ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

亭主の功績『亀井琉球守』 

2019-04-18 07:48:00 | 歴史から学ぶ

@家の主人、亭主が一生懸命働き、家を建て、子供を一人前に育て、孫を看る、家族に看取られ一生を終える。現代の一般的なサラリーマン・主人の姿かもしれない。家庭は妻に任せ、一生懸命に働き続けた、それは今の団塊の世代の人々の人生に映る。この小説は戦国時代、織田から秀吉、徳川時代を戦国の田舎の武将が地方の一城主となるまでの様々な武将の生き方・選択・戦いを描いた書籍である。ここで得るものは「強くなり上に立つ事」「上に立った者はしっかり下の者の世話をする事」、仕事等で突っ走るのもいいが周りをしっかり観ながら家庭も大事にする事へと繋がる。往往にして亭主の功績は家庭には響かない。「家族のために一生懸命仕事をした」と言っても家族の評価はそれほどでは無いのが現代である。人生に対してより難しい世代になりつつある。それは感性を重要視する時代になっているからだろう。 参考までに「感性」とは、生命的感性(生きるを刺激する)、知的感性(真理・真実を探求する)、社会的感性(善悪を探求する)、心情的感性(心情・心理を刺激する)、創造的感性(意見・意思を刺激する)

『亀井琉球守』 岩井三四二

  • 「親の仇が、今や見方か・・」尽きぬ戦いなのか、恩賞をめぐる一喜一憂も束の間、一度気働きを怠れば、そこには我が身と一族路頭の死が待っている。毛利に滅ぼされた尼子党にあって、秀吉・家康という天下人の下を生き延び、流浪の身から一代で印旛國鹿野の大名にまで出世した亀井茲矩。秀吉に「琉球」を願い出た男が戦塵の果てにたどり着いたのは。家族と家臣を守り抜き、乱世に夢を追い続けた男の波乱の生涯を描く。
  • 尼子党の残党から母の言葉「弱いものは母のように理不尽な仕打ちにあっても跳ね返せない。強くならなければならない。強くなるとは、人の上に立つ事だ」の通り、山中鹿介に仕え、上士の亀井家の娘を嫁にもらった。秀吉の家来になり毛利と戦う事で昔の領地を取り戻そうと奮闘、戦う。その時、秀吉から授かった扇子には「亀井琉球守」を名乗ってもいいとお墨付きをもらった。秀吉は下のものにも気さくに声をかけ、合戦につきものの普請なども自ら手を汚して見本を作り示した。しかも言う事、やることは筋が通り、誤りがない。下のものに兵糧が行き渡るように気を使ったりもする。知恵が回る上、情も厚い。明智光秀を討った後は大阪城、聚楽第や方広寺などを普請させ、田畑も検分し、刀狩り、など徹底した。秀吉からの「亀井琉球守」は九州征伐で島津に任せた事で幻の「領主」となる。
  • 関ヶ原の戦いでは東西どちらに加戦するかで分裂するかのように思えたが、徳川側につき恩賞を得た。だが、街を焼き払った事、急遽味方に寝返った元敵を伴い、城を攻撃した事で印旛國の8國ある2國のみとなった。亀井家の所領は4万3千石、収益は隣国との貿易で、徳川からの普請要請でも満足いく仕事をこなせた。
  • 亀井の妻には長く子供ができず、側女に長男、百姓の娘に次男が生まれ、その後亀井の正室に子供ができたが、虚弱体質で亡くなる。それを正室は側女等からの呪いがかけられたと発狂。30年連れ添った妻の発狂で悩む、「働いて家を興し、一城の主になった。何度も危機を乗り越えて、家を無事に子に継がせるも目途も建てた。どこが悪かったのか」。「夢を叶えようと頑張るものは、尻を叩かれ馬のごとく、前へ突っ走るしかできんもの。良い景色も眺められぬし、道端の草花も踏み潰して、事によると周囲の者へ泥を跳ねかけておるやもしれず、迷惑な者じゃ」夢・琉球の夢はなんだっのか・・・

「欲」が招く結果『トリプル・フロンティア』⭐️4

2019-04-15 08:48:29 | 映画から見える世の中の動き

@映画『トリプル・フロンティア』Triple Frontier

元特殊部隊の隊員(ベン・アフレック、オスカー・アイザック、チャーリー・フナム、ギャレット・ヘドランド、ペドロ・パスカル)が南アメリカの人口密集多国境地帯で麻薬の資産家から大金強盗を計画する。思った以上の大金で重量が増え、持ち帰るヘリの総重量を超える。これが事態を最悪の状態に招く。そこからの生き残るための壮大な戦いと大金、どうするか・・・  **人間の「欲」、計画以上に発見した大金、少しでも多くを盗む事が最悪の結果を招いてしまう。ヘリが墜落、住民を殺害、親友を無くし、途中大金を投げ捨てる事に。何のための計画だったのか、最後には誰も分前を受け取らない。。。「欲」による「信頼・信用」失くしたものは金以上の価値だった。心に残る罪は生涯忘れられなくなる事だろう。


勇気を持ち行動することの意義『The kid who would be king』⭐️3

2019-04-13 08:09:42 | 映画から見える世の中の動き

@映画『The kid who would be king』

アレックス(Ashbourne Serkis)は、石の中の神話的な剣、エクスカリバーを発見、謎を解こうと冒険に出る。いじめられっ子のアレックスと友人、それにいじめっ子で騎士団を団結。そして、邪悪なMorganaRebecca Ferguson)と戦うために、魔法使いMerlinPatrick Stewart)と一緒に行動を共にする。未来が危機に瀕していることを知ると、アレックスは立ち向かい素晴らしいリーダーになる。**ハリーポッター的なストーリーはどこかが似ている。いじめっ子といじめられっ子でも悪に立ち向かう「正義感」、子供達にとっては大きな勇気を与えてくれるだろう。


人間の3つの「毒」『天下の剣』

2019-04-13 08:01:32 | 人生を「生かす」には

@人間には3門の毒があるという。それは、貪欲、瞋恚(怒り・しんに)、愚痴(愚かさ)とある。 それに「権力」かもしれない。それらを無くした時、ストレスフリーになる可能性が高い。ストレスの多い現代社会システムは、ストレスから多くの病魔に侵される。細胞の変化を生み出すガンはその典型だろう。よって一つでも「毒」を無くすことができれば気も心も軽くなることは間違いない。健康状態を健全に保つには先ずはこれらかもしれない。 現代の特に中堅は色々な事(責任)を多く背負いすぎてはいないだろうか、上司からそれに部下からも、それと人間としての「精神の柱」(3つ: 匡正(きょうせい):じっくりと正しいことについて教え導くこと、協和:相手を理解し争いをせず協力しあい仲良くすること、憐愍(れんびん):弱いものや衰えてゆきつつあるものへの思いやりを忘れぬ事、など心がけることで心も身体も休まる気がする。 「捨てる」(任せる)勇気も必要だ。

『天下の剣 上・下』門田泰明

  • 宗次と同じ長屋に住む少女二人が、権力者に愛玩される珍犬、狆を近所の寺で拾った。その直後にさっき漂う侍たちが寺に駆け込んできたのを目撃した宗次は、悪い予感を覚える。そんな最中、大本旗本、筆頭大番頭の西条山城守貞頼一行が襲撃された。不気味きわわまり無い全身白装束。 謎の白忍びの一団に、不穏に蠢く幕閣の権力争いを武炎の剣で掃除が斬る。
  • 「宗次」は徳川家光(2代将軍の次男)と徳川義直(家康の9男)の春姫(叔母)にできた咲姫(母)と徳川光友(尾張藩2代藩主)の子になる、徳川宗徳(浮世絵師)である。
  • 事件は次期将軍の座を巡り将軍系の信任深い筆頭大番頭西条小山城守を含む老中堀田備中守正俊派、 宮家推薦の大老酒井雅楽頭忠清派の熾烈な策略と殺戮である。酒井派の刺客夢伝心眼流式部蔵人は酒井に「不埒な奴」と言われた宗次と飲み屋で偶然の出会いから意気投合してしまう。また、貫鬼四郎吾郎は同じ酒井派だが蔵人を怪しみ、堀田の殺害を図る。
  • 刺客夢伝心眼流の蔵人は揚真流兵法の宗次と果し合いをすることになるが、宗次は蔵人の病に倒れている母が蔵人の死を知った時には自刀するのではないかと、母に育てられたことのない宗次に母性本能が蘇り、刀の刃を潰し挑んだ。結果、蔵人の右手甲を殺めただけで宗次は去った。
  • 西条山城守の娘美雪と護衛役としての宗次は保土ヶ谷宿に美雪の祖母を迎えに旅出る。美雪は一旦大名に嫁いだが婚家を離れおり、宗次との旅は生涯忘れられない旅となった。それは祖母始め西条山城守からの美雪(知性・教養・作法・芸術的視野を持った心)との結婚を迫られることになり承諾した。「これからの困難と苦しみを共に歩む」と「大きな安堵を生涯に渡って護り抜く」と誓った。
  • 人間の三門の毒とは「三解脱門」
  •             貪欲
  •             瞋恚(怒り)
  •             愚痴
  • 「常歩(なみあし)」約1分間に約110m進む速さ(馬のなみあし)
  • 「馬と人間」
  •             江戸時代、町中で町人に触れて怪我をすると騎乗者の未熟者として笑われた。 だが、武家屋敷街では歩行者の武士等が四方に目配り不足な未熟者として後ろ指をさされた
  • 「精神の柱」
  •             匡正(きょうせい):じっくりと正しいことについて教え導くこと
  •             協和:相手を理解し争いをせず協力しあい仲良くすること
  •             憐愍(れんびん):弱いものや衰えてゆきつつあるものへの思いやりを忘れぬ事

「権力者の絶対法則」小粒になった政治家

2019-04-12 07:56:46 | 世界の動きから見えるもの

@安倍内閣「3本の矢」は昔からの焼き直しで言葉を変えているだけにしか思えない。昔からやっていることはほぼ変わらない政治政策、言っている事を行動で結果を出せるか否かだろう。最近の政治家は言葉の重みを感じない、内容・行動が全く釣り合っていないようにも感じるからだ。例えば「必ずします〜」「〜を真摯に受け止め」「徹底して、明らかにします」などなど書き表せない「重荷・実感を感じない単語」が多過ぎて、意味の無い「修飾語」しか聞こえない。 ここにある「できることを少しづつ〜」は、何もしないでも誰も問題にはしない(日銀総裁の振る舞いと同じではないか)。むしろ「何かをする事で知名度を下げ・名誉を傷つける」、だから「何もするな」とでも見えるのは私だけだろうか。 「3つの矢」でも使われている単語「大胆な〜=何もしない」「機動的な〜=見えないように」「喚起する〜=事を起こすな」など真逆に見えてしまう。「他力本願」的日本の政治家、とは言い過ぎだろうか。五輪大臣の言葉もその「浅はかで、無知無能な言葉」(失言)、人間性までを問われる。

『明日の日本を予測する技術』長谷川幸洋

  • 「権力者の絶対法則」を知ると未来が見える
  • 「安倍内閣の政策」
  •             「できないことはやらない。できることを少しずつやる」
  •             (権力者の絶対法則=平時には無用な戦いはしない)
  •      3つの矢
  •                         大胆な金融政策
  •                         機動的な財政政策
  •                         民間投資を喚起する成長戦略
  •             民衆・大衆の調査・動態を重視(支持・不支持率)
  •             大手新聞社等のマスコミ活動を利用
  • 「官僚に対する絶対法則」
  •             国税庁・財務省を敵に回さない
  •             理由:予算の大元権限(予算徴税権・編成権)を握っている
  • 「選挙に対する絶対法則」
  •             憲法改正(税制改正・国債法・自衛隊・国防・沖縄/米軍問題)を選挙前には出さない
  • 「経済力格差」2017年の調査・名目国内生産
  •             中国12兆ドル(1330兆円)軍事力GDP 2%
  •                         2018年度 国防予算18兆4500億円
  •             日本4兆8000億ドル(530兆円)軍事力GDP 1%
  •                         2018年度 防衛予算5兆1911億円
  •             ロシア1兆5270億ドル(171兆円) 世界12位となる
  • 「北方領土問題」
  •             米軍の地位協定(どこでも、いつでも建設できる基地)
  • 「韓国」
  •             大人の対応で付き合う・韓国の声明で即座に反応しない
  •             2016年韓国政府に10億円拠出、しかし慰安婦問題継続
  •             緊急時の在韓日本人への配慮はない(自衛隊による救出拒否)
  • 「米中関係」
  •             知的財産問題・毎年20兆円〜60兆円の窃盗的行動に対抗
  •             習首相「太平洋を米中両国で分けましょう」と提案
  •                         縄張り拡大こそが国益拡大=軍事力拡大
  • 「米国が起草した国連憲章」
  •             武力行使・戦争は国連憲章が認めていない=世界の矛盾
  •             米国草案の第9条・朝鮮戦争での警察予備隊=自衛隊

紙幣の肖像『新渡戸稲造』とは

2019-04-10 07:56:39 | 歴史から学ぶ

@日本の紙幣肖像、昭和59年の5千円札の肖像になった「新渡戸稲造」、くしくも2024年に新たな紙幣が発行される。 その初代5千円札の肖像人物、新渡戸稲造を読んでみた。日本人で最初に、海外で『武士道』を英語で執筆、海外の著名な政治家に読まれた日本・日本人を知る書籍となった。その内容は「日本の武士階級の精神文化」とある。学校での教育からではなく祖父・母・神主からの言葉が光る。母の言葉「世の中がどんなに変化しようと、他の誰からも絶対奪われないものがあります。それが学問です。徳のある学者になれば世界中どこに行っても尊敬されます」と。素晴らしい言葉に感化された新渡戸稲造はその後の日本人としての活躍を海外で果たす。それは「願はくば、我、太平洋の架け橋とならん」と学問・宗教・政治から日本を世界に導き、守り、発展させようと努力した人物である。 現代人で新渡戸稲造の様な人材がいるだろうか。人を愛し、人の心を理解し、書籍武士道にある「才能より品性が大切で、理知より霊性を正す」を重んじた人物。武士道は未だ多くの日本人の心・身体の何処かに潜み育まれていると信じたい。

『新渡戸稲造』神渡良平

  • 「願はくば、我、太平洋の架け橋とならん」稲造の志
  •             新渡戸稲造は昭和59年の日本の紙幣5千円札の肖像になる
  • 「武士道」書籍のリビューサイト

            https://books.google.co.jp/books?id=B0IaA99tQ20C&pg=PP1&source=kp_read_button&redir_esc=y#v=onepage&q&f=false

  • 尊敬する法学者ド・ラブレー氏「日本の学校では、宗教教育はしないのですか」との質問から自分の道徳観念は学校教育で教わったものではなく、幼少の頃からの祖父からの「武士道」である事を見出した。日本の価値観を客観的にみて説明する事を書籍にした。「武士道」を書いたのはカリフォニアで過労のための静養している時で、38歳、内容は「日本の武士階級の精神文化」当時(明治34年1901年)書籍はあまり売れなかったが、日本が日清戦争で勝利してから徐々に売れ出した。明治天皇始め欧米の政治家も参考にした。
  • 内容で利用したのが、上杉鷹山の「伝国の詞」(仁・人の上に立つ条件とは何か)など欧米人に理解できるように逸話を対比的に書かれている。日本人の欠陥を自覚するような人格、教養、社交性を重視。
  • 新渡戸の「武士の教育と訓練」で「武士がその弟子を教えるには、才能より品性が大切であり、理知よりも霊性を正し、それを発展させる事を目的としたい」、「我を生み給えるは父母、我を人となし給えるは師なり」
  • 「人間の持つ淋しさを3段階に分ける」
  •             贅沢な淋しさ=程度の低く、暇がありすぎ、仕事に没頭する事で癒される類
  •             人から慰められ愛され、理解されたいという欲求から来るもの、これは他人の淋しさを理解し、同情し、積極的に慰め、真心を持って尽くす時自ずから自分も喜びを与えられ、満たされるもの
  •             神と人間が全く1つになるまでは癒されない淋しさ
  • 母の言葉「世の中がどんなに変化しようと、他の誰からも絶対奪われないものがあります。それが学問です。徳のある学者になれば世界中どこに行っても尊敬されます」
  • 神主の言葉「人間は本来神の子、光明なのです。だから自分の子ことの鏡を澄まし、自分の内面からの光に照らされ行えば、他人が何と言おうと構わないのです。人の批判はあまり気にせず我が道を行きなさい」
  • 信仰の友として内村鑑三、乃木将軍が「人間としての素養は一体どこで積むのか」、新渡戸は自由主義で内面の豊かさを学生に臨んだ。


レゴと人間の次元を超えた世界『レゴ® ムービー2』⭐️3

2019-04-09 07:52:40 | 映画から見える世の中の動き

@映画  『レゴ® ムービー2』THE LEGO®MOVIE Part 2™

破壊されたシティに5年が経ち再建していたが、市民は新たな脅威に直面。それは、LEGO DUPLOが宇宙から侵入し、町を破壊しようとしていたからだ。EmmetChris Pratt)、LucyElizabeth Banks)、BatmanWill Arnett)らはLEGOの世界との調和を取り戻すため、新たな宇宙の世界で冒険を目指した。Emmetは3次元の未来の自分が全てを破壊しようとしている事を悟るが、誰も止められず崩壊し、皆が悲しんでしまう。それは人間の現実社会での兄妹喧嘩した事が原因で崩壊・壊さざるを得なかったのだ。だが、兄の愛情で回復し、LEGOの世界も回復、EmmetLucyは仲良くなる。**レゴの世界でこれほどまでに様々なパーツ・フィギュアーを繊細に駆逐したアニメション映画は、さぞや相当な時間をかけ制作されたと想像できる。素晴らしい動き(特に顔相)とその世界はなんとも言い難い、幼児から大人までが観ても飽きることはないだろう。


「バラ色」だけの人生はありえない『OPTION B』

2019-04-08 08:08:59 | 人生を「生かす」には

@「逆境、回復する力、そして喜び」がサブタイトルのこの書籍、突然の夫の死から自らが書き下ろした書籍である。最近富に若い人の死、特にがんで亡くなる人が増えている。突然愛する人が自分の域から居なくなることで自分を責め、何事に対しても自身喪失となり、しばらくは立ち直れない状況に陥る。この書籍は正にそんな状況から如何に早く立ち直るかの方法を伝授する、自分の経験と多くの人々の実話を語った書籍である。参考になるのは「3つのP」から如何に自分をそこから抜け出せるかということになるが、やはり時間はかかる、それに周りの協力なしには脱し得ないことだ。特に周りはどのように接したらいいのかのなかで「お辛いですね。いつも側にいますよ」と声をかけるとか、 「あなたなら乗り越えられる。一緒に乗り越えよう」が必要だとある。「OPTION B」は自分との戦いであり、それには小さな事でも一歩一歩やり遂げ、「ジャーナリング」(言葉を書きだす)は効果あるのかと思う。

『OPTION B』シェリル・サンドバーグ

  • 逆境、レジリエンス、そして喜び。人生を打ち砕く経験から回復するための、具体的なステップがある。レジリエンス(回復する力)とは自分で鍛えることができる力。人生の喪失や困難への向き合い方、逆境の乗り越え方を教える。失恋、挫折、人間関係のこじれ、仕事の失敗、突然の病、そして愛する人の死。誰であれ、「バラ色」だけの人生はあり得ない。フェイスブックのCOOシェリル・サンドバーグは休暇先で最愛の夫を突然失った。(2015年5月1日)
  • 苦難からの立ち直る=「3つのP」から断ち切る方法
  •             自責化(Personalization)=自分が悪いと思う事:自戒
  •             普遍化(Pervasiveness)=ある出来事が人生のすべての側面に影響すると思う事:自信喪失
  •             永続化(Permanence)=ある出来事の余波がいつまでも続くと思う事:
  • 辛いことに悩み続ける症状
  •             「自分独りの所為ではない、全てではない、ずっとではない」
  • 克服の為の行動
  •             「大丈夫、乗り越えられる」と広い世界、人類共通の経験であり、多くの人々と繋がっていると思うこと。
  •             「感謝できること」自分の今いる世界の恵みに感謝すること
  •             「レジリエンス」(回復の力)は心の内奥から生まれ、差し伸べられたた助けから生まれる。この世の良いものに感謝することから生まれ、最悪な事態をありのままに受け入れることから生まれる。
  •             「もっと悪い事態が起こっていたら」と想像すること
  •             「ジャーナリング」自分の気持ちを言葉で表し、心の内を吐き出すこと。(良いこと、悪いこと、上手くいった事、喜びの瞬間、人生で一番後悔していることなど)
  •             「生きる理由のある人は、ほとんどどんな方法ででも生き抜くことができる」(生きている限り希望を持てると思うこと)
  •             「悲劇を経験したことで感謝の念を強くする」
  • 4つの信念を持つ
  •             自分の人生は自分である程度コントロールできる
  •             失敗から学ぶことができる
  •             自分は独りの人間として大切な存在である
  •             自分のために役立て、他人と分かち合うことのできる強みが自分にはある(自己価値の認識)
  •            
  • 周りの友人の行動 「共感」と「苦悩」
  •             「みんなは寄り添いたいけどなんといって良いのかわからない」だから自分からその一歩を踏み出さなければ立ち直れない。だからできれば「これから何が起こるかは、あなたにも、私にもわからない。でもあなた一人に辛い思いはさせない。私もずっとそばにいるから」と声かけ、優しくハグする。
  •             「お辛いですね。いつも側にいますよ」と声をかける
  •             「あなたなら乗り越えられる。一緒に乗り越えよう」
  •             OPTION BのB(ベイビー)は養子縁組を考える
  • 哲学者セーレン・キルゴール
  •             「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」
  • ビクトル・フランクル
  •             「苦しみの中に意味を見出した瞬間、それは苦しみで無くなる」(死すべき運命を自覚した人は人生の優先順位を見直し、それが成長につながることがある。死との遭遇が新しい人生を導くのである)
  • 著作家アニー・ディラード
  •             「日々の活動の積み重ねが人生を作る」
  •             (ちょっとしたことをどんどんやってみること)
  • 高齢者の幸せ
  •             「人は歳をとるにつれ、どれほどワクワクできるかではなく、どれほど安らかな気持ちになれるかという観点から、幸せを捉えるようになる。」
  • シングルマザー
  •             1970年代から倍増、子供の15%が一人親家庭でそうした家庭の85%が母子家庭、日本お母子家庭は124万世帯、父子家庭は22万3千世帯
  • 自己破産の原因
  •             40%が病気を掲げる。癌患者では2.5倍ある。アメリカ人の46%が$400の突然の出費に対応できないという。
  • 成功の因子関係
  •         1957年世界初の人工衛星スプートニク打ち上げから50年世界に30の組織がある。成功させる確率がもっとも高いのは、過去に打ち上げで失敗した回数が多い組織だ。
  • 人の後悔
  •             後悔はやったことではなく、やらなかっとことに対して感じるもの
  • Facebookのポスター・教訓
  •             「素早く動いてぶっ壊せ」
  •             失敗を学習のチャンスにする(失敗の履歴書を書き発表)
  •             自分の盲点を教えてもらう(自分では気がつかない)
  •             社内で「本音の話」をすること(何事も人ごとではない)
  • 配偶者を亡くした後パートナーを見つける確率
  •             男性の54%が死別後1年後に恋愛関係を持つ、女性は7%
  •             高齢者の男性では15%が半年後に、女性は1%
  •             男性の25%が2年後に再婚、女性は5%
  •             (女性の場合、多くが子育て生活で忙しいという理由)
  • 離婚につながる夫婦会話
  •             「そっぽを向く」会話か「向きあう」会話
  •             6年後の結婚生活で、結果離婚は33%

信頼は変わらず『How to train your dragon』⭐️5

2019-04-07 07:58:07 | 映画から見える世の中の動き

@「ヒカップとドラゴン」の最終章「隠れた世界」を求め旅に出る『How to train your dragon 2』

ヒカップとトゥースレスらが住んでいたバイキングの村が悪の海賊に襲われ唯一の村を離れることに。神話にのみ存在すると考えられる隠された世界を探しに旅に出る。トゥースレスに新たな仲間(彼女)ができるが、トゥースレスと彼女が悪の海賊に襲われ連れさらわれる。だがヒカップらが格闘の末助け出す。トゥースレスらは皆ドラゴンの故郷に帰って行った。 新たな村でヒカップも結婚しバイキングの村人も幸せに。時が過ぎヒカップ家族とトゥースレス家族が再会、信頼の友は変わらない世界を子供達に見せた。 **信頼する友を持つことは、生涯心強い。時代が変わってもその信頼は変わらず、さらに子供達にも好影響をもたらす。仕事で得た友は、定年後、退職後「真の友人・親友」としての継続はかなり難しい。今自分の弱み、悩み、不満、喜び・楽しみを知っている・・そんな「親友」を持ち続ける、逆境の時信頼しあえる友はいるか。諺に「順風満帆の時、自分の真の姿がさらけ出される。逆境の時、友の真の姿がさらけ出される」


歴史上の人気=リーダーの条件『千思万考』

2019-04-06 08:23:32 | 歴史から学ぶ

@歴史上人気(人民の記憶に残す)になる為、歴史上の権力者は様々な出来事、戦果を創作・偽装したに違いない。立身出世、「筋」を守り、戦略家として、最後は非業の死。 現代の政治家でも政治家として歴史を残すべく、選挙に勝ち、選挙地に偉業を残そうとする。地元に金・人・モノが来ることは誰も拒まない、決して告発もしないだろう。その証が「政治家の像・碑」である。そんな歴史に現代は、新たな資料・証拠が出てきて真逆の説が見つかっている。本文での「日本の初代の総理大臣、伊藤博文、実は相当な女たらし」とか。「悪人」とみなされた人物は実は「善人で庶民に貢献」した、だがその時代の権力者によってネジ伏せられてしまったなど。歴史は変わってしまうかもしれないがこれからの考古学者の真実の発見に期待したい。

『千思万考・歴史で遊ぶ39のメッセージ』黒鉄ヒロシ 歴史を過去・現在・未来と分けて観る

  • 「人間の欲望」
  •             生存への欲望
  •             安全への欲望
  •             集団帰属への欲望
  •             尊敬と愛情の獲得の欲望
  •             自己実現への欲望
  • 「人が恐怖する理由」
  •             痛覚への不安
  •             近親者との別れ
  •             財産権の放棄
  •             不条理感
  • 「歴史上の人気条件」
  •             大出世(立身出世)
  •             筋を通す(忠孝を含めた倫理性)
  •             軍略家として劣勢を跳ね返す能力
  •             非業の最後を遂げる
  • 「人の価値観を見出す物差し」
  •             権力型           
  •             経済型
  •             芸術型
  •             理論型
  •             宗教型
  •             社会型
  • 「リーダとしての役割」
  •             予測性に富む
  •             優先順位の付け方に過ちがなく
  •             決断力と行動力を兼ね備え
  •             破壊力と建設力に優れ
  •             管理・維持能力に長けている
  • 「織田信長」根幹は「既得権益」の破壊=「規制緩和」
  •             楽市楽座の創設
  •             関所の廃止
  •             南蛮貿易の推奨
  •             キリスト布教の許可
  •             兵農分離
  •             信長には息子が11人、娘が10人
  • 「斎藤道三」成り上がりの梟雄
  •             油屋〜土岐氏重臣〜斎藤家(乗っ取り権謀)
  •             全権を持ち、意見を聞かず、細かい所まで徹底、頑固
  •             息子義龍(17500兵)対道三(2700兵)で討たれる
  • 「豊臣秀吉」
  •             「主人は3年、部下は1年」出世術と部下の信頼関係
  • 「徳川家康」遺訓「忍耐」「律儀」
  •             「人の一生は、重き荷を負うて遠き道を行くが如し」「己を責めて、人を責むるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり」
  • 「明智光秀」
  •             「不慮の儀・魔が差した」本能寺の変、行動に計画性が欠けた
  • 「松永弾正」信長を2度も裏切った演出家
  •             13大将軍足利義輝を殺害、三好家へ謀反、大仏殿を延焼
  •             芸術と武力の才能・天守閣「多聞山城」は安土城の原型
  • 「大谷吉継」
  •             石田三成との「義」関ヶ原を戦う「我命殿に捧ぐ」家臣の人望
  • 「石田三成」秀吉の「忠臣」
  •             「人の道」「男の道」「筋」「凛」として性格、人望なし
  •             旗印「天下の下、人が万人為に、万人が一人のために命を注げば、人々の暮らしは吉となり、太平の世が訪れる」
  • 「武田信玄」勉強家=旗印・風林火山
  •             人は堀、情は味方、武田の施政方針は家康が採用
  • 「上杉謙信」「信」「義」
  •             「思い込むこと、信じ込むこと」がことを成就させる秘訣
  • 「千利休」茶道で一生を作り、自滅させた
  •             「整い過ぎてしまっては、美は輪郭を弱くして隠れてしまう」
  • 「坂本龍馬」
  •             固定概念の打破と先見性、交渉力=胆力・気力
  •             人脈=松平春嶽・勝海舟・佐久間象山・大久保一翁など
  •             蒸気船事故での損害賠償交渉力=紀州藩vs土佐藩に摩り替え
  •             グラバー商会仲介役・弥太郎のビール事業(麒麟)
  •                         図柄・頭は龍、体は馬=龍馬
  • 「西郷隆盛」 「敬天愛人」(天を敬い人を愛する)
  •             「政り事をするものは低給で・」明治政府役人の豪華さに不満
  • 「大久保利通」西郷を裏切った男
  •             政治家のリーダシップを舵取った最初の政治家
  •                         版籍奉還・廃藩置県・中央集権体制・地方行政・殖産
  •             利通の給与は官僚の5〜7分の1位の低額だった
  • 「田沼意次」賄賂政治家
  •             外貨獲得のための長崎貿易
  •             銀貨の鋳造・鉱山の開発・蝦夷地調査
  •             商業者からの税収、それを景気刺激策で使う
  •             自然に負けた政治家
  •                         浅間山大噴火・江戸の大火・天明の大飢饉
  • 「伊能忠敬」4千万歩・後半生で学問
  •             大日本沿海輿地全図、忠敬の死後3年に完成
  •             シーボルトの国外持ち出し事件・欧米が正確性に驚愕
  • 「新渡戸稲造」農学者・国際人・言論人・著述者・思想家
  •             「武士道」書籍は米国から普及(1900年)
  •             「新渡戸裁定」は国際規範として評価
  • 「福沢諭吉」
  •             「貧富の差は、学問の有無に有り」
  •             明治の十人に一人が読んだ

カネ次第の暗殺プロ『Triple Threat 2019』⭐️3

2019-04-05 08:13:04 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『Triple Threat 2019』

中国に本拠を置く億万長者が競争相手を暗殺するアクションスリラー映画。 Michael Jai WhiteScott AdkinsMichael Bispingらは、億万長者に雇われたプロの暗殺者グループ。暗殺グループはまず捕虜になった仲間リーダーを助け出す。その際アジア系(中国・インドネシア・タイ)の仲間を裏切り放置、爆弾を仕掛ける、だが爆破寸前でアジア系の捕虜らが逃げ出す。暗殺グループは競争相手の中心人物を殺害しよう襲撃、追跡する。 Tony JaaIko Uwais、そしてTiger Chenは、裏切られ爆破寸前で逃げたした三人、がその中心人物を助けるが、窮地に嵌り取引する。**銃撃戦、逃亡戦等のアクション以上にやはりカンフー健闘は見応えがある。 やはり貧富の差、格差(権力の独占)が過ぎると人はカネ次第で何でもする時代が来るのか、既にそんな世が他国(近隣国)ではあるのは怖い。


家族のため悪に手を出す『運び屋』The Mule 2018⭐️5

2019-04-04 07:55:26 | 映画から見える世の中の動き

@映画『運び屋』The Mule 2018

80年代のEarl Stone(クリント・イーストウッド)は受賞歴のある園芸家、だが、財政破滅に直面、家族と別居生活を余儀なくされる。必死にお金を儲ける為運び屋を引き受けるが、途中まで何を運んでいるのかさえ知らず、その後メキシコの麻薬カルテルコカインを運ぶ「ラバ」になっていたことを知る。彼の年齢、人種、汚名のない犯罪歴、および運転法の厳守のため、Earlはすぐに大量の麻薬に信頼され、多額の現金を受けることになる。「薬の運び屋」で稼いだお金で新しいトラックを買い、経済的問題を解決し、地元のVFWポストの改装と彼の孫娘の結婚式と教育のために支払う。 その間、麻薬取締局(DEA)のタスクフォースが摘発に動き出す。Earlは大規模なコカインの出荷の途中で、別居中の妻が重い病気であることを知り、看病に家に帰り、妻に過去の侘びを入れるが暫くして亡くなりショックを受けながらも遅れた荷物の運び屋に戻る。 輸送途中、遂に麻薬取締局に逮捕され、裁判で罪を認め刑務所へ。刑務所では妻が愛した花を育てることに専念する。 **人は窮地に追われると何でもする、誘惑から「悪の道」へも入り込む。日本の20年後は少子高齢化の絶頂期、高税率、高医療費となる。それは高齢者(年金生活者も含め)は年金だけでは完全に無理だと誰もが解っているはずなのに「穏やかで、争いを避ける人種」の日本人は何も政治改革を訴えない。自分の立場を保守する政治家にとってとってもやりやすい国民となっている・・・そろそろ資本主義・自由主義を見直すときかも。 


幸せを掴む「選択・決断」『サバイバル・決断力』

2019-04-03 08:04:02 | 人生を「生かす」には

@「幸せを掴む方法」、人にはそれぞれ人生での選択・決断が多くある。ここではより良い人生を迎える為・幸せを掴むための意思決定を補助する仕組みを学ぶことができる。例えば、就職・転職・結婚・宅地購入など、また日常の生活での商品・食品購入をどのように選択、決定する「意思決定」は多いが実際にこの5段階フィルターをうまく使いこなすことで大きなリスクを回避することができる。 最近はメディアからの過剰なバイアス・噂など選択肢を「売り手の仕掛け」で購入することがあるが、自分の「META」を信じることだ。 「直観」も見逃せない選択の技となる。 文末にある米国人と日本人のサバイバルの違いもなるほどと頷ける。

『サバイバル・決断力』印南一路

  • 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン
  • 「意思決定」=情報収集・分析・推論・予測等の思考活動が必須
  • 「決定・決断」=幸せとは何かを知る究極的な価値基準になる
  •             運と才能がもたらす結果
  •             人生は思うようにならない
  •             真摯な動機で決断すれば誰かが応援してくれる
  •             人生の後悔「決断した・決断しなかった自分」
  •                         「人生に失敗がないと人生を失敗する」(斎藤茂太)
  • 「意思決定の5段階フィルター」
  •             1、Meta (メタ判断)
  •                         真の問題(問題の本質)が何かを考える
  •                         必要度・緊急度・重要度・価格・品質・スピード
  •             2、Choices (選択肢の生成・絞り込み)
  •                         選択肢を作り、優先順位で絞り込む(点数化)
  •             3、Evaluation (選択肢の評価)
  •                         選択肢のリスク評価・結果を予測
  •             4、Decision (決断)
  •                         直観・最小リスクを考える
  •                         バックアッププランを用意
  •             5、Learning (評価学習)
  •                         結果を評価・反省する
  • 「転職・起業」を選択する際の自分を2つに分け思考
  •             経営者か労働者か(使う人か、使われる人か)
  •             政治家か研究者か(人に興味があるのか、物事に興味があるのか)
  •             起業家か勤め人か(個人で事を起こす人かどうか)
  •             チャレンジ派か安定派か(新しいことにチャレンジする人か)
  •                         イマジネーション・クリエイティビティ力
  •                         (想像力・創造力)
  •             人生に安定性を求めるかそれ以外の価値を求める人か
  • 「人間の感情をコントロールする方法」
  •             マズローの5段階説
  •                         生理、安全、愛・所属、承認・尊重・自己実現
  •             尊重・敬意、繋がり、自己決定、ステータス、役割
  •             どの欲求を傷つけているかを注目し、修復すること、また、アンガーマネジメント(怒り管理)は大きく深呼吸し、100から3づつ引いた数を数えていくなどの(カウントバック)手法がある
  • 「AIと人間の意思決定を比較」
  •             AI=記憶・計算、情報処理、データ解析(音声・画像含めた)
  •             人間=マニュアル化されない作業、クリエイティブな分野
  • 「選択肢」
  •             サブウエイ(サンドイッチ)は選択が多く、日本人には不向き
  • 「優柔不断」
  •             状況困惑型=何をしていいのか解らない
  •             熟慮逡巡型=選択肢を切り捨てられない
  • 「米国人と日本人」
  •             米国人=自己主張でサバイバル
  •             日本人=対立を避けてサバイバル

親子の絆を蘇らせる『Trading Paint 2019』⭐️4

2019-04-01 07:59:28 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『Trading Paint 2019』

カーレースで伝説的な連勝が失敗し脱落始めると、父SamJohn Travolta)と息子CamToby Sebastian)の間に亀裂が、優勝出来なかったのは古いエンジンの所為だと父に不満を訴え、親子関係がもつれ合う。ライバルはこの亀裂を利用して、Camをライバルに引き込みに有利なレースをもたらす。ライバルはCamに、Samに危険運転を仕掛けるように話しかけるが、Camは避ける。怒りを持ったライバルはCamに危険な運転を仕掛け、重傷を負わせる。父は新たなエンジンの車を購入、Camに戻ってきても引き受けると約束。新たな車でCamが運転、レースで優勝する。父と息子の絆を蘇らせ、周りの熱い声援を受ける。 **親子の仲はちょっとしたことで壊れやすく、回帰は難しい。 だが、実に心の持ちようで人は寂しく、空白になった時の言葉次第で回復する、それは親子関係だからかもしれない。醍醐味がある男同士の絆を見ることができる映画だ。