ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

世界の常識『米国の物価変動』

2022-03-08 10:02:39 | 世界の常識(平均値など)
米国の過去20年の物価変動で脅威的な値上がりは医療費、次に教育費と続いている。日本も今後足並みを揃えるだろうが、このウクライナ侵攻でエネルギー関係(電気、ガス、ガソリン・燃料)が一気に値上がるが、日本では電気、ガスは既に毎月値上がり状態だ。 既に2021年度比で10%上がっており、さらに値上げなる。(東京電力146円増、中部電力153円増、関西電力1107円増、ガスでは、東京ガス109増、大阪ガス113円増)
世界の変化:株暴落、金暴騰、超インフラ社会
今後やはり「エネルギ代替え」が発見・開発されない限り続きそうだ


毎日変化のない生活から人生脱却『クレイジー・ヘブン』 

2022-03-08 07:44:43 | ミステリー小説から見えるもの
田舎から出てきた圭子には才能もなくヤクザの囲い美人局になる、言われるままの苦しい生活を強いられた。 現実、人間、誰も苦労なしでより良い生活ができるはずがなく、他人頼りの生活をするしか選択がないもの頷ける。人は生まれつき何かの才能がある、ただそれを見出せないだけだと悟ることだ。慢性生活からの脱却は自分次第。誰一人苦労なしの生活はあり得ない。
『クレイジーヘブン』垣根涼介
「概要」旅行会社に勤め、ありふれた日常への疑問を抱えて日々を送る坂脇恭一27歳。冴えない中年ヤクザと同棲し、美人局の片棒をかつぐ元OL田所圭子23歳。ある時、圭子が恭一の同僚をカモろうとしたことから、二人は出会い、絶望の底なし沼へと転がり堕ちていく。揺れる心、立ち塞がる枠(フレーム)――やがて、境界線を跳び越えて走り出した二人が掴んだ自由とは?
ー「クレージーヘブン」とは精製コカを水で薄めた催淫剤とある。セックスを最高潮に盛り上げる液体で中年ヤクザはそれを販売し生計を立てていた。その男の下には美人局の圭子がカモとなる男を誘い所謂「売女」を売り物に金をムシ取る脅しもやっていた。
ーある日、圭子のカモとなったのが恭一の同僚で、会社から毎月数万円を盗んでいた借金まみれの男でカスを引いたことでヤクザはカモに落とし前をつけるようと呼び出すと、代わりに恭一が現れる。 恭一は度胸もありヤクザにも気後れしない性格で暴行、遂に一線を超えてしまう。
死体を山に埋め、車を海に落とし、ヤクザの男が逃げたかのように全ての証拠を消滅した。
ーそれ以来、圭子は恭一と同棲生活をするが、圭子の自由を勝ち取るためにヤクザの館に大金とクレージーヘブンを盗み、遠方へ逃げることを決意する。
「過去を引き摺るものは、北へと逃れる。過去を清算するものは南へ足を運ぶ」と2人は南へむかう。