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故郷を去る思い『ベルファスト』⭐️4

2022-03-21 07:42:34 | 映画から見える世の中の動き
現代のウクライナの家族離散を見ているような悲しい思いだ。 紛争・戦争で家族の絆が崩れだす愛した場所を去ることの辛さは当事者にならないと決して味わえないだろう。残るものと、残されるもの、そして双方に失くしたものが・・・戦争で得るもの、それは戦争に勝った首謀者だけかも知れない。
『ベルファスト』 https://belfast-movie.com/about.php
北アイルランド、ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は家族と友達に囲まれ、充実 した毎日を過ごす9歳の少年。しかし、1969年8月15日、プ ロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃、北アイルランド紛争、を始めたのだ。バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。そしてベルファストは、この日を境に分断されていく。暴力と隣り合わせの日々のなか、 バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる――。 実際、1998年までに3600人が死亡した。