「Suno AI」が話題、文章から楽曲を瞬時に作成 プロの音楽家も「これはヤバい」と驚愕』 プロ並みの作曲が可能になるこのAI-アプリ。
課題は「詩(作詞力)」と「どんなリズムなどリクエスト次第(リズム感)」となりそうだ。利用にはGoogleやMicrosoft、Discordのアカウントが必要で、12月14日時点ではβ版を提供中。1日5回まで無料で音楽を生成できる他、有料プランもある、と言う。
手順:利用するには、EdgeブラウザあるいはChromeブラウザでMicrosoftアカウントにログインし、右上のタブで「プラグイン」を選んで「Suno」を有効にする。


「権益欲」は止めれない『キラーズ・オブ・フラワームーン』⭐️4.3

2023-12-22 07:31:38 | 映画から見える世の中の動き
石油の受益権争奪で連続殺人事件が勃発。背景には人種差別も関連しており先住民と白人との葛藤が繰り返される。金持ちはいくら金を持っていても満足せず、さらに陰で罪を重ねて金に欲を出す。まさに人間社会の欲は限りが無い現代の日本の政治家のように悪を罪とも認めず、自己保身の為に権力と金欲に燃えるのだ。たとえ法的な罪があっても刑務所に投獄されることも無く日本では保釈金で放免されるのだ。だから政治家は決して辞めれない。
『キラーズ・オブ・フラワームーン』
1920年代のオクラホマを舞台に、石油資源に恵まれた先住民オーセージ族のメンバーの連続殺人事件が発生、いわゆる恐怖政治の中での権利や人種差別が招く残忍な犯罪を描いた映画。


「税制改革」もっと知恵と工夫を出せと言いたい

2023-12-21 15:45:00 |  社会の歪みと偏見
@『大企業、7%賃上げで法人税最大35%控除 税制改正案』日経記事。またしても大手(政治献金大口相手)には優遇すると言う政治家の思惑が見える。なぜ、もっと頭を使った知恵と工夫で予算削減・予算項目消滅などできないのか。半世紀もの間、支出項目は増え続け、税収項目を増やしている「税制改革」とは名ばかりで現状は政治家の都合次第と疑いたい



どうしてこんな大金を海外支援には大盤振る舞いできるのか

2023-12-21 12:11:00 |  社会の歪みと偏見
『ウクライナに6千億円追加支援 鈴木財務相、G7会議で』共同ニューズ記事。国内での支援(医療・育児・教育・介護等)をソッポに海外での負担は大胆すぎて驚きだ。どこにそんな大金(税金)予算があるのか。それに見合う税金は全て国民からだと言うことを、支援・給付の優先順位を忘れている。財務省が新税・予算の時に言う「財政難」ってなんだ??


「権力と金」は政治家の力量『英国外交官のみた幕末維新』

2023-12-21 07:43:00 | 歴史から学ぶ
@そもそも薩長土肥の武士の「攘夷」とは幕府側への内乱工作であった事、討幕の為の陰謀含めた策略家が薩長に多かった、と言う。長い「鎖国」から外国人襲撃事件など情報が乏しかったことを薩長はうまく利用し、権力と富を手に入れたのだ。侍の風習「切腹と帯刀」禁止には犠牲と法的交付まで時間が掛かったとある。1868年のイギリス公使暗殺事件後即、天皇が「外国人に対する殺害、侮辱に対する主旨」を自ら公布したことは宮殿、新政府の大きな変革だったに違いない。だが現代、「権力と金」を握った政治家を精査判定・裁判する上の組織(米国のような公聴会)がないことは今後大きな日本のマイナスになるだろう。
『英国外交官のみた幕末維新』A・B・ミットフォード
「概要」「アーネスト・サトウの盟友」の回想録 1866年~1870年、幕末の大動乱を目撃したイギリス人ミットフォード(外交官)が維新期の4年間を我国で過した英国外交官の眼が捉えた臨場感あふれる記録である。明治天皇・徳川慶喜との会見、時代を先導した藩主や志士達との交流、外国人襲撃事件、維新の波の中に迸(ほとばし)り出る民衆の底力等を鮮明に綴る。「外圧」にゆれる現代日本にとっても示唆に富む貴重な史料である。
ミットフォード外交官の役割は通訳、翻訳、さらに法令等への意見を述べること、とある。内容は大きく2つ:昔ながらの風習を近代的な法にすること、宗教(キリスト教)に対する疑念を削ぐ事。
ーフランス・レオン・ロッシュ公使(1864年4月来日~1868年6月)vsイギリス・ハリー・パークス公使(1865年~1883年)との支配権争いの駆け引きが多い
幕府側はフランス、薩摩長州藩側はイギリスを選択両国の支配権争いに火花が飛ぶことになる
ー徳川慶喜の支援の下、フランスは造船所、築港、兵器廠などと軍隊への努力、だが米国ペリー来日から雲行きが変化し始める(薩長が動き始める)
ー武器商人トーマス・グラバー(1859年長崎にグラバー商会設立~1911年)交流があったのは伊藤俊輔、井上聞多、五代友厚、寺島宗則等を永極留学させ武器輸入・販売を手がけた
徳川慶喜将軍時にパークス公使が謁見し、将軍の貴賓室の高価で貴重な絵画(三十六歌仙の肖像画)をもらった時の慶喜の言葉「もし後になってその空間が空いているのも見ても、そこにあった絵が、今は英国公使の家に飾られていると考えれば、きっと嬉しいと思います」
加賀武士と藩主の印象「薩摩や土佐の侍のように毛だけだしい戦士ではなく、長州の指導者のように抜け目のない策略家でもない。非常に感じが良く、親切で好意的、おとなしく穏やかなように見える」
薩長土肥の陰謀、それは外国人を襲って殺害することで幕府を混乱させる意図があり、徳川将軍との条約諸国とを反目させる目的があった。真意は外国との交際を好んでいた、と言う。
ー幕府側が江戸薩摩屋敷を焼き討ちにしたのは13代将軍の未亡人、薩摩姫君が薩摩藩士により誘拐されたことによる復讐として襲撃した、とある。
大政奉還後の徳川慶喜は大阪城からアメリカ船イロクオイ号で江戸に逃げ帰った。その時伏見にいた幕府軍は約1万人、薩長は6千人いたと言う。幕府の総司令官(慶喜)の裏切りで幕府側の敗退となった、と言う。
ー1868年年3月23日パークス公使らと天皇との最初の謁見では攘夷党二人による謀殺事件で日本人の千五百人の護衛は逃げ出し、70人の英国護衛隊が一人を殺害し、一人を捕縛した。これを受けて新政府は狂信者的行為を根絶する為に外国人を殺害、侮辱することは士族の籍を抹消、切腹の特権を与えず重罪犯人として処刑し、財産没収、一家断絶、晒し者にすると布告する。後日27日謁見が行われたが古風な風習、眉は剃られ、額の上により高く描かれ、頬には紅、唇は赤と金を塗り、お歯黒の成り立ちだったが、その後は天皇の意向で全部追放したという。武士における2つの難問:切腹と帯刀(当初賛成した3名臆病者と罵られ殺害、200名が反対した)
ー1869年ビクトリア女王の第2王子エジンバラ公来日。全ての道、建物など悪霊のお祓いするなどの古風な風習を踏襲させ、宮殿以外(浜離宮)での能の特別公演、相撲、踊り、手品「蝶々さん」が行われた。


中身(魅力ある出し物)が無い万博に意味なし

2023-12-20 16:50:58 |  社会の歪みと偏見
『万博の大阪負担額、1400億円と算定…きょうの推進本部会議で公表へ』読売新聞の記事。更に、国と府市、経済界で3分の1ずつ負担する会場建設費が最多の783億円、とある。が、建物、建造物等外観に高価で素晴らしいものを作っても「中身が無い・魅力不足」ではやる意味が無い。またしても政治家と請負企業等の儲け話になるだけなのか。計画・予算・運営は一体誰が責任を持って管理しているのやら、連帯責任でだれも負わない構造だ



世の常識が通じない政治家の世界

2023-12-20 11:26:41 |  社会の歪みと偏見
@『「花束を手に離任」西村康稔前経産相の投稿に辛辣コメント相次ぐ「なに美化しとんねん」「今すぐにでも説明責任すべき」』中日スポーツ記事。
政治家の罪を罪と思わない「悪」習慣、呆れてものが言えない。世の常識が通じない政治家の常識とはこのことだ。国民からの税金を使いたい放題、ばら撒きで、政治家たちは裏金で私腹を肥やすなど、税金滞納追徴金など「罪」を早々に課して欲しい。更に寄付(賄賂も兼ねた金)した企業も公開して欲しい、ところだ。